RAFTができるまで。vol.29
hama編〜
小ブタの2人が結婚、子育てと人生のターニングポイントを迎える中、静かに靴屋の店頭に立つ。
加入当初は、5年以上働くベテランがほとんどだったメンバーが闇のお陰でほぼ一新。笑
ベテランさんの下にぶらさがり、小ブタと部活のように過ごしていた靴屋生活が激変した。
それまでは個人店らしく知り合いとか紹介とかで加入のスタッフが多かったのでわたしのように靴知らないけどやってみまーすのスタッフが1から学んで…みたいなスタイルだったところに「靴屋で働きたい」という意思で加入してくるスタッフが増える。普通それが当たり前なんだけど笑
みんな経験者でいろんなお店で得たいろんな知識が集まって、お店としての幅が広がる。
ワーホリの人を受け入れたりと、新しいことが起こったりで、それはそれでいい経験をさせてもらった。
言葉の壁、文化の壁。色んな人。東京っぽいなー。笑
小ブタが辞めてからは、短いなりにも先輩が作り上げたお店のスタイルが身体に染み付いてきていたし、今考えると無駄なプライドに縛られていた笑
人に求めてイライラしたり、周りに気を遣わせてしまったり、仲良く働けない時間も多かった気がする。
あのとき、こうしてればもっとうまくいってたかなぁとか、あの人のこういうところを認められなかったなぁとか。人付き合いの上手だった小ブタの2人ならもっとやれてただろうなーとか。
なんだかんだで、丸4年、靴屋で働いていた笑
リゾートホテルよりも長い笑
完全に人のお陰で続いたなぁ。
次が見つかるまでと思って加入した靴屋さん。
販売なんか無理だよと思いながら加入した靴屋さん。
スタッフとの出会いも大きかったけど、メーカーさんとか代理店さんとか、お取引先様との出会いも沢山あって学べることが多かったから。
次のアポまで時間あったんで✌️と休憩の如く、お店に立ち寄る営業さんも多かったし、みんな友達みたいだった。笑
キャンペーンの打ち出しも多くて、勉強会をやってもらうことも多かった。
裏情報が知れたり、これはお客さまに絶対伝えたい!って情報を知れたり、デザイナーさんに話を聞けたりで本当の推しポイントが知れたり。
毎週在庫の確認に来てくれる営業さんもいて、お客さんに聞かれてわからなかったことをすぐ聞けたりというのもとてもいい環境だった。
どう頑張っても履くことのないビジネスシューズは毎週来てくれるビジネスシューズ屋さんにいろんなことを教えてもらった。
在庫を取りながら接客を見られてアドバイスもらったりすることも多かったし、見兼ねて本を貸してくれたりすることも…
靴屋を辞めてからもオフィス、店舗に遊びに行かせてもらったり、ご飯食べたり、ポップアップに呼んでもらったり、SNSで繋がってもらえてたりで、ありがたいことにまだまだお付き合いさせてもらっている。
出会い運だけは絶対に逃したらだめだとパフォーマーの彼がいつも言っていた(スピンオフ(18話の一個前)に出てきた人。だれ?ってなった方はどうぞ笑)
運を掴み取れるほど器用ではないけど、大事にしたいと思って歩んでいる。
そんなこんなで、靴屋の漆黒の闇に楽しい靴屋生活が奪われてしまったので、わたしは退職することにした。
闇の経験も人生の一点として。
もう二度と味わいたくない感情ばっかりだけど笑
あのときは、これは一生「笑えない」と思っていた。
残念ながら、今でも笑えないけど笑
でも、たぶん普通に生きてたら経験出来なかったことだし、あの場にいなかったら生まれることのなかった感情だろうし、それはそれで。とは思っている🙆♀️
それの何千倍、何万倍もいい経験をさせてもらえたし、友達もできたし、繋がりもできた。
なによりもその経験から人に対する思いやりや感謝とか人付き合いの大切さを再確認、再認識させられたからこその今がある🙌🙌
乗り越えず逃げるという選択もある。笑
次回に続く。。。
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