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これからの相棒の話

 前回の車雑談に続いて今回は車のお話。

 現状最終型のアルトワークス(HA36S)には2019年の乗り換え。最近ちょっとだけ走行距離が伸びてきたなぁとか、不満がないのが不満とか、相棒に対してぼんやりと思っていたのは確かですけども、お世話になっている車屋さんから残債のお知らせ、現状の走行距離と一年後の予測走行距離、それに伴う下取り等々のご案内が来て、心がグラついた結果……。

 新しい相棒、決めちゃった。

 一ヶ月悩み、数時間で候補から絞って契約という流れ。このあたりはもう結構いい年数お世話になっている車屋さんに全幅の信頼を寄せているというのもあるんですが、諸々で時間が取れなさそうだというのもありますけど、即断即決で。

 心のグラつきから乗り換えの方向に決め、更には年齢的なものを考えるとある意味で自由に選べる最後の相棒を決めるまでのお話とやってきた相棒の話を書いていこうと思います。

■選定と決定

 10月序盤の三連休最終日に車屋さんへお邪魔してお話。残価設定型とは言え、月々の支払いは現状より増えるであろうというのはすでに想定していたので、150から200ちょい越しぐらいの車両が範囲。そこから譲れない条件の「軽自動車」でなおかつ「マニュアルミッション車」となってくると、ほぼ選択肢はない状態。在庫の車両から候補に上がったのは5車種。

 ・HONDA S660
 ・HONDA N-ONE RS
 ・ダイハツ(orトヨタ) コペン GR SPORT
 ・ダイハツ コペン セロ S
 ・スズキ アルトワークス

 現状でチョイスできる軽自動車のマニュアルミッション車ってほんとに無いってのを改めて感じたんですけども、普通車に範囲を広げたとしてもあと数車種増える程度。だったらもう税金と高速代がお値打ちな系に絞ってしまっても問題ないんじゃないかなという。

 上記車種から早々に消えたのがS660。MRの車に乗ったことがないので興味はあったんですけども、カメラ機材類を積む必要があった場合、色々な意味で悲しい子となるのでリスト外。在庫車両の走行距離が多めというのも除外したポイント。

 次に消えたと言うか、心のなかでは有り寄りだよねと思っていたものの、話題に上らなかったのはアルトワークス。不満がないのが不満と書いていたぐらい問題がない子だったので、多少おいじりされてる(足回りとマフラー)というのもありと思ったんですが、話題に上らなかったんですよね。

 最終的にN-ONE RSの新古車と低走行のコペンGR SPORTの2択にサスの乗り味がGRと多少違うセロSという脳内決選投票。N-ONE RSのが運転支援システムがしっかりしていたり、荷室その他の使い勝手は間違いなく上。二代目コペン自体の登場年次とN-ONE RSの登場年次の差に加え、そもそもの性格差などを考えると、求められているものが違うので当然といえば当然だろうなと。

 車屋さんとのお話の中で、HONDAの軽はいい値段はするけども、いい意味で軽っぽくなくて乗用車。作りがしっかりしてるし、エンジンも力強い。運転支援システムもしっかりしてるし、N-ONE RSを勧められないポイントはないですと。

 ただ、コペン GRスポーツは間違いなく楽しいです、と。

 N-ONE RSに関してはインパネシフトがどうなんだどうねというのがどうしても引っかかっていたのと、アルトワークスよりも腰高でというのが決断出来なかったポイント。一方の二代目コペンは19年夏、ローブの頃に降りたのは突発的なやらかしが原因で志半ばで降りている、堪能し尽くしてないんじゃないかっていうのが心の中にあったんですよね。

 あとは年齢的に次の子が最後まで付き合っていくであろう子になるのかなという気持ちもあり、その相棒としてどっちを選ぶのかという判断。何でもそつなくこなす優等生なN-ONE RSかやれないこともあるけれど底抜けに楽しい瞬間があるコペン GR SPORTと、5年先を超えたところで残債を支払ってでも相棒として、ツールとして共にあってほしいのはどちらか……。

■新しい相棒

 熟考の末、私が選んだのは……コペンGR SPORTでした。

※(おさないのは形式番号がKなのでダイハツさん経由(トヨタさん経由はAが付きます))

 最終的に初代のイメージも残るセロSかトヨタさんのやんちゃなエッセンスが入ったGRかの選択。ここは残価設定の査定確認で価格の高かったGRのがセロSよりも月々の支払いが低かったのに加え、ナビではなくディスプレイオーディオ装備のがありがたいと思っていた(セロSはナビ、GRはパイオニアのSZ700が装備されていました)ので、ここはGRという選択に。

 数時間で検討から審査等々を一気にこなすという日を超え、ドナドナされていくアルトワークスちゃん(持っていった数日後にはもう売れたらしい)の清掃を追えた翌日に実車を見たいという問い合わせが速攻で入り、代車出すから引き取らせてほしいという流れになってしまい、感慨深さもへったくれもないままに別れがやってきたり、そういやECUに魔法かけてたの伝え忘れてたなぁとか、タイヤ残があまりにもアレで、海外タイヤ(ZEETEX ZT1000。ドバイのメーカーで中国製)だけどもサービスで替えます(オサナイさんと付き合い長いですし、という。パーツ類の入れ替え戦で結局トントン)とかいう話があったりと、そんな盛りだくさんな二週間を過ごしたあとついにやってきました。

 私が二代目のオーナーになるコペンGRスポーツですが、先代が色々とハンドメイドでカスタマイズをしていたようで、気づいた仕様を書き出していきます。

 ・Pioneer DMH-SZ700
 ・CELLSTAR AR-G700S
 ・左フロントが死角なので追加したと思しきサイドビューカメラ
 ・接触不良で映る映らないが出てるバックカメラ
 ・劣化が目立つレインモール(撤去してしまってもいいかなと)
 ・室内足元、トランク内LEDライン追加(むき出しでおっかないので透明保護テープ貼る予定)

 この中でミラー上部に設置されていて後方確認が辛すぎるCELLSTAR AR-G700S、レーダー探知機は早々に取り外しと代替機(COMTEC 909LS+OBD2(中古))に入れ替えを決め、諸々含めて年明けぐらいにはバックカメラをなんとかしていきたいところかなと……初期費用は出てますけども、中古車を買ったら入用なものを揃えていくのが常ですし、こんな感じですよね。

 とりあえず、色々とありますけども、最後の愛車になってもいいような勢いで遊んでいけたらいいなって。色々な現場近くで屋根開けてきゃっきゃしてるのを見かけたらニヤニヤしてください。

サポートをご検討いただければ幸いです。いただいたサポートはカメラのメンテナンス代などに充てさせていただきますとか書いてますが、実際には設定しよう的に書いてありましたの設定しました程度です。