UE5.1.0以降のVRMのIKリグ リターゲットについて

発端


ラハリクさんはTwitterを使っています: 「UE5.1.0にした状態で、最新のVRM4Uをgitから落としてきてみてるが、WBP_IKRetargetが効かない。 GererateIKRigAssetでIKリグはできるものの、VrmHumanoidのリグをソースとターゲットに設定すると添付画像みたいなワーニングが出る。 #vrm4u #UE5 https://t.co/Zg3zbitxbG」 / Twitter

UE5.1.0から、vrmのIKリグを使ったリターゲットが前の方法でうまくいかなくなった。

いろいろ試すもダメだったので、はるべえさんに質問をしてみたところ、

はるべえ haruさんはTwitterを使っています: 「@se_miq_arn 報告ありがとうございます。 ややこしい挙動なので対応しておきます。ただ、動作自体は問題ありません。 マネキンには目骨がないため、警告後に対象の骨が無効化されます。 UE5.1からはリターゲットポーズをPoseAssetで指定できるため、UpdateIKRetargeterPoseによる処理は不要です。」 / Twitter

ということでした。なんだって……。

リターゲットポーズの指定

忘れそうな気がするのでUE5.1.0以降の手順についてまとめておきます。

今まで通りスケルタルメッシュをレベルに置く


今まで通りスケルタルメッシュをセットしてGenerate IKRig Assetボタン


今まで通りターゲットのところにVRMモデルのIKRigをセット。


作成ボタンをクリックし、ポーズアセットからインポート


VRMモデルの中にあるポーズアセットを選んで、
右下のプルダウンからPOSE_Aを選び、インポート。


Aポーズに無事セットできた


チェーンマッピングタブのrootとhipsを選択して、平行移動モードをrootにしておく


これでokのようです。

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