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”スキ”で溢れる世界。

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映画や本、様々な媒体の”ここが良かった”、”こういう事だと思う”、をまとめています。
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#映画

拝啓、トイストーリー。

私はトイストーリーが大好きです。 第1作とほとんど共に生まれ、トイストーリーを見ながら育ってきました。 そしてトイストーリー4のウッディの決断についても、公開当時大いに涙し、その涙の理由を考えひとつの記事に辿り着き、彼の決断を大いに肯定できるようになれました。 そんな想いをnoteに残します。 ウッディの役割=母親としての側面私がいつか読んだ記事では、 ウッディの役割を母親に例えた話が印象的でした。 シリーズを通じてウッディはアンディのおもちゃであり、友達であり、そし

心揺さぶる映画たち:2021

もうすぐ2021年も終わりを迎えます。 今年1年をどう振り返ろうかと考えました。 振り返りのひとつとして、心に残った映画を書き記そうと思います。 ______________________ _____________ _______ 2021年に観た映画は「シカゴ7裁判」から始まり70作品。※12/30時点。 上記のURL、Filmarksは映画の視聴記録をシェアできるSNS。 私の使い方は、記録を開始した2020年1月以降に見た映画から記録しています。 2021年に

愛され続ける名作。〜アラジンの世界を映画&舞台で感じる〜

先日、劇団四季のアラジンを鑑賞しました。 舞台役者さんの歌声、パフォーマンス、 会場の盛り上がり、全てが最高でした。 アラジンは昔からアニメ、実写、舞台と時代を越えて世界中の人々に愛され続けてきた作品。 これを機にそれぞれの作品を見返し感じたこと、それぞれの形ならではの魅力についてnoteに書いてみようと思います。 それぞれの形に触れてみて劇団四季のアラジンに心動かされ、アニメ版、実写版の映画もこの機会に見返してみようと考えました。 実際に見返して見ると、大筋はどの形

触れ合うほどに好きになる。

映画のパンフレットには自分が一番グッときたあのシーンの写真がない。。。 そんな経験を何度かしたことがあります。 日常で感じる小さな違和感や気づき、それらは思っている以上に意図的に作られた現象であることに気づきました。 そんな身近な仕掛けからの発見や気づきを書いてみようと思います。 ________________ ___________ ______ 立ち位置の違いと作り方の違い「そして映画館はつづく」という本を読んでいたら、先ほどのパンフレット体験の1つの答えを見つ

その"衝動"が宇宙と未来を創造する。

人間のものの見方というのは、全て経験の産物だ。 小さな経験しかない人間は考え方も狭い。 -ジョン・スワイガート- (アポロ13号、宇宙飛行士) 先日、「インターステラー」という映画を観てきました。 その映画の迫力と怒涛の伏線回収、そして親子の愛に魅了され、抜け殻になりながら帰路につきました。 圧倒的な幸福感と充実感をその映画から感じました。 映画一本からでも人はこんなにも心を動かされる、 そして心の動く先にある行動にはきっと本質的な学びがある。 そんなことを書いてみます

現代への変化を描く。-アナ雪からのメッセージ-

つい先日、アナと雪の女王2を観てきました。 個人的にはすごく面白くて高校生の時にアナ雪にどハマりしたことを思い出して、少し幸せな気分です。 今作では2人の成長した姿が描かれていて、その成長について沢山の感じることがありました。 そしてアナ雪の1作目も2作目も物語の中に込められたメッセージがとても素敵だなと思い、その解釈を個人の観点から書いてみようと思います。 ※説明の便宜上、各ディズニー作品のネタバレを踏まえて話を進めます。 予めご了承ください。 ___________

小さな願いを大きな力に。 -インドのパッドマン-

こんにちは。 最近、パッドマンという映画がキテる!面白い!という声を聞いたので早速見てきました。 実際、めっちゃ面白かったです。 そして色々と考えさせられる内容だったのでネタバレ全開ですが個人的に考えたことをシェアです。 そもそもパッドマンとは? ものすごくざっくり説明すると、 インドでは生理用ナプキンの値段が高く、多くの方が使用できず病気や命を落とすということが問題になっていました。 主人公ラクシュミは妻のために安価で安全なナプキンを作ることを決意し、数々の困難を乗り越え