RAFTができるまで。vol.31
hama編〜
靴屋を辞めてからはカフェで働いてみたり、パン屋で働いてみたり、高級スーパーで働いてみたり。
相変わらず転々と色々やってみたいをこなし続けている笑
「バズる」の経験をした。
しかも3回も。笑
しかも3か所で。
しかもコロナ禍。
1年で3店舗のバズを経験したのは私くらいだろう。笑
東京って凄い✨
もちろん東京でなくてもあるだろうけど笑
カフェにインフルエンサーにご来店頂けたこと。
それまでは客足の少なかった昼間の時間が。
インフルエンサーの投稿ひとつでオープンからカフェタイムの終わりまで満席のお店になった。
投稿の2時間後には満席に、行列。こわい。東京こわいってなった。
提供から20分…みんな同じアングルで写真を撮り、食べるより先に投稿している。
見慣れない世界だった。
あれってほんとに、お店側って全く心構えないまま昨日とは違う日が突然やってくる。
デザートひと皿で2時間くらいいてくれる。
なるほど。
メニューに「ワンドリンク制」の記載を入れる。
4人でデザート4皿、ドリンク1つ頼まれる。
なるほど。笑
そういう解釈になるのね。笑笑
立派なものではないけど、飲食経験長いから小さいカフェで1時間半くらい経つと、「もう一杯頼もう」とか思ってしまうわたしにはほんと異次元だった。笑
中学生の男の子4人からワンドリンク貰うのは至難の業だった。
1杯分を4つのグラスにと言われたり。
すごかった。色んなことが色々超えていた。
インフルエンサーがインフルエンサーを呼び、バイトの大学生が「あ、あの人はフォロワー〇人くらいいる人ですよ」とかよく言っていた笑
インフルエンサーがインフルエンサーを呼び、投稿が投稿を呼ぶ。
同じ写真を撮りたい欲をみたしてあげることがお店の役目のような、そんな雰囲気だった。
その次はパン屋さん。
元々流行っているお店だったんだけど、
アド街ック天国に取り上げられた翌日、オープン時にカーテンを開けた途端にびっくりするほどの行列が目に入る笑
7時30分ですよ!と思った。笑
パン屋なので回転はいいはずなのにその行列は閉店時間まで途切れず、パンは焼いても焼いても足りない笑
個数制限をかけても全然足りない。
元々忙しいお店だったけど、あの終わらない行列は凄かった。
とはいえ、釜の数もパンを成型する場所も限られているので作れる数に限界はある。フル回転の時間が長いだけで、作業が増えることはない。生地作り専任が置かれることと、鉄板がたまるから早く拭かないと💦と焦る以外は通常時も繁忙時も個々の動きは変わらない。
その感じははじめての感覚だった。
ホールサービスだと対応ややり取りが増えるけど、お客さまが目の前にいないと、こんなにも何も変わらないんだなーって。笑
オーダーが直接入ってくるわけでもないので、淡々といつものことをいつものようにこなす。
飲食の新しい一面を知った。
そして友達が店長してて、本職の隙間にたまーにバイトしてた六本木の高級スーパー。
社長がカンブリア宮殿に出たことで毎日商品棚がすっからかんになる。本当のすっからかん。笑
朝全員で商品棚に陳列し、入場制限をかける中、途切れずお客さまがきて、閉店時間には数えられるほどの在庫しか残らないし、テレビで紹介されたものは最初の3時間くらいで売り切れたり。
バーカウンターのあるお店だったので、わたしは1日中コーヒーいれて、ソフトクリーム作ってただけだけど笑
東京のテレビの影響、ヤバい。
カンブリア宮殿に指名されるほどなので、想いの詰まったお店で素敵なストーリーのある商品ばかりが並んでいて、伝えたいことがたくさんあるお店。
そうなってくると、お客さまは説明を聞くまでが買い物だというスタンスになる。
その感じもまた新しくて。
唯一の心残りは、商品知識が無さすぎてお客さまとそういう会話ができなかったこと。
ま、ここでも安定して買ったことある、使ったことあるというお客さまから情報を頂き、他のお客さまとの会話に活かしていた。
港区のお客さまにそれが許されていたかは定かではないけども笑
そして、テレビを見て応募しましたーって求人応募もたくさんあったらしく、すごーってなった。
テレビは飲食店の人手不足も救う。
もちろんそれで応募してきた人達は意識もとても高い。
ソフトクリーム係はすぐ追い越される。笑
六本木っていう土地で自分が働くとになるなんて思ってもみなかったし、港区で港区にくるお客さまと話す機会が持てる日が来るなんて…
人生イロイロ。。。
コロナで人来なくてやばーっていう閑散の経験よりも「バズる」経験をしまくった。
人が人を呼び、投稿が人と投稿を呼び、テレビが人を呼ぶ。
そこからのリピーター獲得がどれほどのものが分からないけど、絶対的に分母が多い東京は一見さんだけでも結構いけるんだな、とか。
ほんと、貴重な経験で色んなこと感じたし考えた。
インフルエンサーに刺されば流行る。
インフルエンサーに刺さる店作りをする。
映えは大事。
なんやかんや言ってもテレビはすごい。
色々あるな、東京は笑
そんな中、大事にしたいことも明確になったように思う。
やっぱりお客さまとは話したいし、伝えたいし、モノがあってこその事だけど、クロコだけじゃ物足りない。笑
そんな贅沢なことを思いながらも自分の「接客」を疑う。こんな感じだったっけ?
そしてそういうときに必ず読む
「常に改革する心をもち」
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こないだ話の流れでマインドの唱和と身嗜みチェックのやつ(名前忘れた笑)をやったら、意外とちゃんと覚えてて、真面目にやったら爆笑された。笑
次に脱獄メンバー集まったらみんなでやってみよー。笑
次回に続く。。。
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