GVHD メモ(2018年1月現在)

2018年1月現在、定期的に行なわれる血液検査の結果は良好。ここには備忘録的に同種移植治療を終え、退院後の後遺症や自覚的な GVHD 症状を書いておく。
(2018/01/17 加筆)

●抗がん剤による脱毛(終了)
退院後の8〜9月頃から急激に生え始める。ただ、完全なるパンチパーマ状態。これは、脱毛後、毛根の穴が小さくなっていたためと思われる。このあと落ち着くのか、このままななのか、個人差も大きいらしく、不明。白髪と黒髪の割合も脱毛前と同じくらいだろうか。
●抗がん剤による脱毛後の多毛(終了)
これはどうやら、免疫抑制剤「ネオーラル」の副作用。薬の量が少しずつ減るにつれて収まり、今では通常状態に復帰
顔が油っぽくなる(ほぼ終了)
夏の間はとにかく辛かった。顔を洗っても、直後から油っぽくなる感じ。髭を剃るのがとにかく面倒。今ではだいぶ落ち着いてきて、髭剃りの時にもあまり気にならなくなった。
●腎機能低下(終了)
一時期は血液検査で腎機能の低下が見られたが、これは飲んでいる薬の副作用と思われる。その後、薬の減量により数値は正常に。
●筋力・スタミナの低下(継続中)
平地では10km歩いても大丈夫なのに、階段を上るのは1フロアが限界。2フロア上ろうとすると、その途中の踊り場くらいで足が急激に重くなり、呼吸も荒くなる。上り坂でも同様。また、横断歩道の点滅で小走りなると、渡り終えた時点で同じようにスタミナ切れに。いずれも数十秒休憩すれば元に戻る。
●肺機能(不明)
退院後の肺機能検査で治療前と同じ数値を出し、驚かれるが、前述のことを考えると、数値以外の機能低下はあるのかも、とのこと。
●不眠(継続中)
これは抗がん剤治療の途中から継続。最初は眠れなくても気にしていなかったけど、今は翌日の仕事に差し支える場合などが増えたので、時々プロチゾラムを飲んで対応。
●皮膚の痒みと乾燥(継続中)
これは GVHD でもっとも一般的な症状のひとつ。夏頃は肌の乾燥が酷かったが、秋になるにつれカサつきはなくなって、蕁麻疹のような発疹が出るように。
飲み薬(アレロック / オロパタジン)を朝晩服用。たまに「ネリゾナ ユニバーサルクリーム」と液体の「リドメックス」を患部に塗布。
●五十肩(継続中)
とにかく今はこれがツライ。11月くらいから急激に左肩に痛みを感じるようになった。まず、左腕が上がらなくなり、方向によっては左肩の関節とその周囲の筋肉、および左腕の筋肉に激痛が走るように。その後、右腕の筋肉も方向、力の入れ方によって痛むように。日常生活に支障が出るレベル。
MRI の結果、GVHD による筋膜炎、関節炎などではないということは確定したものの、カイロプラクティックでは「補正しても筋肉が戻ってこない」と言われるため、一種の後遺症と考えるべきか。
●足の指先の冷え(継続中)
これも五十肩が始まった頃からの症状。年末くらいになって一時期収まってきたけど、年が明けてからまた冷えるようになってきた。足の指先、第一関節の先だけがガッツリ冷えてしまう。動かしても外から温めてもなかなか効果がなく、お風呂から上がってもすぐに冷え始める。ベッドの中に足を入れていると、さすがに数時間で暖まる感じ。

その他、思い出したらまた書きます。

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