見出し画像

DJ志望は押さえとけ!番組を持つための道!

どうも、謎のDJくんだよ。

「#ラジオ」とかでnoteを検索すると、
世の中にはラジオを好きでいてくれて、その熱い思いを文章にしてくれている人がいてうれしいね。

今日は「ラジオ番組を持つための道」について説明しよう。
ひとくちに番組といってもいろいろあるけど、ミュニティFMは置いといて、今回は県域・キー局のみにスポットを当てて考えよう。
もちろん、コミュニティFMだってプライドを持って一生懸命にやってる人だっている。僕が昔、そうだった。
そこは認めるけど、あまりにも環境が違いすぎるから除外ね。
ちなみに県域局とかコミュニティとかよくわからない人はこちら

それでは「ラジオ番組を持つための道」というテーマ、
本題へ~

/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

ぶっちゃけた話、番組を持つための道のりは大きく分けて2つしかない!
「ご指名でキャスティングされる」か「オーディションを勝ち抜く」か。
この文章を読んでいる未来のDJのみんなは、後者の「オーディション」しか道がないのだ。
まずはみんなに関係ない、こちらから…

ご指名でキャスティング

新たに番組を立ち上げる時に局の編成や制作会社は、番組のコンセプトだったり制作費だったりの条件を考慮して、DJを「オーディションで探す」か「○○さんにしよう」というのを選ぶんだ。
ここでの「ご指名キャスティング」というのは「○○さんにしよう!」っていうことね。ベテラン勢やキャリアのある人たちは、オーディションをせずに新番組が決まるんだ。
そりゃ小林克也とかクリスペプラーがオーディションを受けるわけないよね…。

そして、ラジオ局のアナウンサーに就職して番組を持つというのは、便宜上「ご指名キャスティング」ってことにしておこう。
局アナ同士でオーディションしたり、他のDJに混じって局アナがオーディション受けたりすることはあるのかな?その辺はよくわからないや。

謎のDJくんでもこれまでの付き合いがある局とか、
局自体は付き合いがなくても番組制作スタッフに付き合いがあれば、特にオーディションなしで番組をやったりするよ。
他にもタレントさんだったり、音楽やお笑いなどの他の分野で活躍してる人は(それでも一応のテストはあるのか…?)そのまま起用されるね。

そして、たまーにあるのがスポンサーを自分で見つけてきたり、スポンサーに気に入られてご指名を受けるパターン。
局はスポンサーにはまず逆らうことはできないんだ。だから、、、
とある企業がその時間を買い取って番組(箱番組と呼ばれる)をやることになる。その時に企業サイドから、付き合いがあったり仲のいいDJを起用するよう働きかけがある。なんてこともあるね。
局の偉い人に気に入られて…なんて夢のような話はまずないけど、
局のスポンサーに気に入られて…みたいなことはなきにしもあらず!!そっちを目指すのも悪くないかもね(おすすめはしない)

以上が「ご指名キャスティング」の種類だよ。
これに関してはみんなにはあまり関係ないから、2つ目の道を解説…

オーディションを勝ち抜く!

結局キャリアがないみんなはオーディションを勝ち抜くしか道がないんだ。
たまたま局の偉い人と出会って、君のトークに惚れ込んで、そのままデビュー!みたいなことはあり得ないんだ!
ラジオというのはテレビほどではないけど、多くの人が関わっている。だから、偉い人の一存で!ってことはなかったりするね。
どんな人のプッシュであっても、さすがに何者かわからない人はオーディションを受けなきゃいけないんだ。

よし!ぼくもオーディションを勝ち抜こう!と気合を入れた瞬間に思うこと。
「あれ…、オーディションってどうやって参加するの…?」

そうなんだ、オーディションはその話をゲットすることが難しいんだ!
ちなみにネット上にある「DJ 募集」みたいな募集は県域局ではなく、
コミュニティFMだったりネット放送局だったりするから(大半はそれ)注意ね。
じゃあ、オーディションの話をゲットする道のりをいくつか紹介しよう。

■局主催の公募オーディションに参加

AMラジオでは番組単位のオーディション、そしてFMでは局自体の新人オーディションを開催していたりするんだ。
FMでいうとJ-WAVEや大阪の802、神戸のKiss FM、名古屋のZIP-FMなんかは定期的にDJを募集してたりするね。こういうのを勝ち抜いて、番組を持たせてもらうのが一番現実的かな。
そこから、その局の中で仕事を広げるチャンスを掴めるかもしれない!

■事務所に所属する

ラジオDJがいるタレント事務所に所属するというのも一般的だ。
公募のオーディションはどんな人でも条件に当てはまれば参加することができるけど、その他の番組改編では内々のひっそりしたオーディションを開催するんだ。
たとえば、、、
新しく番組をスタートさせよう!DJは若い女性だ!となった場合、様々な事務所に「若い女性でDJできる人いませんか~?」と呼びかけがあるよ。
何のコネもない人は事務所に所属するのが無難かもしれない。
もちろん事務所に所属しつつ上記の公募オーディションを受けるということもあるね。

事務所のいい点は、自分じゃゲットできない情報を事務所がゲットしてきてくれる点だ。逆に言うと、ラジオでの仕事が少ない事務所だと、全然オーディションの話を持っていない可能性もあるから、事務所選びは慎重に。
そして事務所に所属するためにオーディションを受けなきゃいけない場合もある。

■局に制作スタッフとして潜り込む

意外といるのが、ADとかディレクター出身というラジオDJ。
昔は「ADなんてやったってDJにはなれないだろ~」とか思っていたけど、
実際に先輩DJたちの話を聞いていると意外とAD出身という例も多いんだ。「深夜番組のリポーターが欲しいけどギャラがなぁ…あ、うちのADの●●にとりあえず喋らせておくか」という流れでデビューしたという人もいるね。
ラジオの制作スタッフに関しては求人サイトにたまに掲載があったりするかな。少なくともラジオDJよりも身近に求人募集をしているはずだ。

ただラジオの現場は制作会社にもよるけど、基本的に金銭的にも体力的にも厳しい現場が多いから、潜りこんだものの続けるのは大変だし、実際にDJになれるかはわからないね。
喋ることが好きというよりも「ラジオが好き」という人にしか勧められない道だよ。

■その他

その他にもこんなケースも…
・参加した合コンにたまたま局の偉い人がいて、「君おもしろいね~、明日オーディションあるから参加しない?」と誘った。
・局のリポーターオーディションを受けに行ったら、その局で同級生がDJをやっていて再会。そのDJの番組でもリポーターをたまたま探していたから受けた。
などなど、世の中にはどんなチャンスが転がっているかわからないもんだな。

/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

こんな感じで、結局のところどんな形にせよオーディションからは逃れられないのだ。
若いDJ志望の子と話すと「オーディションっていやだなぁ、自信がない」ってこぼすことが多い。
でも考えてみよう。オーディションは未来のプロ(素人)との対戦だよね。
一方で実際にラジオDJになれたとしたら、現役の他のDJ(プロ)との対戦がずっーと続くんだ。ずっーと。
オーディションというのは地獄の入り口であって、一番温度がぬるい部分だよ。だから、オーディションの段階で自信がなかったり、他の道がないかなぁと思った君は、この地獄では絶対に生きていけない!すぐに帰りなさい!

ということで何となく番組を持つまでの道のりがわかったかな?
ラジオDJすごろくでいうと「デビューする」というマスの前に、「オーディションを受ける」のマスにいくためにどんなルートをたどればいいのかを考えなきゃいけない。
一応不足なく、王道の道のりを示したけど、「ほかにもこんな道があったよ!」ってのがあれば是非とも教えてね。

とりあえず今回のまとめ、
『オーディションは地獄の入口』

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?