見出し画像

3月14日新宿末廣亭中席

久しぶりの定席寄席。久しぶりの落語協会の芝居。
昼席のみだったし、二つ目の後からの入場でしたが、さすがの聴き応えでした。
トリの柳家小袁治師匠の傾向なのか渋いメンバーだし、三遊亭歌武蔵師匠の相撲漫談(?)以外は落語家さんはみんな古典落語。
「鮑のし」「豊竹屋」「転失気」「長屋の花見」「つる」「二人旅」などなど、王道中の王道。
浅い時間の反応が悪かったか、思ったように受けずにやりづらそうな印象もあったけど、色物さんでは、ロケット団や紙切りの正楽師匠も盛り上がってました。
若手が元気で比較的エキセントリックな芸協を観ることが多かったので、久しぶりの落協の芝居は相対的に年齢層は高く、良くも悪くも重厚だったが、これこそが落語であり、これこそが寄席だなぁと実感しました。お客は40人ぐらい。
また、近いうちに落協の芝居に行きたい。真打披露興行があるか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?