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地図は回さないけど図面は...

図面を描く時のルールで、北を上にするということがあるのだけれど、
空間の見え方(見せ方)を考えながらプランニングしようとすると、
玄関から動線に沿ってイメージしていくので玄関を下にした方が考えやすい。

お客様に説明する時も、図面の向きを玄関が下になるようにして説明した方が
理解してもらいやすい。

通常北を上にするので、プランがまとまったところで回転することになり
文字の微調整がめんどくさい。
お客様に見せる時も文字が逆さなのがちょっと。。。

だけど、ルールを無視した図面ほど作業的にストレスなものはないので
そこが悩みどころ。

ちなみに、海外では玄関が下になるらしい。
今更ながらの疑問。では、なんで日本は北が上なのか。

というか私は、「北が上」ではなく、「南を下」にすることに
重きがあるんだと思っていた。
英語を教えてもらってるアメリカ人の先生が日本で家を建てる時、
なぜ日本人は南からの採光に執着するのかわからない。と言っていたのを思い出す。
私も同意見なので、本当に南重視なんだから〜。とか思ってたのだけど。。。

ちらっと調べた結果、敷地があっての建築なので地図に合わせて「北が上」
ということらしい。
あとは、鬼門とかそういう風水的なものも関係しているとか。
(もっと詳しく調べたら別の理由もあるかも)

地図に合わせてということなら、配置図だけで良くない??と思うけど、
図面によってバラバラだともろもろ合わせて確認しづらいもんね。

でも、、、「空間を考える」ということで言ったら、
玄関が下の方がいいんじゃないのかなぁ、、、と思うんだけど。

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