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過去問はいつから始めるか?(AD)

こんにちは。かみなりひめです。

さて、世間は師走に入りまして、
寒さも厳しさを増す一方の今日この頃。

ふと書店に入ると、
ひときわ賑わいを見せている一角が。

そこは、大学受験参考書コーナー。
通称「赤本」をはじめとする過去問題集に
群がってワイワイと話し込む受験生たち。

●●大の現代文は硬質で良問だ」だの
○○大は確率漸化式が毎年出題される」だの
予備校や学校での過去問題演習において得た
知識を披露する光景に微笑みがこぼれます。

さて、そんな光景を目にしながら、
いっぽうで私は思うのです。

それ、第一志望の傾向だったら、
 少し出遅れてない??
」と。

今回は、通称「赤本」「青本」などを用いた
過去問題演習をいつから始めておくべきか?
を述べていきたいと思います。

※この記事で伝えたい内容に飛びたい人は、
        目次「3」からご覧くださいませ※

1. 過去問題演習の意義

さて、先の問い
過去問題演習をいつから始めておくべきか?
ですが、これには答えが二つ存在します。

それは、「過去問題演習」という営為に、
二つの意義があるからです。

私が考えるその「意義」とは、
①志望大学と自分との距離感をつかむ
②志望大学の傾向をつかむ

という二点に尽きます。

①については、自分が目標とする大学と
現状の自分との差をつかむ
ということ。

現状の自分でも問題なく解ける問題と、
そうでない問題をと区別したうえで、
解けない問題の原因分析を行います。

未習内容ならば、まずは学校・予備校の
授業などで教わるか、自学自習でどんどん
学習を進めればいいだけ。

既習内容ならば、忘れてしまったのか、
理解がそもそもあやふやなのかを、
教科書・参考書などに戻って確認。

ここでの分析に基づき、
今後の学習計画を立案し、着実に進めることで
合格が近づいてくるはずです。

②については、先ほどの参考書コーナーで
受験生たちが話していた内容とリンクします。

たとえば、歴史科目で言えば、
ここ数年ずっと戦後史を出題していない大学を
受験するのに、戦後史を必死に勉強しては、
あまり効率がよろしくありません。

逆に、数学で例を挙げると、
大問1で必ず整数問題が出る大学を受けるのに、
整数の学習内容がおぼつかなくては、
合格は遠のいてしまうはずです。

こういった、近年の出題傾向に沿った学習計画の
立案
には、過去問題演習はうってつけです。

また、問題の傾向だけではなく、
■当該大学の受験生のデータ
■各科目の配点

なども目を通しておきたいポイントです。

配点については、これがそのまま
学習時間の配分にもつながっていきます。

英語150、国語100、社会100の配点なら、
英語は国語や社会の1.5倍は勉強したいですね。

問題そのものの傾向だけでなく、
受験生や配点の傾向も知ることで、より効率的に
学習を進めていける指針となるはずです。

2. それぞれにふさわしい時期

ここまで、過去問題演習の二つの意義について
話を進めてきました。

①志望大学と自分との距離感をつかむ
②志望大学の傾向をつかむ

では、これらの意義に沿って、
過去問題演習を行っていく場合、
どの時期が最適なのでしょう?

まず、
①志望大学と自分との距離感をつかむ
ためには、遅くとも高校3年の夏休み前には
一度問題を解いておきたいですね。

夏休みという時間は、自分が進めたい学習を
自分の計画でもって行える時期です。

この機を逃さずに、
理解が曖昧な既習内容に取り組んでみたり、
志望大学で出題されている未習範囲を終えたりと
自分のニーズに合った学習をするためにも、
過去問題を活用してみましょう。

また、
②志望大学の傾向をつかむ
ことを目標にする場合、各科目の未習範囲が
ひととおり終わるだろう秋以降に進めましょう。

各分野の基礎基本となる内容が分かったうえで、
それらがどう応用されているのか?
どの内容が頻出/ほとんど出題されないのか?
という点を確認するとよいでしょう。

未習範囲があると、それを的確に把握する
ことが難しい場合があります。

また、過去問題演習というのは、
第一志望だけでなく、第二志望以下の学校でも
ある程度は行う必要があります。

第一志望の過去問題を10年分、
第二志望から第五志望までの過去問題を5年分
と考えると、かなり時間が必要です。

「現代文」「数学Ⅰ・数学A」のように
既習・未習の差があまりないような科目は、
少しでも早く過去問題演習を進めていくことを
おススメします。

3. 本題はここから

さて、ここまで読んでくると、
真面目に過去問題演習について話すだけの
noteになっています。

まさか私ごときが受験指導について
本格的に語ろう‥‥なんてことはありません。

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相棒・とば先生も、
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冬コミ2日目、皆様のご来場を
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