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【競馬予想】日本ダービー予想、王道VSジンクスブレイカー

 おや、ジンクスブレイカーってどこかで聞いたことあるような……?
 なお、副題は『15年クラシック世代好き脳破壊ダービー』となっております。

【日本ダービーの概要と傾向】

 今年の日本ダービー(東京優駿)、今年で90回ですって! マジですごい!
 かつては今では考えられない20頭越えた多頭数でのレースだったため勝利には馬群に飲まれない位置取りが出来る運が求められるわけですが、1992年に上限は18頭に設定されて戦術の面が強く現れ、馬場の改修や調教技術の向上などの積み重ねで今に至っております。一発賭けだろうがなんだろうが、このレースでは一番それを掴み取った馬が強い現れであります。

 数多くの歴史の中で…
 GⅠという激戦を続けて出走することによる人馬の絆を求められる場面が多くあり、乗り替わりというコンタクトと経験が不十分な状態では活かされないのではと推測される理由として挙げられる『今回乗り替わりの前走GⅠ出走馬の敗北』のジンクス。なお前走がGⅡ以下であったり一度はコンタクトして出走済みの場合はその場限りではないので、実質この場合は『鞍上が初コンタクト相手の乗り替わり』となりますでしょうか。
 皐月賞でも挙げられましたが、同一競馬場のコースであってもレースによって相手関係やレベルが異なるもの。楽勝の形で勝利できたとしても、実際のダービーの舞台ではメンバーレベルの強化は勿論のこと空気が一変するのかどの馬も勝利していない『青葉賞馬のダービー不制覇』のジンクス。なおリステッドのプリンシパルステークスも一度も勝ち馬は出てませんが、これはメンバーレベルやコースの都合上かなり厳しものとなっております。
 それぞれ筆頭として武豊鞍上のファントムシーフクリストフ・ルメール鞍上のスキルヴィングという数多くの歴戦を経験した名手が難攻不落のジンクスに挑みます。あ、他にも乗り替わりの馬がお多いのですが、それは割愛させていただきたく!

 対して王道では皐月賞からの直行組としての筆頭は横山武史鞍上のソールオリエンス。ニ年前、同じく無敗で皐月賞馬に輝いたエフフォーリアで挑みましたが後もう少しのところで後ろから猛追を繰り出す福永祐一鞍上のシャフリヤールに競り合った状態でゴール。──『ハナ差』で夢へと消えてしまいました。あれから昨日の事のように思い出すこともあり、今でもレース映像を見ることが出来ない武史騎手ですが再び日本ダービーの舞台へ、最有力馬である新たな相棒とともに挑みます。同じような雰囲気を漂わせる舞台でトラウマを払拭することが出来るかが重要。
 ですが皐月賞組もただ手放しに評価するには難しい事情があり、酷く馬場が渋っていた重馬場でのレースだったのでその影響がどこまであるのか、そして力関係として完全に定まったものではないというのがちらほらと聞こえる見解でしょうか。だからこそ、不完全燃焼で終わった組であったり、他にも数多くのダービー馬を排出した京都新聞杯、そしてその他の奇妙な路線からも参戦が大きな牙をむいてくるわけで、果たしてここを突破出来るかどうかが焦点でしょう。

 上位拮抗に見えて実は一発も潜むこの日本ダービー、果たして勝利の栄冠を掴むのは誰だ!


・ペース予想:スロー~ミドル(先頭候補:③ホウオウビスケッツ)
※なお、④トップナイフがハナを奪った場合、もしかしたらスロー以下に落とす可能性はあります。
・馬場予想:良馬場
・戦況予想:上位拮抗だが一発あり

【予想】

 無敗で皐月賞を制したソールオリエンス、そのレース内容から他の馬とはずば抜けている印象にあるわけですが、それを陥落する可能性として
 1.ドスロー展開による末脚勝負でソールオリエンスより勝った時
 2.馬群形成で凝縮型による直線のロス
 3.縦一列の馬群形成で最後列による届くかボケー状態を起こす
 の3つでしょうか。

 といってもコメント長くなるので簡略でお伝えしたく。みんな調教とか馬体良すぎるのだ……

◎⑤:ソールオリエンス

 ごめん、切る要素は無いや。ここまで条件が揃っている状況であれば後は鞍上である横山武史の手綱が一番の鍵となるでしょう。てかこれで制覇したらニ年目でキタサンブラック産駒無敗二冠馬を生み出しちゃうのか……まじで?

○⑱:サトノグランツ

 ここで一発は決めたい友道×川田のマカヒキタック! 大外枠自体はワグネリアンの件もあったりするのでそこまで気にするものではないでしょう。血統面も距離伸びた状況は問題なく、後は一皮脱いだ川田の手綱さばきのみ。といってもリバティの件でなんか一山超えて重荷から脱した様子だし、何かあります。

▲⑭:ファントムシーフ

 ここで乗り替わりのジンクスを乗り越えたい武豊×ファントムシーフのタック。前走の皐月賞は重馬場の中落鉄などの不利がありつつもの3着。事前に追い切りの調教も三回とも武豊がコンタクトを取るなど念入りに行っているのは好感触。後は当日の状況次第。

△:②スキルヴィング、⑦フリームファクシ、⑩シャザーン、⑫タスティエーラ、⑰ドゥラエレーデ

 ひとつひとつ語ると長いのでこちらは広めに買いたい面々を。実は乗り替わりや青葉賞からの馬でも馬券圏内に入るケースはあるので、必ず抑えておきたいと思い入れています。後気になるところ言うならシャザーンでしょうか、上記の展開予想もあるようにドスロー展開になった際に一番怖いのはこのあたり。でもどの馬も一発あり得ますからね。どうなることやら。


 では以上、予想結果等はまた後日お伝えします! ではでは。

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