明日カノが面白かった件について

本日は『明日、私は誰かのカノジョ』の話をします。

『明日、私は誰かのカノジョ(以下、明日カノ)』は読んだことありますか?なんなら知ってますか?

https://cycomi.com/fw/cycomibrowser/chapter/title/118

現代女性のリアルを描いた漫画です。章によって主人公が違います。

初めて知ったのはTwitterの広告。

あまりにも見かけるので最初は広告クソ漫画か?と思っていました。しかしある日きちんと読んでみるとちゃんと面白かったです。

今日は明日カノのすごいポイントについて深堀してきます。

明日カノのここがすごい

①登場する女の子が多様

主人公の女の子は被虐待経験者、男性依存、整形依存、ホスト狂い、拝金主義、スピリチュアル信者などワケアリの女の子がたくさん出てきます。
一番最初は元被虐待児の自立心が人一倍強い『雪』が登場します。次編は打って変わって雪の友人の男性依存症で男ウケしそうな身なりのリナが主人公で物語が始まります。雪編は大変良かったのですが次章が雪同様の自立心の強い女の子の話だったら、さほどハマらなかったと思います。立て続けに自立心の強い女の子が主人公の話が繰り広げられていたら「私ここまで強くないな…」と思っていた気がするです。明日カノを読むと強い女性も何かに執着してしまう女性も生きていいんだなと思えて心強いです。

②若い女の子の日常の影を描いているけど読んでいて嫌な気持ちにならない

ところでみなさんはTwitterってやってますか?上記のワケアリみたいな裏垢女子が闇が深い投稿をしてるのは見たことないでしょうか。私はあります。事情をきちんと知っていたら同調できたのだろうけどRTとかで唐突に回ってくるので道端で殴られた気分になります。
そのせいでTwitterの裏垢女子を敬遠しつつありました。めんどくさかったのです。
ワケアリ女性の漫画なんか読めるかな…と思っていたのですがハマりました。明日カノをはTLに突然回ってくるようなワケアリ裏垢女子のツイート一読後みたいな気持ちにならないのです。もしかしたら裏垢女子とかに偏見がある人ほど明日カノはハマってしまうかもしれません。

③高橋ゆあ(ゆあてゃ)はイイぞ
明日カノの各章主人公はそれぞれめちゃくちゃ魅力的なのですが今回は『高橋ゆあ(以下ゆあてゃ)』にスポットライトを当てていきます。
ゆあてゃは第4章「Knockin’on Heaven’s Door」に登場する地雷ファッションを纏った女の子です。ホスト狂いリスカ癖デリヘル嬢勤務ストゼロストローなどお手本みたいな要素を詰め込んだ地雷女子です。
ですがゆあてゃは地雷女子である以外にもハマるポイントがたくさんあります。ふつ〜うに地雷女子のナリでお手本みたいなムーブをしているだけならここまで人気は出なかったでしょう。私のゆあてゃ好きポイントは下記の通りです。

①自分が可愛いのは当たり前

②DVされても次の推しホストに可愛がられるエピソードに過ぎなそうな強かさ

順番に見ていきましょう〜

①自分が可愛いのは当たり前
田舎の高校に通っていたゆあてゃ。学校の男子がガキだと感じていたゆあてゃは東京の社会人男性と連絡を取っていました。ガキみたいな男子よりも余裕のある社会人男性ほうが自分を適切に評価してくれると判断したのでしょう。

②DVされても次の推しホストに可愛がられるエピソードにしそうな強かさ

学生時代まで機能不全家族の元で育ったことが番外編「Stairway to Heaven」で描写されてるゆあてゃ。おまけにめんどくさいご近所
付き合いに翻弄されたゆあてゃにとって推しホストにDVされたことなんて可愛いものなのでしょう。ドラマ版では推しホストのハルヒ(はるぴ)の担当を切った後、新しい担当ホストに貢いでる姿が描写されています。ホストとトラブルを起こしてもそれを可愛く魅せて次の担当に貢いでいくのでしょう。

まとめ


以上が明日カノすごポイントでした。
明日カノは今最終章に突入しており目が離せまけん。今後に期待ですね(テンプレ)。

(関係ないですが幼少期好きだった少女漫画がチャームエンジェルでなおかつ明日カノ愛読してる方は仲良くできる気がします())

以上!

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