積み上げた5年半を手放し、挑む、26歳のネクストキャリア
皆さま、初めまして!
この度4月よりインターンとしてジョインすることになりました、上坂 結女(@yuuume16)と申します。
5年半、ウェディングプランナーとして駆け抜けてきた私が、なぜ異なる業界&職種のRAHA KENYAでインターンをすることにしたのか、今後の目標も兼ねてnoteに綴らせていただければと思います。
”積み上げてきたものを手放し、自分の心に正直にやりたい事に挑戦してみたい” と思い決断することができたのは、RAHA KENYAとの出会いがあったからです。
何者でもない私ですが、このnoteを通して同じように “やりたい事・挑戦したい事に対して行動したい!と思っている方の背中を少しでも押すことができたら幸いです。拙い文章ですが、お付き合いいただけたら嬉しいです…!
自己紹介
名前:上坂 結女
年齢:26歳
出身:千葉県
経歴:高校卒業後ブライダルの専門学校に入学。専門学校在学中、1年間休学しカナダバンクーバーへ留学。帰国後2年次を修了し、創業3ヶ月目のベンチャー企業に新卒入社。ウェディングプランナーとして5年半勤めた会社を2022年3月末で退職し、現在に至る。
夢の職業は “ウェディングプランナー”
私がウェディングプランナーという職業に出会い、目指そうと決心したのは高校2年生の頃。
当時の私は、部活動には入るもののやる気はなく、授業中は先生から心配されるほど爆睡し、何もかもが面倒くさい、というどうしようもない学生でした。当たり前に将来やりたい事などなく、進路に迷っていた頃です。
家族や親戚が理容師だったことから、なんとなく見学に行った美容系の専門学校で小規模な “ブライダル科” を発見。「ブライダル科って何?」と興味本位で説明を聞いてみたら、まさかまさかの、ドンピシャ。
何に対してもやる気を示さなかった私が、結婚式を通して人の感情を動かし一体感を生むことができる空間 に一瞬で魅了され、”ウェディングプランナーになりたい!” と決心したのです。
それからは専門学校・実習・アルバイトを通して必死に勉強し、就職前人生の経験値を上げたい!と思いカナダ留学をするなど、今までの自分が嘘のように意欲的に過ごしました(笑)
大好きなお客様のために走り続けた5年半
専門学校を卒業後、ブライダル業界の中でも大手や有名企業に就く同級生が多い中、私はすぐに現場で経験を積めるような企業を志望し、当時創業3ヶ月のベンチャー企業に新卒入社しました。
当時、社員4名という組織で「やる気とスキル次第では、新卒採用も可能です。」と未経験の私を受け入れ、愛ある指導で育てて下さった前職には感謝が尽きません。
入社後すぐに憧れのウェディングプランナーとして働くことができたものの、失敗や反省ばかりで思うようにできない自分に対して苛立ち、悔し泣きする事も何十回と…この仕事は自分に合っているのか?と迷走する時期もありました。
それでも少しずつ「上坂さんに担当してもらえて良かった」「出会えて良かった」と言って下さるお客様が増え、温かい言葉に何度も励まされ、気持ちを切らすことなく続けることができました。
素敵なお客様と会社に恵まれ、ウェディングプランナーとして奮闘する日々は、充実感とやりがいに溢れていました。
披露宴中、私の話を身を寄せて真剣に聞いてくれるお二人。愛おしい…
充実感の中に抱いた違和感・コロナ禍での決心
そんな充実感溢れる幸せな日々の中で、一つだけ心に引っかかっていたことがあります。
それは、世界で起きている貧困や難民問題に対して。
(突然何を言ってるんだ??ですね。笑)
きっかけは、専門学生時代のカナダ留学です。
留学を通して多国籍な友人ができ、様々な国に対して興味を抱くようになりました。恥ずかしながら、そのきっかけから初めて知った “未だ世界には貧困や戦争で命を落としている人・苦しんでいる人がいる” という現実。
衝撃でした。
世界に目を向けるまで、私にとって日本の歴史の中の出来事として捉えていたそれらの問題。今までどれだけ恵まれた環境で生きてきたかを実感しました。
私にも何かできる事はないのだろうか?と思ってはいたものの、現実を知りながらも、帰国後は日々の忙しさにかまけ行動に移せずにいました。
しかし、2020年からのコロナウイルスの拡大により、何かできる事をしたい!という想いは確実に強くなっていきました。
半年先まで予定していた結婚式は、コロナウイルスの影響で全て延期・中止に。当たり前に続くと思っていた未来は、一気に真っ白になってしまいました。
突如現れた空白の時間で、留学時から感じていた想いと向き合い、今後 ”誰の・何のために仕事をしていきたいか” を改めて考え直すことに。
そして出した答えが、”ウェディングプランナーを離れ、貧困・難民問題に対して自分なりに出来ることに挑戦してみたい” という事です。
しかし、今まで本当に沢山お世話になった前職がコロナという見えない危機に晒されている中、自分だけ離れるようなことはしたくない、と共に奮闘した結果、気がついたら秒速で2年も経ってしまいました…笑
世界中から留学生が集う、多国籍なカナダ バンクーバー
ここで学びたい!!RAHA KENYAとの出会い
あっという間に2年もの月日が過ぎましたが、想いは変わらず。
退職時期は決めたものの、どこで何をしようかと模索していたところ、当時製作担当をされていたリホさんのツイートが偶然タイムラインに現れ、RAHA KENYAの存在を知りました。
代表のリエさん(@KawanoYOME)を初め、ナミホさん(@Namiho73)、リホさん(@Rihito_viajera)のブランド・お客様・テイラーさん方に対する想いや愛情。そして、奮闘されながらもとても楽しそうに働かれている輝く姿を見て一瞬で惹き込まれ、皆さんと一緒に働いてみたい!!!と思いました。
そして、貧困や難民問題に対して漠然と ”寄付や物資の提供に限らず、ビジネスの力で長期的に問題解決に挑みたい” と考えていた自分にとって、ブランドを通して現地へ、お客様へ、そして働く側へとプラスの循環を生んでいるRAHA KENYAに感銘し、是非ともここでビジネスを学ばせていただきたい!!!と思い、今回インターンに応募させていただきました。
初めてのアフリカ、アパレル業界、海外でのお仕事と新しいことばかりで不安も大きいですが、自分が学びたいと思える環境にどっぷりと浸れる未来に、今とてもワクワクしています。
インターンを通してなりたい3つの姿
今回頂いた貴重なご縁と機会を無駄にする事なく、多くを学び成長するため、ここにインターンを通してなりたい姿を書かせていただきます!
①挑戦のスピードを上げたい
失敗や見えない未来に不安を抱えるよりも、まずはやってみる。
今まで何かできる事をしたいと思いつつも、日々の忙しさや慣れ親しんだ環境から出ることへの恐怖心が勝り、なかなか踏み出せずにいました。
今後は不安を抱えて立ち止まるのではなく、自分の心の中でやりたい事や違和感を感じたらまずは行動に移すことを意識し、挑戦へのスピード感を上げていきたいです!
②ゼロから生み出す・形にする力を身につけたい
コロナウイルスにより全てが真っ白になった時、会社存続のために何かを生み出すこともできず、外の世界に出たとしてもプランナー以外のスキルもなく、自分の果てしない無力さを痛感しました。
次々とお客様を魅了し、一歩踏み出すきっかけとなる商品を作り続けているRAHA KENYAでのインターンを通して、ゼロから形にしていく過程を学び、自分自身も生み出せる側になりたいです。
③自分なりの国際協力の形を見つけたい
今現在、貧困・難民問題に関心があると言いつつも、具体的にどのような人を対象に・どんな事をしていきたいかまでイメージができていないのです。
インターンを通して、またアフリカ・ケニアでの生活を通して、一つひとつの出来事を深く感じ取り、学び、これからの将来何をしていきたいか、少しずつ明確にしていきたいです。
長くなりましたが、ここまで読んで下さった方がいらっしゃったら、全力でお礼を申し上げたいです。ありがとうございます!!!
これから、沢山奮闘しながらも楽しむことを忘れずに頑張っていきたいと思いますので、皆様どうか見守っていただけると嬉しいです!よろしくお願い致します^^