Co.山田うん「話のない物語」鑑賞メモ

・演者との距離が1メートルほど。こんなに迫力を感じられる機会は、なかなか無い。

・「あたらしいししおどり」の衣装は、黒のスーツにネクタイ。大きな白い鹿の角のオブジェが舞台後方に置かれる。

・「プレリュード」、群舞の圧倒的なパワー。「土牛美」(!)。大きな虎のぬいぐるみ。雲のモチーフ。後半上からひらひらと青色や白の色紙?が落ちてくるシーンは、まるで天国にでもいるような不思議な高揚感と多幸感。
ダンサー達の衣装も一人一人異なり、それぞれの身体が美しく見える様な、キャラクターに合うような衣装になっていたのでは。

・なぜダンスが好きなのか。圧倒的なパワーを目で見て、息遣いを感じることで、不思議と力がみなぎってくる。私の体にも、もしかしたらこんな風に動ける可能性が秘められているのかと思うと、実際は途轍もない訓練が必要だろうけれど、とてもワクワクする。日々の中で、体に入っていた変な力がスッと抜け、エネルギーがふつふつわいてくる。

・演者がこちらをじっと見てくる場面。思わずこちらからもじっと視線を送る。