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奥信濃への道 第21走:覚悟は良いか、全てにおいて覚悟は良いか

今、上越妙高に向かう北陸新幹線の中に居る。
上越妙高に向かうのに上越新幹線ではなく北陸新幹線。上越新幹線は下越の新潟に行ってしまう、JREの上越とは…。この北陸新幹線と言うか長野新幹線と言った方が個人的にはしっくりくる。
おっと…東京駅を出て上野まで一瞬だ。
ひょんな事(第1走を参照)で出場することになったトレイルランニングイベント奥信濃100の50kmレースに出るためだ。
手に持つスマホには明日の天気予報が表示されているが傘マークに稲妻がオマケで付いている。そんなオマケはいらないのだ。
不安と期待が入り混じり、右膝の調子もイマイチだが、もうここまで来たら覚悟を決めて臨むだけ、シクロクロスレースとは臨む雰囲気が違う。天候もそう、山道もそう、全てが未知が故に覚悟の度量が分からない。
故に不思議な気持ちである。
明明後日には東京に戻る新幹線に乗っているはずだ、その時に一体どんな文をnoteに書いているのか…楽しみであり怖くもある。
間違いなく今年で1番のチャレンジ、楽しんでこようと思う。

外の景色は既に大宮の向こう側だ。

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