RAFTができるまで。vol.30
とーまさん編〜
チョコプラを超えて走り続ける。
何か生まれたのかなぁとか考える。
上手くいってるのかなぁとか考える。
お店の管理やお取引先様とのやりとりやかけ引き。
学ぶ点もとても多かった。先輩がやっていたように出来ないとこがあったり、自分なりの解釈で進んだり。
1日があっという間にすぎるし、1日24時間以上欲しいと思っていた。
当たり前のように働いていたけど、その分失ったものもきっとたくさんあって、足りてなくてケアできなかったところもたくさんあったと思う。
人に求めすぎてイライラしたりもよくあった。
今となっては後悔もあるし、何が正解だったかわからんなーと思ったりもする。余裕があるように振舞ってたつもりだけど、必死だった。
だけど、見てくれていた人は確実にいて、だからこその今があって、これからも、がある。
接客業。
お客さまがいてこそのお仕事で、気持ちが助けられることがたくさんある。
社内でうまくいかなかったことがあったり、スタッフと折り合いつかないなーってときこそ、楽しいお客さまに巡り合ったり、ひょこっとメーカーさんが来てくれたりして、リフレッシュ、リセットされたりする。
立場的にも立ち回り的にも他のスタッフには気を遣わせてしまってたりもあったなーと思う。
そんな葛藤がありながらも前に進むしかなかった。
というか、進んでると思うしかなかった。
仕事が楽しいかと聞かれると「接客してるときは」って感じの日々が続いてた気もする。笑
幼少期から培ってきた責任感をここぞとばかりに発揮する。
これまた周りが引くほどに。笑
長く働いていたスタッフがこの2年くらいで一新されたこともあったりで、なんとなくうまっていたところに穴が空いて、そして新しい風が吹く。
同じ会社でも人が変われば空気感が変わる。
ここで長く働いていた分、守りたい空気感もあった。
守りきれないもどかしさもあって、諦めることもあった。
周りが悪いんじゃない。伝えられない自分の弱さを認めないといけない瞬間も増えた。
締めることは苦手じゃないけど、たぶん、副キャプテンタイプなんだよなー。笑
そんな気持ち的な部分のモヤモヤもありながら、落とせない数字と戦って…
先輩が築いてきたものを壊してはいけないというプレッシャーと、是が非でも比較される感じとか、自分らしく作り上げたい感じとか。
がむしゃらにこなしなしていきながら、背景にはそれらがついて回っていた気がする。
助けてくれるスタッフがいたし、いつも気にしてくれるメーカーさんがいたりして。
そんな感じで慌ただしいまま、1年で1番慌ただしい年末年始を迎え、展示会シーズンが終わった頃、コロナがやってきた。
いっつも人混みだった見慣れた上野の街は、見覚えのない閑散とした街になった。
それでも、出来ることをやって、このタイミングでこの立場でないと出来なかったであろう、いろんな申請をしに役所に通ったりして。
何だかとても大変だったけど、それはそれでいい経験だった。
上野の街は閑散とし続ける。
売り場にたつより事務作業が多くなる。
そんなこんなで1年くらい過ぎて、会社の闇に刺される。
お前もかーーーい!!笑
自他ともに認めるほど、会社のために割いた時間…🤷♀️🤷🤷♀️🤷
こういう終わりなのね、結局、会社というとのは…とか。
それなにり憤りを感じたりちゃぶ台返したくなったりもした。
うちのテーブルはさつきがくれたアイアン調のいいテーブルだったから免れたε-(´∀`*)笑
仕返しをすることも考えたりしたけど、そんなことをする時間も労力も無駄だということ。
うちの家訓に1つ追加された。
「靴屋の話はしない」
笑
悪口しか出ないからね😤😤笑
でも、そんな悲しい気持ちを打ち消すものがあったってのも大きい。
「会社」にいたからできた人脈も繋がりもたくさんあって、そこで出会った人達が「会社と付き合ってたわけじゃなく、正藤さん(先輩)、古市さんとお付き合いしてきたんです。」と言ってくれたことが本当に本当に救いだった。
お客さまにも「次から誰から靴買えばいいんだよ」って言って貰えることも多くて。
無駄なことはひとつも無いと軽々しく言えるほどの感情ではなかったけれど、こうなったからこそ伝えてもらえた周りの気持ちがあると思うと、これからの生き方で返していかないとなって。
ということで、古市史に絶対に起こりえないと思っていた「NEET」という項目にチェックがつくことになる🤭🤭🤭
次回に続く。。。
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