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息子から学ぶこと

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子育てをする中で考えたこと、感じたことのマガジンです。
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2020年9月の記事一覧

子どもがかわいそう、という言葉。

母になって6年がたつ。 子どものささいなことで心配し、手探りな子育て。 いつ泣いてしまうかわからないこわさで子連れで電車に乗るのも不安だった長男の赤ちゃん時代。 そこからすれば、たくさんのハプニングとその対応を繰り返して経験値がふえた分、ちょっとはタフになったと思う。 それでも。 それでも、「子どもがかわいそう」という言葉に、傷つくわたしがいる。 頭ではわかっている。 保育園が楽しい場所で子どもたちがとっても成長すること。 靴下はかなくたって平気なこと。 発達の

「何を書いたらいいかわからない」と言った小1息子が作文の宿題で書きたいことを見つけるまで。

毎週、日記を書くという宿題がでるようになり、「なに書けばいいかわかんないよ、書きたくない」とぶつぶつ言っている小1息子。 どうしたものかと、助けを求める気持ちで息子のランドセルの中から国語の教科書をさがす。 見つけた!と思ったら日記について書いてあるのは1ページ。 ”いつどんなことをしたか、どんな気持ちになったか書きましょう”と書いてあった。 そんな説明で書けたら苦労しないぜ…。 うーむ、ひらがなもまだじゃっかんあやしい息子が、文章を考える、構成を考える、文字を書くを

息子と手をつないで歩く日。

こんな風に手をつないで歩けるのもあと少しなのかもしれない。 小学生男子は親と手をつないいだり一緒に出かけたりしなくなっていく、ということはもちろん知っている。 それはもちろんひとつの成長として喜ばしいことなのだけど、それが我が家にもそろそろやってくるというのをリアルに感じたのははじめてだったかもしれない。 2学期になって小1の息子はひとりで登校するようになった。 6年近く毎日していた保育園の送り迎えがなくなるのはとても不思議な感じで息子も大きくなったんだなぁとしみじみ