尾身先生のインスタと科学技術コミュニケーション
「皆さんの声を聞かせてください。皆さんの力を貸してください。」
尾身茂先生と専門家有志の会、新しい取り組みを始めた。
Twitterで意見募集&まさかのInstagram開設。
少しでも多くの国民と対話すべく身体を張っての挑戦。本当に頭が下がる。
「この突拍子もない取り組みが上手くいくかは正直わかりませんが、
ぜひ皆さんの力をお貸しいただきたいです。」
そして、注目したのがここ。
「尾身先生はインスタに興味津々ですが、デジタルには疎い部分もあるので、口述筆記での投稿支援や動画配信のサポートなどを、ボランティアスタッフが行っていきます。」
ふと考えた
科学技術コミュニケーターって、
専門家と市民の間に立って活動するイメージがあると言うか、そういう役割を自認しているけど、
専門家の裏方に入って、市民との対話を促進させるのも立派な科学技術コミュニケーターだよね、と。
ともすると、専門家の側に立って(一方通行な)発信だのPR活動だのするのはコミュニケーターの役割じゃない、市民の側に立て、という批判も聞こえてきそうだけど、
それとは違うやり方で、専門家のそばで活動するやり方はあるよね。
というわけで、尾身先生たちと、インスタの向こう側にいるたくさんの若いユーザーの間に、等身大の意見交換がどんどん始まることを期待します。
気になること、不満、不安、愚痴、どんどんぶつけてみよう。
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