HUDレイアウトやホットバーを最適化
今回はゲームを快適にするうえでHUDレイアウトやホットバーをどういう考え方で調節したら良いか?という観点で記事にしました。
※「高難易度にそのうち挑みたい」「HUDをいじりたいけどいじり方に困ってる」人向けの記事です。
※マウス&キーボード向けの解説記事です。パッド向けのHUD設定はわかりません。。
■HUDレイアウトを組むうえで意識することは?
HUDレイアウトは見たいものを大きく表示したり、画面の一部に集約するのがおすすめです。
そして、汎用的なレイアウトを最初に作れるかどうかで、他のジョブへの触りやすさが変わってきます。
1度あまり最適化されてないレイアウトに慣れてしまうと、中々変える気が起きなかったり変えたらしばらくの間やりづらくなってしまったりするので、なるべく早いうちに変えて慣れた方が長い目で見て良いかと思います。
■汎用的なHUDレイアウトを作成する
ファーストキャラがDPSの人が多いと思うので、DPS視点でまず考えてみましょう。
【DPSでよく見るところ】
・戦闘エリアの確認(攻撃予兆範囲、敵の背面側面の位置取りの確認など)
・敵の詠唱バー
・スキル欄(GCD、アビリティリキャストの確認など)
・HPMP残量の確認
・自身のバフデバフ
・敵のバフデバフ(Dot更新の判断)
・敵対リスト
【DPSで見ないところ】
・味方のHPMP残量
・味方のバフデバフ(見なければいけないギミックの時だけ見る程度)
まずは、よく見る所は画面の色んな所に配置するのではなく、出来るだけまとめた方が視点移動が楽になります。
色んな人が良くやるのが画面下にホットバーを配置して、その周りに見たいものを配置するやり方が主流ですね。
DPSの人はパーティリストを画面端におきがちですが、汎用的なHUDを組むなら画面中央になるべく寄せた方が良いです。
ヒーラーをサブジョブで育成し始めた時にやりやすいという理由もありますが、タンクやDPSが使う味方単体への補助スキル、赤魔道士が唱えるケアルやレイズ、黒魔道士モンクが使える味方にテレポートするスキルなどヒーラー以外でもパーティメンバーを指定して使うものが意外とあるのでパーティリストは画面中央付近に置いた方が良いです。
視点移動が楽になるのもありますし、対象選択時にマウスの移動距離が短くなるのも利点です。(マウスは大体画面中央にあると思うので)
■ジョブギミックの位置を変えよう
私が勝手にジョブギミックと呼んでいますが、いわゆるジョブ固有のゲージやアイコンの事を指します。
こういったジョブギミックはデフォルトだと右上に表示されてしまっていてとっても見づらいです。
視点移動を減らすためにもジョブギミックの位置は変えましょう!
また、ジョブギミックはシンプルモードと言うのが存在します。
シンプルモードは視覚的に見やすく、コンパクトです。
なのでHUDレイアウト設定で非常に重宝します。
【シンプルモードへ変更する方法】
①「システムメニュー」を開く
②「HUDレイアウト変更」を押す
③ジョブギミックを一度左クリック
④「個別HUD設定」を選択(歯車みたいなアイコン)
⑤「ジョブHUDをシンプルモードに切り替える」にチェックを入れる
⑥「保存」を押す
■画面中央はすっきりさせる
画面中央はギミックを見たり、マウスドラッグでカメラのアングルを変えるのでそのスペースは確保するのがおすすめです。
画面中央にパーティ欄やバフデバフ、ホットバーなどを置いてしまうと…
カメラを移動させようとマウスドラッグを開始したところにパーティ欄などがあるとマウスを動かしてもカメラが動かせません。
これは慣れの問題もありますが、こういう事態が発生するので画面中央はすっきりさせて、そのHUDレイアウトに慣れた方が安牌です。
画面中央をすっきりさせるためには四隅は戦闘と関係ないものを置いて、画面中央から十字の位置に戦闘に絡むものを配置していきましょう。
ただ、画面中央から離し過ぎないのも重要です。
パーティ欄はそれなりの頻度でクリックしますが、この時中央から離れ過ぎているとマウスの移動距離が伸びてしまい操作難易度が上がります。
マウスカーソルのホームポジションは画面中央です。
・マウスで直接攻撃対象を選ぶ
・マウスで敵対リストから攻撃対象を選ぶ
・マウスでグラウンドターゲットのスキルを使用する
・マウスでパーティ欄から味方をターゲットする
・マウスドラッグでカメラ操作が出来ないものを避けるため(パーティ欄やホットバーなど)
余談ですが、カーソルのサイズは大きくしておいた方が良いです。ステージエフェクトや敵の攻撃エフェクトが激し過ぎてマウスカーソルを見失う事がしばしばあり、カーソルサイズを大きくすることで解消しました。
[ システムメニュー ➡ マウス操作設定 ➡ マウスカーソルの表示サイズ ]
■高難易度で意識することを知る
実際に高難易度を触れてる人なら色んなものが見えてきて画面レイアウトを適切にいじることができますが、そこに挑戦する頃にはもう既存のレイアウトに慣れてしまっていてなかなか変えるのが億劫になるかと思います。
高難易度に挑んでる人のレイアウトをトレースして使ってる人ならそれでもいいと思いますが、自分で色々調節できるようになるためには高難易度でどういったところを意識する必要があるかを知る必要があります。
なのでここからは高難易度に挑んでる際の意識について話します。
※コンテンツ名は出しませんが、例を挙げて話すのでギミックのネタバレが嫌とかあればこの先は見ない方が良いです!
①120秒周期のバースト合わせ
バーストについての説明はこちらの記事を参照。
各ジョブ必ず120秒周期で使えるスキルがあり、それを如何に撃ち漏らさないかがDPSを高めるうえで必要になってきます。
このスキルがあと何GCDで使えるようになるかを「見て確認」するか、「感覚で覚える」必要があるのでそこを考慮したHUD設定がおすすめです。
具体的には、30~120秒のスキルはホットバーを画面中央付近に置いておき、他のスキルよりも目につきやすくしておくとやりやすくなります。
しかし、私はこれを試してみましたが、マウスで視点移動しようとしたらスキルをドラッグしてしまって視点移動が出来ないことが多発したのでやめました……
ここでは「そういう方法がある」というのと「反面教師、こういうデメリットもある」を伝えました。
余談ですが各ジョブの指標となるバーストスキルを紹介します。
【ナイト】
【戦士】
【暗黒騎士】
【ガンブレイカー】
【白魔道士】
【占星術師】
【学者】
【賢者】
【モンク】
【竜騎士】
【忍者】
【侍】
【リーパー】
【吟遊詩人】
【機工士】
【踊り子】
【黒魔道士】
【召喚士】
【赤魔道士】
②デバフ欄を見るギミックが多数
高難易度になると、自身やパーティメンバーに付いてるデバフを見て行動を変えなければいけないギミックが多数出てきます。
デバフ欄は大きくして目につくようにしましょう。
また、パーティメンバーのデバフも咄嗟に見れるようにパーティリストは画面中央の左側or右側に置くことをおすすめします。
③ミニマップは200%にしよう
技名やセリフで安置が変わるギミックも存在します。
またそれらを見て東西南北のどこかが安置になるギミックもあります。
各マーカーの位置や方角を咄嗟に判断して走る必要があり、
その時はミニマップを見て判断した方がやりやすかったのでミニマップを200%にした方が良さそうです。(これはやり方が人それぞれなので合う合わないあるかも…)
また、戦闘には関係ありませんがギャザラーはミニマップをよく使うのでそう言った面でも大きくするメリットがあります。
■ホットバーを最適化しよう
まず、デフォルトでは使えるキーが少なすぎるのでキーコンフィグをいじりましょう。
基本的にデフォルトからある「7~0」「Ctrl+7~0」は削除してOKです。
戦闘中に左手のホームポジションから遠いボタンは押せないので。
そして削除して空いたホットバーには押しやすいボタンを設定しましょう。
これらを設定するだけでも扱えるキーバインドが40個以上になります。
どのボタンも左手のホームポジションが大きく変わることがなく、無理なく押せるキーバインドです。
ここから更に各戦闘スキルのキーバインド割り当てのルールを考えていきます。
まずはFF14でどういう戦闘が多い傾向にあるかを考えます。
討滅戦、零式、アライアンスどれも最終的に良くやる戦闘を見ると単体戦が多いです。(もしくは単体スキル回しをするような戦闘)
範囲攻撃はIDなどで重宝しますが、高難易度では使わないケースが多いです。(もちろん3体以上湧くような場面で範囲攻撃を使いますが)
これら理由から範囲攻撃は全て「Ctrl+〇」に設定します。多少押しづらいですが、Ctrlさえ押しておけば範囲攻撃が出るというのは感覚的にわかりやすくおすすめです。
そして単体攻撃はワンポチで発動する「1、2、3、4、Q、E、R、サイドボタンなど…」に設定します。
そして空欄の場所に補助スキル系を入れていきます。
参考に私の設定を紹介します。基本的に全ジョブ共通でこの設定です。
ここに記載してない場所は自由枠としています。
5:スプリント
6:使用頻度がほぼないスキル(スリプルやレッググレイズなど)
E:Dot付与スキル
V:プロトン(レンジ職限定。他のジョブは自由枠)
Z:蘇生スキル(ヒーラー限定。他のジョブは自由枠)
Ctrl+4:ロールアクション(アムレン堅実)
Ctrl+5:マウント
Ctrl+Q:ロールアクション(迅速魔トゥルーノース)
Ctrl+E:単体軽減系スキル
Ctrl+X:範囲軽減系スキル
Ctrl+C:全体シナジースキル(賢者と踊り子はカルディアとクロポジ)
手前サイドボタン:前進系スキル
Ctrl+手前サイドボタン:後退系スキル
Shift+Q:コンテンツアクション1
Shift+E:コンテンツアクション2
Shift+R:リミットブレイク
Shift+1:ターゲットマーカー【攻撃1】
Shift+2:ターゲットマーカー【攻撃2】
Shift+3:ターゲットマーカー【攻撃3】
Shift+4:ターゲットマーカー【禁止1】
Shift+5:ターゲットマーカー【禁止2】
Ctrl+Shift+奥サイドボタン:ポーション系(HP回復)
Ctrl+Shift+手前サイドボタン:エーテル系(MP回復)
Ctrl+Shift+マウスホイール:やまびこ薬(沈黙回復)
Ctrl+Shift+V:ヘイト上昇系トグルスキル(アイアンウィルなど)
戦闘に関係ありませんがこれもおすすめです。
Ctrl+Shift+T:テレポ
Ctrl+Shift+D:デジョン
Alt+A:チャット切り替え【パーティ】
Alt+S:チャット切り替え【アライアンス】
Alt+D:チャット切り替え【リンクシェル】
Alt+W:チャット切り替え【フリーカンパニー】
こんな感じである程度ルールを事前に決めたうえで自分好みのキーバインドを組むのが直感的に操作できるようになるのでおすすめです!
■おわり
FF14はレイアウトもオプションも自由過ぎるくらいにいじれるのでこういう記事は需要があるのかなと思って作りました。
あともう一点余談になりますが…
人が考えられるキャパシティーには上限があると思います。
スキル回しを考えながら、敵のギミックを捌きながら、軽減やバーストを合わせるというのはとても難しい事で普通にやると脳のリソースが足りません。
DPSロスが発生しないようなスキル回しだけで手一杯の人が多いと思います。(シンク木人を壊そうとしたら良くわかります)
なので出来るだけ日頃から無意識化や簡略化を意識してプレイした方が余裕のあるプレイに繋がってきます。
ホットバーの調整やHUDレイアウトの最適化もこの一環だと思ってます。
簡単にできる練習方法としては、普段回してるようなIDをホットバーなるべく見ずに回してみて見ましょう。これは「どの指がどのボタンを押すと、何が発動するか」を暗記していないとなかなかできません。これをやってみると自身が理解できていない部分が感じられるので成長できそうな部分が見えてくると思います。
そしてスキル回しに脳のリソースをあまり割かなくなればギミック処理に脳のリソースを使えるので、ギミックを見る余裕が出てきてミスが減ります。
話がそれましたが、要点をまとめるとレイアウトを最適化して視点移動や操作を簡単にすることが脳のリソースをあまり使わないことに繋がると思います!
以下記事も投稿したので良ければどうぞ!
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