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WUP環境の式神ウィッチ

おはようございます。桜花です。

今回初めてnoteを書かせていただきます。
初めにnoteを書いた理由は式神ウィッチには色々な考え方があり、一つの考え方として自分なりの式神ウィッチを共有したいと思ったからです。
それなりの長文になっていますが御容赦ください。



現環境の式神ウィッチについて


現在の式神ウィッチの立ち位置は正直「あまりよくはありません。」
では、なぜ自分が式神ウィッチを使っているのかと言うと、対面によって立ち回りを変えることで一部を除きほとんどの対面に5分以上で戦える、という点に魅力を感じたからです。
またBO3であれば、2回投げれば片方は大抵やりたいことができるデッキであるという点も魅力的です。


式神ウィッチの構築

こちらが自分の今使っている式神ウィッチの構築です。

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ここから、確定枠と自由枠1、自由枠2に分けて話したいと思います。

確定枠

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こちらが自分の思う式神ウィッチの確定枠です。
特に珍しいカード等はないと思うので、解説は省きます。

自由枠1

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こちらが現在の環境において個人的に採用する理由の強いカードです。
1枚1枚理由を解説したいと思います。

結束の魔術

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ウィッチのペアカード枠、結束の魔術。

基本的にはほぼ確定枠のカードです。
採用しない理由があるとすれば、後々解説するマナリアの偉大なる研究を採用する場合のみだと思います。

テンポロスこそはあるものの、持ってこれるカードがどれも強いので2~3枚の採用がいいかなと思います。

信託の大天使・ガブリエル

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こちらも個人的には「ほぼ確定枠」のカードです。

WUP期の式神ウィッチでは「真実の狂信者」がスタン落ちし、デッキの内在打点が少なくなったという点を支えてくれる唯一無二のカードです。

しかし、出したターンにスペルブーストできないという点とデッキのほとんどを掘り尽くすため、大抵引けるという点から1枚採用で事足りていると思います。

アブソーブスペル

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WUP環境から追加されたウィッチの新たなスペルです。

数少ない消滅スペルであるので機械ヴァンパイアのアーマードバット、自然機械ドラゴンの旋風のプテラノドン等の環境のラストワード持ちに使うことで対戦相手の精神状態を崩壊させるほどのパワーを持ったカードです。

また機械エイラビショップなどの大型のフォロワーが並ぶ対面で、4.5枚目の炎の握撃として使うこともできます。
採用枚数は、強く見る対面しだいで0~3枚のどの枚数でもいいと思います。

ウィズダム・コア

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前期は確定枠だったのに今期はあまり採用が目立たないウィズダム・コア(以下コア)君です。

今期採用が減っている理由としては、同じ3コスト帯に優秀なアブソーブスペルが追加された点や、3コストでウィズダム・コアを置くテンポロスが激しいという点もあるからです。

しかしこのカードが序盤に絡むと、確実にと言っていいほど6Tで陰陽の開祖・クオン(以下クオン)をプレイすることができます。
この環境で6TクオンをすることでAFネメシス、機械ヴァンパイア、自然ウィッチ等にほぼ勝てるという点からそれらのデッキを意識する際に採用する価値の高いカードだと思います。
採用枚数としては意識する対面次第で0~2枚くらいだと思います。

クラシカルソーサラー

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こちらも前期より採用が減ったカードの1枚、クラシカルソーサラーです。

このカードの強みとしてはイラストアドが非常に高いという点(?)、5T目に大きく横への展開をすることが出来るという点、0コストでスペルブーストすることができ6Tクオンに近づけることが出来るという点、対面によって守護が貼れたり守護裏に大きなフォロワーを残せるという点の4つです。

採用枚数が減っている理由は結束の魔術からドローするという動きが弱いという点です。
しかし、自分の中では5T目での横展開が機械自然ドラゴンを始めとした大抵のデッキに強いという点が魅力で、上述した通り6Tクオンに繋げる動きとして非常に強いため「採用しない理由がほとんどない」カードです。

双刃の魔剣士

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イケボな双刃の魔剣士君。

このカードの強い点はフェイスを詰める時と盤面を処理する時の臨機応変な使い分けができるという点、自分が強く見ている5Tの展開で盤面に2点を与え処理することで小さな優等生・キョウカを5/5というスタッツで残すことが出来る非常に強い動きの立役者になることがあるという点です。

このカードの弱い点は序盤からスペルブーストするのが他のカードに比べて弱いという点です。

インフィニットウィッチ・ドロシー

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「この手に無限を掴みとる!」

過去に環境を揺るがしたカード、ドロシーのリメイクカードです。

このカードの強みは、スタッツが4/4と大きく、5Tなどに大量展開する際に大きなフォロワーを置きながらリソースを補充できるという点です。また手札の枚数が少なくなった時に、奇跡を起こしてくれる可能性のある1枚です。

しかし、このカードはスペルブーストしない知恵の光となる可能性があります。
ただかなりやっていることの強いカードなため、余程の理由がない限りは採用するカードだと思います。

自由枠2

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こちらは、自分の思う最後の味付け枠です。
それぞれ強い点、弱い点を解説します。

両雄激突

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カゲミツ選手VSアラガヴィ選手、結局アルティメットコロシアムって誰が勝ったんでしょうか、、、。

という話は置いておいて、このカードは一言で表すなら「可能性の塊」です。
リーサルの幅が広がり、1コストでスペルブーストできる非常に優秀なカードです。

しかし、このカードには最大の欠点があります。
使い方が非常に難しく、脳みそが破裂するという点です。
リソースも枯れてしまうため、採用するとしても1枚に留めておく方がいいと思います。

ウィンドブラスト

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ベーシックカードの希望の星、ウィンドブラスト君です。

このカードの強い点は、ドロシーのドローを強く見ることが出来るという点、機械エイラビショップで大型のフォロワーを処理することが出来るという点です。

しかし打ち先がいないと打てないという点、リソースの回収ができないという点から機械エイラビショップ対面を見る際の1枚の採用が望ましいと思います。

マナリアの偉大なる研究

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クオンを連打したいそんなあなたに、マナリアの偉大なる研究。

このカードの強い点は、4枚目、5枚目と無限にクオンを量産し、クオンを押し続けることで不利対面であるコントロールエルフ等にワンチャン作れるという点で、未知の求道者クラーク(以下クラーク)やキョウカなどを臨機応変に増やし、対面のデッキごとで強い動きを押し付けることが出来るという点です。

このカードの弱い点は、そもそもスペルブーストを受ける札(クオン、ドロシーなど)を引いていないと話にならないと言う点、結束の魔術と同じくテンポロスがそれなりに大きいという点です。
6Tクオンを強く見るコア等を採用している構築での1~2枚の採用が強いと思います。

マナリアの叡智

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最強の事故防止要因、マナリアの叡智

このカードの強い点は、1枚で2コストスペル3枚となる点です。

しかし、戻したいカードがない時などに手札の左端に眠ったままゲームが終わってしまうというケースもあるので、事故要因になる可能性のあるコアや対面によって使わないことのあるアブソーブスペルなどを多く採用する際に1枚入れると強いと思います。

ゴブリンスクラム

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ネタカードかと思いきや想像より強いカード、ゴブリンスクラム(以下スクラム)

式神にスクラム!?と思う方も多いと思いますが、先行3Tの動きとして非常に強く、3枚採用したウィッチでもランクマッチでは5連勝くらいはできたので採用しても悪くは無いカードです。(?)

しかしエンハンスが限りなく邪魔なため、採用するとしても1枚だと思います。

究極錬成

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「ンゴゴゴゴゴゴ、ンゴー!!」

非常にパワーの高いカードで、序盤中盤終盤とどこで引いても「決して弱くない」カードです。

スペルブースト12回以上で出てくるアルティメットクレイゴーレムの無料進化を生かし、キョウカのユニオンバーストを無理やり起動させることなども出来ます。

しかし、強く使うためにゴーレムの錬成などを入れたくない点や、強い場面が非常に限られているためあまり採用は無いかな、と思います。

アイギスシールド・アテナ

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最強の盤面を作り上げることの出来るアイギスシールド・アテナ(以下アテナ)さん

このカードの強みは、なんと言ってもクオン+アテナで絶対に返されない盤面を作り上げることができる点です。

6/7と本体のスタッツも優秀ですが、このカードを序盤に引くと非常に弱い点やスペルブーストに関わらない事故要因である点から、採用するとしても1枚かな、と思います。

フレイムデストロイヤー

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こちらもベーシックカードの希望の星、フレイムデストロイヤー君です。

7/7という非常に高いスタッツを6Tクオンの横に添えたり、5Tで横展開の締めに降臨させたりと上手く使えると確実に勝てる「最強の上振れカード」です。

しかし、他のカードと違って効果を持たないバニラカードであるため、他のカードをプレイした方が強い場面があったり、「最強の事故要因」にもなりかねないので採用枚数は0か1枚だと思います。

対面別の式神ウィッチ

今期の式神ウィッチの有利対面、不利対面、その対面別のやるべき事をまとめます。

式神ウィッチの有利対面

式神ウィッチの有利対面は

・自然ウィッチ
・自然機械ドラゴン
・機械エイラビショップ
・AFネメシス

の4つです。

これらのデッキには「対面別にやるべき事をすれば」基本勝てます。

式神ウィッチの不利対面

・コントロールエルフ
・バーンヴァンパイア

の2つです。

これらのデッキには基本的には勝てませんが、少しでも試合を有利に進める方法を知ることでワンチャンを掴むことは出来ます。


式神ウィッチの対面別意識する事


まずは有利対面から書いていきたいと思います。


・対自然ウィッチ

★出来るだけ早くクオンを展開して処理を押し付けることで相手のナテラの大樹のプレイ枚数を遅らせることで相手の動きを弱くすると勝てます。

💡この対面を意識するなら
構築ではアブソーブスペルやクラシカルソーサラー、ウィズダムコアなどを採用し、プレイでは両雄激突や母なる君ケアの式神・天后進化置きを意識するといいです。


・対機械自然ドラゴン

★5Tにキョウカ進化からの横展開を押し付けることが最大の勝ち筋です。
相手が鋼鉄と大地の神をプレイする前に強い盤面を形成し、序盤に一気につめきりましょう。

💡この対面を意識するなら
構築ではアブソーブスペルやフレイムデストロイヤー、クラシカルソーサラーやガブリエルを採用し、プレイでは早い段階での盤面展開を意識するといいです。


・対機械エイラビショップ

★キョウカを出来るだけユニオンバーストで起動させるなど相手の盤面に極限まで付き合って息切れしたところにクオンを連打すると勝てます。

💡この対面を意識するなら
構築ではアブソーブスペルやウィンドブラスト、マナリアの偉大なる研究などを採用し、プレイでは相手が息切れするまで最低限しかリソースを吐かないことなどが重要です。


・対AFネメシス

★この対面では相手の「解放リメイカー」という動きが間に合わない先行7T、後行6Tまでにクオンをプレイすることで処理を追いつかなくさせ、盤面有利を取ることで勝てます。

💡この対面を意識するなら
構築ではコアやクラシカルソーサラー、フレイムデストロイヤーなどを採用し、プレイでは上述した通り早い段階での大量展開を意識すれば勝てます。


次に先行と後行で有利不利がかわる、機械ヴァンパイア(以下機械V)対面について話したいと思います。

・対機械V


対機械Vでは、先行を取った方が有利を取るという認識でいいと思います。

★この対面ではまず先行を取りましょう。(?)
先行6Tクオン展開への明確な回答がないため、こちらが早い段階でクオンを出すことが出来れば有利を取る事ができます。
しかしこちらが後行の場合、相手の4T夜明けの吸血鬼・ノインやマシンエンジェル、鋼鉄のヴァンパイアスレイなどが絡むことで早い段階でフェイスを詰められ受けに回らなくてはいけなくなります。

💡この対面を意識するなら
構築ではアブソーブスペルやクラシカルソーサラーを採用し、プレイでは先行は6Tクオンやそれに準ずる強い展開を意識し、後行ではアブソーブスペルをアーマードバットに打つなど少しでもフェイスへの打点を守ることが大事です。


続いて式神ウィッチの不利対面で意識することを話します。


・対コントロールエルフ(リノセウスエルフ)

なぜこの対面が不利対面なのかと言うと、式神ウィッチの強みである横への強い展開に対して、アリアの旋風とアウェイキングガイアという2つの回答を持っていて、式神ウィッチはガブリエルが絡まない際に一ターンで出すことの出来る打点が限られているため回復され続けると簡単にコントロールされてしまうからです。

★この対面では早い段階でクラークなどを使い、相手に早い段階で回復札を切らせることやクオンでの展開の前に横に展開することでアリアの旋風やアウェイキングガイアなどのカードを吐かせることで可能性をつかめます。


・対バーンヴァンパイア

なぜこの対面が不利対面かというと、バーンヴァンパイア側は1Tからフォロワーを展開することができ、早い段階でこちらのフェイスを詰めて守護を貫通するバーンダメージ(紅のワルツや鋭利な一裂き)によってクオンの展開などをしてもフェイスにダメージを入れられてしまうからです。

★この対面ではこちら側のフェイスを3n+1か3n+2(nはできるだけ大きい数字)にしておくことが重要です。
クラークから加えられる心理の術式やマジックミサイルなども躊躇なく盤面に打ち、フェイスを守りながらクオンなどで展開しておくことで可能性をつかめます。


式神ウィッチのマリガン


【共通キープ】

どの対面でもキープするのは、カオスウィザードとクオンの2枚だけです。基本的にはこの2枚を探しましょう。
クオンが見えている場合は+で2コストスペルをキープします。
また、知恵の光に関しては「宗教」なのでその人の好みだと思います。

【対面別キープ】

対コントロールエルフ

キープ対象は「クオン」「カオスウィザード」「クラーク」
共通キープのカードに加えてクラークをキープして早い段階でフェイスに打点を入れることを意識します。

対自然ウィッチ

キープ対象は「クオン」「カオスウィザード」
クオンが見えている時に+でコアやキョウカなどをセットキープして早い段階でのクオン展開を意識します。

対自然機械ドラゴン

キープ対象は「クオン」「カオスウィザード」「ドロシー」
上の札が見えている時に「キョウカ」
5Tでの大量展開を狙う対面なため、強い盤面を作り上げてくれるドロシーやキョウカもキープの対象になります。

対機械ヴァンパイア

キープ対象は「クオン」「カオスウィザード」
採用しているのであれば「アブソーブスペル」
後行であれば「キョウカ」
アーマードバットを消滅させることが出来るアブソーブスペル、先行4Tノインに対しての回答であるキョウカもキープ対象です。

対バーンヴァンパイア

キープ対象は「クオン」「カオスウィザード」
後行では「キョウカ」
後行でキョウカが見えている場合に「鬼呼びの導師」
基本的には盤面を返しながら処理を押し付けなくては勝てないので、強い展開と盤面処理を両立出来るカードがキープ対象になります。

対機械エイラビショップ

キープ対象は「カオスウィザード」「クオン」
基本的には受けに回る対面なので、この対面だからキープするカードは特にありません。強いて言うならアブソーブスペルを採用していなくて事故らない自信があれば炎の握撃のキープもありです。

対AFネメシス

キープ対象は「クオン」「カオスウィザード」
先行なら「コア」
早い段階でのクオン展開が勝利の鍵なのでクオンを早くプレイできるパーツをキープしましょう。


、、、と書いたもののマリガンはその場その場で大きく変わってしまうものなのであくまで参考程度にして欲しいな、と思います。


以上が自分の思うWUP環境の式神ウィッチです。
もちろん式神ウィッチには色々な考え方があり自分の考えが全て正しいという訳ではありませんが、あくまでこういった考え方もあるということを受けて少しでも式神ウィッチを使いたいと思う人が増えてくれたら嬉しいです!

初めてnoteを書いたので読みづらかったりしたと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

これからも気分で書いていくつもりなのでよろしくお願いします!

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