AM は絶滅するの?
AM の FM 一本化の話、多くのラジオファンが怒りと困惑のコメントをしてるけど、これはワイド FM を開始した時点で予想できた話。
FM より高価な送信設備などの維持と更新が大きな負担になり、下手するとそのまま放送局存続の危機になる場合も。
そして数年後には 5G 時代。
ネットの環境も大きく変わる。
ま、9 年後の 2028 年の放送業界なんてどうなるか、誰にもわからない。
だって、radiko がサービスを開始したのが 2010 年の 3 月、まさに 9 年前のことだったんだから。
それまではラジオはラジオ受信機でしか聴けないものだったこと、忘れてない?
そんな 9 年前、radiko がここまで普及する時代が来ると誰が予想できただろう?
そして FM の電波の特性(高音質だが遠くまでは届かない)がどういうことか、リスナーはどれくらいの地域に分散しているか、それくらいどの局も把握している。
2028 年に全ての AM 局が一斉に電波を止めることはあり得ない。
radiko のエリアフリーが始まった時に「無料で全国に解放しろ!」と言っていた人たちと、今回の AM の FM 一本化に過剰反応している人たちが重なって見えるのは僕だけではないだろう。
彼らは「radiko もワイド FM も一切やらなくていいから、AM だけ続けてほしい」なんて言わないのだ。
ちなみに、今の radiko での NHK のラジオ放送は、3月29日(金)で一旦終了。
4月1日(月)から、NHK ラジオ第1と NHK FM が正式なサービスとして実施するとのこと。
http://radiko.jp/newsrelease/pdf/20190322_001_pressrelease.pdf
もちろん 3月30日、31日も「らじる★らじる」は聴けます。
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