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エリザベータ トゥクタミシェワ - ボレロ -

多くのスケーター達が演じてきたボレロですが、ボレロと言ったらわたしはリーザです。
スケーターではイリヤクーリックが最も好きですが、現役ならリーザ。effortless美ルッツ仲間です。そう!エフォートレスだ!まさにイリヤとリーザのためにある言葉‼️

彼女はオリンピックに向けて3度目の調整を迎えています。ソチ、平昌と実力がありながらピークを持ってこれなかった…。そしてオリンピックの次のシーズン、不死鳥のごとく舞い戻って、そして三度の挑戦の年。少なくとも谷を2回は登ってきたわけで…。その競技キャリアこそがドラマティック。

…とは言え、彼女はとても達観しています。
オリンピックに対して並々ならぬ闘志を持ちながら、オリンピックが全てではないと言い切ります。長い競技生活を生き抜いてきたメンタルは伊達じゃない。腐らず続けることの難しさ、凄さ、彼女から学ばされることは多い。尊敬に値する選手です。

もともとジャンプには定評があり、ジュニアから競っていたソトニコワとは、表現のソトニコワ、技術のトゥクタミシェワ、陽のソトニコワ、陰のトゥクタミシェワと比較されがちでした。

テクニカルジャッジがまともに機能してくれさえすればリーザの出場は現実的になると思います。
PCSもそこそこもらえてきているので、何とか…と思いたいところ!!
今や全てのジャンプを正しく飛んでいるのは現役ではリーザくらいです。…だと思います。

早熟ロシア女子とは言え、とても18歳に見えない貫禄…。早熟ってレベルか⁉️今よりも貫禄ありませんか?? もう既にこの歳でボレロがばっちりハマってる。
でもこのマダム、2011年頃はほっそーい可憐な妖精だったのですよ。
今もロシアはシニア上がりやジュニアが幅を利かせていますが、始まりはリーザあたりじゃなかっただろうか。
3-3を飛んでシニアのお姉様方をざわつかせていた頃です。

2015年の世界選手権、SPのボレロで美しい3Aを決めます。それからもずっとボレロにふさわしい貫禄の滑り。
手を差し出してふぅってするところ、イリヤのファウスト思い出すわ。
リーザ、コリヤダとミーシンさんの愛弟子ですが、本当にルッツがキレイ。どルッツ‼️という感じです。
イリヤもまぁ素晴らしいどルッツだった。
イリヤはヴィクトールさん仕込みですね。
ミーシンさんはウルマノフ、プルシェンコか…。プルのルッツってどうだったけな。多分上手だったと思う。
ロシアはルッツが美しい選手が多かったイメージだったのに、エテリめ…。…というか、デュダコフさんか??
デュダコフさんはヴィクトール組よね?現役時代、イリヤとトレーニングしてたことあるって聞いたよ。
何で??ルッツちゃんとしてください。選手の向き不向きはあるとは思いますが…。素晴らしいコーチなのに…。まあ、そういう戦略なのですよね。もう何も言うまい。。

結局のところリーザがオリンピックに出ようが出まいが、彼女は変わらずカッコいいだろうし、ファンもみんなリーザが好きなままだと思う。
彼女の思考からみるに、何やってもやれそうだしね。
それが人生、byリーザ。本当にかっこいいわ。

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