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J-Pop Now Radio 福山雅治登場!

J-Pop Now Radioという番組をAppleMusicで担当し始めて、
初回は米津玄師さんが、そして、2人目は福山雅治さんがゲストで登場。

福山雅治との出会い

「あんちゃん」これだけで誰のことか分かる。
1990年、「追憶の雨の中」でデビュー。
以降、俳優として、写真家として、またラジオDJとして活躍。
常に日本のエンターテインメントの最前線を走り続けているアーティスト。

高校生の頃、僕はアメリカのケンタッキー州に住んでいた話は前にもした。
当時はインターネットも無く、日本の情報を入手するのが困難で、
頼りは日本から来たばかりの友人が持っている情報が全てだった。
週に一度通っていた日本語補修校に新しい転校生が来ると
みんなで囲って「いま、日本で何が流行ってる?」とまるで事情聴取のように
聞き込み調査をするのが常だった。

「福山雅治がカッコいい」そう言った女の子が持っていたCDが
Good night

さっそく貸してもらい、聞いた。
甘いっ! これは女子に受けること間違いないわ〜イケメンだし・・・
なるほど、これから福山雅治は要チェックや!←これも当時流行ってましたね。

90年代初頭、音楽はビーイング系のバンドサウンドが人気で、B'z、WANDS、
T-BOLANなどが人気を博していた。そのブームは遠いケンタッキー州にも届いていて、「離したくはない〜〜」なんて歌っていた。

↓当時、多くの日本人駐在ファミリーの家にはカラオケ機があり、それで歌っていた。CDシングルのカラオケ音源は本当に有り難かった笑

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ひとつ屋根の下

オーバー40にとって忘れられないドラマといえば
「東京ラブストーリー」「101回目のプロポーズ」「若者の全て」そして
「ひとつ屋根の下」
長男、達也を演じたのは江口洋介さん
ちぃ兄ちゃんこと次男、雅也を福山雅治さんが演じていた。
達也を呼ぶときの「あんちゃん」というフレーズと「小雪ぃ」は
多くの人たちが福山雅治を語る時にやるモノマネとなった。

かくいう僕も声質が低く、当時「あんちゃん」をやらせたら
右に出るものはいないくらい上手かった。

アルバム 「Calling」

ドラマのヒットから福山雅治の人気は急激に上がっていく。
そんな中、5枚目のアルバム、Callingがリリースされる。
All My Loving、恋人、遠くへ、MELODYなどヒット曲が収録されたアルバム。

これが欲しくてね〜。
日本に住んでいる叔母にお願いですので送ってくださいと手紙を書いて
送ってもらった。めちゃくちゃ聞いた。今でも聞けばあの時の景色が蘇る。
とくに、Moon。このハープの音色とブルージーなリズムが当時住んでいた
田舎町にピッタリでよく車を運転しながら聞いていた。
「恋人」はギターで必死に弾き語りを覚えた。

その後、IT'S ONLY LOVE、HELLO、Peach!!、HEAVEN、Squall、桜坂、などなどのヒット曲を生み出していく。

アルバムAKIRA

前作から6年8ヶ月ぶりのアルバムがリリースとなった。
17歳の時に他界された福山雅治さんのお父様の名前がタイトルとなっている。
表題曲である、「AKIRA」から始まり、「彼方で」まで17曲収録。
これまでも死生観について歌って来た福山雅治が真正面に向き合ったアルバム。

「死」をテーマにしたアルバムというとヘビーな内容になっていると思うかもしれないが、そうではない。映画『新解釈・三國志』主題歌、「革命」
この曲の歌い出しと「何のために  この時代に 生まれて来たのか」の譜割りが凄い!他にも#リモラブ ~普通の恋は邪道~の主題歌「心音」、映画名探偵コナンの主題歌「零-ZERO-」
というすでに発表されている曲も多く収録されていて、聞きやすさと、
じっくり向き合うことが出来る曲もあり音楽作品としてとても素晴らしい。

「失敗してもいい」というか「人生とは失敗するものだ」そして、大切なのは
その経験をどう自分のものにするかを歌う「失敗学」

選手からの目線の応援歌はこれまでもあったが、その選手を応援している
私たちの視点から生きることを歌った応援歌、「1461日」

気がつけば最近口癖のように言っている「ボーッとしたい」人は疲れると
海や山など雄大な自然を求めるのだろうか?最近僕の検索履歴には
「海・島」という言葉が多い。「ボーッ」は共感しかない。

つまり私は私に
熱狂していたいのだ
それこそが
私が生きる意味になるのだから
                 「暗闇の中で飛べ」

「死」といういものをテーマにしたアルバムであるが、同時に強い生命力も感じる。

J-Pop Now Radio SPECIAL ロングインタビュー

そして、今回、Apple Music J-Pop Now Radioで福山さんにロングインタビューをさせて頂いた。リモート収録だったので、画面越しではあるが、福山さんが登場し、「よろしくお願いします」の声は本物すぎて震えた。いや、おかしな表現なんだけど、もし、みんなも機会があったら絶対そうなるって!!!

お忙しい中、かなり長い時間インタビューさせて頂いたのでぜひ聞いて欲しい。
子供の頃、母に言われた「会いたいと強く思っていると絶対に会えるのよ」という
言葉を思い出す。念ずれば花開く。まだまだ僕も夢の途中。
これからの人生、色々なことがあるだろう。つまずいた時、大切な人との別れ、
そんな時にまたこのアルバムとインタビューは僕を支えてくれると思う。

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