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2年の歩みと、ブランドの未来。RAHA KENYAを再定義します

2020年12月15日、RAHA KENYAをアップデートします。

今回のnoteではその背景にくわえ、あらためてRAHA KENYAに込めた想い、そして今後ブランドがどのように変わっていくのかを、代表のリエからお届けします。

私には、なにができるんだろう

「私には、なにができるんだろう。私は、なにがしたいんだろう」
ブランドを始める前の私は日々思い悩み、モヤモヤを抱えながらも行動できない人間でした。

2018年2月、旦那がケニアで起業したことをきっかけに私も移住。ケニアに来てから、一番に感じたのは無力感でした。

「あなたは、何ができるの?」
「あなたは、何をしにきたの?」

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何気なく投げかけられる質問に、ひとつも答えることができない日々。

会社や学校の所属から抜け出し、”河野リエ”という一人の存在になったとき、「自分には誇れるスキルや経験が何もない」ことに気づき、自信を一気に失いました。

「変わりたい。でも、自信がない」

そう思いながらも勇気が出せず、何もできない。

そんな私の目に飛び込んできたのは、アフリカ布を身に纏った女性たちでした。

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日本では身につけにくい色柄のカラフル布を堂々と纏う彼女たちの姿から、自分にはない自信をひしひしと感じました。

「アフリカ布を身につけたら、私も自信が持てるかもしれない」

いつしかそう思うようになり、アフリカ布でお洋服をつくることにしました。

もっと、一人一人の個性が広がりますように

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数百もの種類がある中から布を選び、それに合うお洋服のデザインを考えることは私にとって大きな挑戦。あれこれ迷いながらも、「周りのことは気にせず、私の気持ちを大切にしよう...!」と自分を後押ししながら、アフリカ布のお洋服を作りました。

そして、身につけてみたら。

驚くほど背筋がシャキンとして「私、なんでもできる気がする!」という前向きな気持ちになれたんです。

周りの目を気にしたファッションではなく、自分の ”好き”に正直に従い、作ったお洋服。

初めて自分の個性に出会い、「これが私!」と自信を持てたのです。

アフリカ布には、自分の個性を引き出してくれる力がある。

以前の自分のように変わりたいと思っている人、つい周りの目を気にして自分を出せない人、自信が持てずモヤついている人。

そんな人たちに、届けたい。

「もっと自信が持てますように。もっと、一人一人の個性が広がりますように。そのために、一歩踏み出すきっかけがつくれたら」

そうした想いで2018年12月、アフリカ布ブランドRAHA KENYAを立ち上げました。

一歩踏み出すきっかけを

ブランド立ち上げから2年が経った今。

当初思い描いていたよりも、ずっとずっと多くのお客さまに商品をお届けすることができるようになりました。

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それと同時に、たくさんのお客さまから、嬉しい報告が舞い込んで来るようになりました。

「RAHA KENYAのパソコンケースを会社で使用しています。これを見るとどんなに辛くても、仕事を頑張ろう!と思えます」

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「緑内障で色彩が見えにくくなって大好きな洋服選びへの意欲がなくなった母に、RAHA KENYAの想いの詰まった、色鮮やかなお洋服をプレゼントし、元気になってほしいんです」

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「RAHA KENYAを見て、私もまだ遅くない!新しいことに挑戦しよう!と思えました」

大変ありがたいことに、こうしたお声をいただくことも多く、ブランドがお客さまの背中を後押しすることにつながっているのを実感しています。

RAHA KENYAのお客さまは、必ずしもアフリカに興味があったり、カラフルで個性満載のアフリカ布が好きなわけではありません。

それでもRAHA KENYAのコンセプトに共感し、商品に魅力を感じ、ご購入くださるお客さまがいる。なかにはブランドとの出会いを通じ、一歩踏み出すチャンスをつかんでいく方もいらっしゃいます。

ブランド立ち上げ当初は「あわよくば、お客さまの何かを変えるきっかけになれば...」といった気持ちでした。ですが上記のように数々の嬉しい報告を聞くにつれ、「RAHA KENYAは一歩踏み出すきっかけになれるブランドなのだ」と、確信を持てるようになりました。

RAHA KENYAの再定義

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「自信が持てない」
「やりたいことがあっても、なかなか踏み出せない」
「挑戦するのが怖い」

いま、私のもとには、そうした想いを抱えた方々から連絡がくるようになりました。

コロナ禍で自分を見つめ直す時間が増えたことによって「あれ、私ってこのままでいいんだっけ?本当に、これがやりたかったことだっけ?」とモヤモヤしている方。

「挑戦したい、しなくちゃ!とは思うものの、今の安全圏が捨てられません」と途方に暮れている方。

「今の自分を変えたい!RAHA KENYAを通じて、行動できるようになりたい」とインターンシップに応募してくださる方など。

こうした現実を目の当たりにし、これからもより多くの方に商品をお届けし、一歩踏み出す力に変えていける人を増やしたい。そして、それを支えるチームを増やしたい、と考えるようになりました。

そのためにも、ここであらためて「RAHA KENYAとは」について考え、その想いを言語化する必要があると考え、今回のnote公開へ至りました。

下記がRAHA KENYAを再定義したものです。

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一歩踏み出すきっかけの、お洋服
一歩踏み出すきっかけの、バッグ
一歩踏み出すきっかけの、ブランド...

お客様が確信を持ってひとつ前へ進み、個性と自信を持って生きるきっかけを、唯一無二の色と柄でつくります。

RAHA KENYAが掲げる3つのキーワード

「一歩踏み出すきっかけをつくる」方法はたくさんありますが、私たちは3つのキーワードを軸としてきっかけづくりをしていきます。

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目を惹く個性豊かな色と柄。アフリカの地で受けたエネルギーを、アイテムのひとつひとつに込めて。

RAHA KENYAの商品は"African Inspired"されたものが源になっています。
日本ではあまり目にしない大胆な色や柄づかいをしたモノたち。
誰かの目を気にするのではなく、自分の考えや幸せを大切にし、自分らしく生きる、陽気でハートフルな人たち。

アフリカでは、ハッと気づかされる刺激で溢れています。
私たちはそうしたアフリカのエネルギーが注がれるモノを生み出し、提供することで、一歩踏み出すきっかけづくりをしていきます。

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「RAHA」はスワヒリ語で「Be Happy」。そばにあることで幸せな気持ちになれるように。

一つひとつに想いが込められたRAHA KENYAの商品がそばにあることで、"Be happy"で前向きな気持ちをつくります。結果的に、RAHA KENYAがお客さまにとって一歩踏み出すきっかけをつくれると信じています。

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いつもと違う瞬間に出会える、たくさんの選択肢。

RAHA KENYAが提案するcolorは色とりどり。
さまざまな組み合わせがあり、それぞれのcolorに魅力があります。

自分らしい色、自分らしくない色。
好みのcolorに関して自分なりの基準を持ってる人は多いと思います。

それでも「挑戦してみたい、いつもと違う自分になりたい」そう思ったとき、あえていつもとはちょっと違う選択をしてみる。すると、それが新しい自分の個性の発見につながり、なんだかワクワクしてきます。

「あ、こんな自分もいいかも」そんなきっかけをつくることで一歩踏み出すことにつなげていきます。

明るく周りを照らす、太陽のような存在でありたい

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今回、ブランド創業時に制作したロゴの特徴を保ちつつ、カラフルで色鮮やかなアフリカ布にも合うよう、ロゴもアップデートしました。

シンボルマークは、太陽とケニア国旗をイメージ。

RAHA KENYAは、明るく周りを照らす、太陽のような存在でありたい。
お客さまにはRAHA KENYAと関わることで前向きになり、一歩踏み出したくなっていただきたいと思っています。また、ブランドを立ち上げた場所であるケニアへも、感謝と敬意の気持ちを。

そうした想いを、シンボルマークに込めました。

1人ではなく、みんなで。コロナ禍でも続けた挑戦

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2年前、たった一人ケニアで始めたブランドが、今ではたくさんのお客さまと仲間に支えられ育っています。

RAHA KENYAは、皆さんと一緒に作り上げ、成長してきたブランドです。

2020年は疑いの余地なく、環境が大きく変化した年でした。
私自身、コロナの影響で日本へ帰国することなり、ケニアでの製作もストップ。

正直なところ、代表である私の気持ちが、沈んでしまうこともありました。
RAHA KENYAをお休みしようかと、何度も何度も思いました。

それでも、RAHA KENYAは「一歩踏み出すきっかけをつくる」ことを掲げるブランドです。

お客さまの背中をそっと押す、そんなブランドが、ここで立ち止まってはいけない。どんな環境、どんな状況でも、私たち自身が前を向いてできることをやっていく、その姿勢でいることが大事だよね。

そう思い、たくさんのチャレンジをしてきました。

クラウドファンディング、オンラインイベント、ケニアとのリモート製作、アーティストや他ブランドさんとのコラボ商品開発、POP UP….etc

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その行動一つ一つが確実に新たなお客様へとつながっていき、たくさんの喜びの声、笑顔を見ることができました。

だから、これからもずっと、挑戦しつづけます。

2021年、新たな挑戦としてベビーラインを設立し、展開していきます。
そして今後も「身につけて、歩きたくなる」そんなアフリカ布のお洋服をつくっていきます。

そのためにも、RAHA KENYAメンバーは12月にケニアへ戻る決断をいたしました。私は後追いになりますが、2ヶ月前に生まれた子どもと一緒に、来年3月頃にはケニアでの生活を再スタートさせます。

これからもたくさんのアフリカ・ケニアの明るい情報、とっても素晴らしい技術をもった職人さんたちの姿をお届けしていきます。

今度は1人ではなく、みんなで。

ぜひ、楽しみにしていただければと思います。

最後に、ひとつ。

RAHA KENYAはどれほど成長しようとも、どんなに多くのお客さまに商品をお届けしようとも、変わらないのは「お客さまと同じ目線に立ち、寄り添っていくブランド」であることです。

ブランドがここまで来れたのは、間違いなくお客さまのおかげです。
だから常にお客さまへの感謝と敬意の気持ちを忘れずに、同じ目線で寄り添っていきたいと思ってます。

私だけでなく、メンバー全員が共通認識として、お客さまの背中をそっと押していけるようなブランドにしていきます。

これからもどうか、よろしくお願いします!

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RAHA KENYA代表
河野リエ