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2024年5月の買い物

 不定期の形で自分の買い物を記事にしている。今回は2024年5月の主だったもの。

1.電源ユニット(メインPC用)

 今年の4月頃から、メインPCの電源が一発で入らないことが増えてきた。それまで使ってきたのは2020年に買ったSeasonicの1000W電源(SSR-1000GD)で、4年程特段のトラブルなく動作してきたが、12VHPWRも一般的になってきた現状ではそろそろ新しい電源にしよか……と思っていたところ、今回の状況になった。正直、このトラブルが電源に起因するかは微妙(マザーボードその他の可能性も十分ある)だが、どうせそろそろ換えたいタイミングだったのでよかったかもしれない。

[次期電源選定]
次の電源をどこにするかは、主に海外のレビューを見て決めた。具体的にはHardware Bustersのこの記事である。

容量毎に、各種評価項目によるおすすめ電源が書いてある。今回はもともと1000Wの電源を使っていたのでそのまま1000Wにしようと思ったが、1000Wのページを見るとほとんどの評価項目でFSPのモデルが1番になっている。

FSPの圧倒的な強さを感じる1000W電源

 元々は次の電源をSuperFlowerのものにしようと思ってたが、この評価と価格を考えた結果、結局FSPのこの電源(Hydro Ti Pro 1000W)にしたのだった。選択理由は各レビューでの評価、ファンの静音性、価格とのバランス
で、次点はSuperFlowerのLEADEX VII GoldとかPlatinumあたりだった。

FSP Hydro Ti Pro(1000W)。
カラフルな電源のあるご時世でも黒色の本体は安心感がある

 最初はリアル店舗に買いに行こうと思って名古屋・大須に行ったけど、どのリアル店舗にも置いてなく(LEADEXはあったが白しかなかった)、大須は既にPCパーツの面ではある程度不毛の地という印象が強まったので結局インタネッツで購入した。本当にどこにもなかったのは悲しい。

組み込んだPC本体。ケースが巨大過ぎてケーブル長が足りないので
多少延長してる

 で、結果的には普通に動いており何も問題はないが、筆者には電源の良し悪しを判断する知識も手段も何もなく、人の言うことを鵜呑みにするしかない悲しさは否定できないのだった。何でもそうだけどパーツに対して深い造詣や知識、そして今どうなのかという現状を常に追っかけている人々とはレベルが違い過ぎる。話が脱線したが本来はそういう人間であるべき。

2.卓上扇風機(Noctua NV-FS1もどき)

 先月(2024年5月)中頃、静音ファンやCPUクーラーで知られるNoctuaがいきなり新製品シリーズを出してきた。

 前からコンセプトとしてはあったらしいが、知らなかった筆者はウソだろNoctuaが卓上扇風機とかトチ狂ったなと思った。しかし米Amazonを見たら速攻で売っており、メチャクチャ高い(99.90ドル)。ただよく見るとその扇風機の構成要素(フレーム、風量アンプ(筒みたいな形したあれ))は単体でも買えるし、ファンは家にある、電源も家にあるUSB昇圧ケーブルで取れるんだから風量アンプとフレームだけならちょっとはマシな値段になり、これを夏コミに持ってけばミリ程度ウケんじゃねえかと思って速攻注文していた。

届いた風量アンプ(NV-AA1-12、左)とスタンド(NV-FM1)

 実際届いてみると、風量アンプはともかくフレーム(ロクに仕様も見ないで注文していた)は金属製で流石にNoctuaらしい質感の高さがあり、ファンは12/14cm両対応、スタンド部分の底には磁石が埋め込まれてマグネットで固定できるし、他にもボルトやケーブルタイでの固定ができるような形状だった。首振りの可動部分も節度のある動きをしており、流石に高価なオモチャ(扇風機と呼べ)だけはある印象。

金属製スタンド
ネジやケーブルタイでの固定も想定されてるスタンド底部
さすがに風量アンプは樹脂製
手持ちの12cmファンと組み合わせた完成品
ファン駆動は手持ちのUSB昇圧ケーブルに任せた。けっこう回る

実際にこれを組み立て、ファンは手持ちのNF-A12x25(PWM)を回してみると、さすがに昇圧ケーブルで比較的高回転なのでそれなりに風量と回転音があるが実際に夏コミあたりで動かせば環境音で気にならないレベルと判断した。ケーブルとファンの間にファンコンなり抵抗ケーブルを入れれば風量の調節はできるが、まあ不要だろう。

[マネしたい方へ]
 万が一マネしたい人がいたらいけないので記載しておくが、2024年6月上旬現在では完成品を米Amazonで買うことは一応できる。ただ前述したとおり99.90ドルもする卓上扇風機をわざわざ買うのはおすすめしない。どうしても買わないと危篤の家族を助けられないとかそういう特別な人は以下のリンクから買ったらよいと思う(たまに売り切れてるらしい)。で一番高い送料を払えばUPSかDHLが1週間くらいで届けてくれるかもしれないが、送料だけで30ドルはくだらないと思うので気合を入れたい。

 実際のところ、この完成品はファン、フレームに風量アンプ、グリルにファンコンから電源まで必要なものが全部揃っているのでこの値段も妥当かもしれない。そして日本でももしかしたら扱われるかもしれないので、どうしても買わなきゃならんが輸入がかったるい、と思ったら日本で出てくるまで待つのがよい。とんでもない値段になりそうだけど。

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