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R3BIRTHの虹を咲かせる朝香果林――ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live! 虹が咲く場所

こんにちは。かみなりひめです。

ライブやイベントが終わると、
たいがい仕事が忙しくなるのって
一体何なのでしょうね……?

お陰様で、感じた想いをまとめるのに
必要以上に時間を要してしまいました。

ラブライブ!
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
5th Live! 虹が咲く場所
お疲れさまでした!

アニガサキ2期を引っさげてのライブですが、
それぞれの週でコンセプトが異なっておりました。

➀2期13話の追体験に特に重きが置かれた
Colorful Dreams! Colorful Smiles!」公演
➁1期をも含めてアニガサキを通史的に追い、 
虹ヶ咲の今後をも予見させるような
Next TOKIMEKI」公演。

この二つのコンセプトで構成されていました。

今回は特に、Next TOKIMEKI公演の
初日に抱いた想いについて述べていきます。

正直な話、この公演の中で
もっとも胸を打った場面というのは、
アニガサキ2期の挿入歌たちや、
新曲ではありませんでした。

これらよりも、もっと大きな感動が
ある楽曲で去来したのです。

その楽曲こそ、

朝香果林「VIVID WORLD」

1.5thライブとR3BIRTH

この5thライブが、アニガサキ2期
背負ってのライブであるということは
すでに述べたとおりです。

しかし、それと同時に、
ある人々にとっては「はじめて」が詰まった
とても貴重な公演でもあったのです。

そのメンバーとは、

R3BIRTHの三人です。

虹ヶ咲加入後はじめての13人でのライブ
アニガサキを背負ってのはじめてのライブ

R3BIRTH組にとっては待望の、
そしてはじめて尽くしのライブでした。

そのR3BIRTH組は、幕間アニメでは、
残り9人のパフォーマンスを
 客席から見てみたい!
」と願うのです。

そんな幕間アニメが終わると、
R3BIRTH組の願いを叶えるようなかたちで、
アニガサキ1期の歴史をたどっていく、
1期挿入歌メドレーが始まりました。

NEXT TOKIMEKI公演1日目における
アニガサキ1期メドレーのラストこそが、
朝香果林VIVID WORLD」だったのです。

2. VIVIDに色が増える虹ヶ咲WORLD

この朝香果林VIVID WORLD」は、
アニガサキ1期9話の挿入歌でした。
もちろん果林さんのお当番回です。

5話にてエマの誘いもあって、
同好会に加入する果林さんでしたが、
加入当初の果林さんの意識はというと、
仲間だけど、ライバル」でした。

ゆえに、1期9話で、
DIVER FESに出場する一人を決める際に
決めあぐねる同好会メンバーを見兼ねて
次のように言うのでした。

互いに遠慮しあった結果、運頼み……。そんなのでいいわけ? 衝突を怖がるのは分かるけど、それが足枷になるんじゃ意味ないわ。それで本当にソロアイドルとして成長したと言えるの?

(アニガサキ1期9話での朝香果林のセリフより)

そんな果林さんでしたが、
DIVER FES本番の雰囲気に気圧され、
自身の出場を躊躇ってしまいます。

そんなとき、手を差し伸べてくれたのは
他でもない、虹ヶ咲のメンバーでした。

そして果林さんは、次の言葉を残して
ステージへ立つのです。

仲間だけど、ライバル。
ライバルだけど、仲間!

(アニガサキ1期9話での朝香果林のセリフより)

アニガサキ1期の同好会加入順としては
もっとも遅いはずの果林さん
そんな果林さんの歌う「VIVID WORLD」は
虹ヶ咲を象徴する言葉の宝庫でした。

正解も輝きもひとつじゃないから
Just like a Rainbow Colors…

(朝香果林「VIVID WORLD」)
(メンバーのイメージカラーの光が降り注ぐ演出、好き)

ひとりひとりが、自分自身の表現したい
ことを、真剣に表現すること。
それは一見バラバラかもしれないですが、
集まれば「」というひとつの輝きになる。

それを、朝香果林という人が歌うことで、
感動はより一層増幅されていきます。
そこには、果林さんの気づき、そして成長
読み取ることができるからでしょう。

このような文脈を持つ曲こそが、
朝香果林VIVID WORLD」なのでした。

3. R3BIRTHと「VIVID WORLD」

さて、話はふたたび5thライブに戻ります。

VIVID WORLD」の歌詞を借りれば、
翡翠・プラチナシルバー・ピンクゴールド
という「正解」も「輝き」も異なる、新たな
虹の色が増えたのが、この5thライブでした。

ここで、今回のライブタイトルを
あらためて想起してみましょう。

虹が咲く場所

しかも、このライブが開催されたのは、
かつて9人が初めての虹を咲かせた場所
武蔵野の森総合スポーツプラザでした。

ということを踏まえると、
今回の5thライブから新たに咲いたのは、
R3BIRTH組3色の虹でした。

ならば、「虹が咲く場所」というのは、
R3BIRTH組の「」が咲くということを
意味していると考えられます。

その3色が「」に加わることを認め、
虹ヶ咲における新たな「」を作ったのは、
VIVID WORLD」なのではないでしょうか。

4. おわりに

R3BIRTH組も交えた13人の虹ヶ咲
そんな新たな虹が描く物語は、まだまだ
続いていくのです。

Next TOKIMEKI公演2日目にて、
今までの虹ヶ咲の活動風景をまとめた
動画が幕間に流されていました。

そのBGMだった「未来ハーモニー」には、
こんな歌詞があります。

歩いていこう ギュッとずっと
虹が待っているよ
夢見る度 色が増えていく
やっと来れたね きっともっと
奇跡を信じていくよ

(虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会「未来ハーモニー」)

このNext TOKIMEKI公演を経て、
新たに増えた虹の色たち。

これから、彼女たちはどんな未来を
描いてくれるのでしょうか?

(Next TOKIMEKI公演2日目の現地に咲いた虹を添えて)

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