駄々を捏ねたい、大人だもの
お湯が欲しい、だってお湯はすべてを解決する。
人類は火を得たことにより革新的な進化を遂げた、当然その傍らに水があり興味本位で水を火にあぶったら火が消えて大慌てな猿人類も居たことだろう。しかし器を介すことによりお湯を手に入れたのだ。万物創造お湯の誕生から幾年、人類のお湯沸かし速度に対する探究心は留まることを知らない。
結果、生まれた産物として一つの形JetBoilだ。
読んで字の如し、JetBoil(連続して噴出し茹でる)だ。
湯沸かし界で最速の部類に入るであろうJetBoilにも欠点があった。
天は二物を与えない。
嵩張るのだ、収納した場合とても嵩張るのだ。
燃料であるカートリッジが嵩張るのは我慢できるが、クッカーが嵩張るのは辛抱ならない。
しかも丸い、収まりが悪い!
やだやだ、そんな嵩張る物、収まりが悪いもの持ち歩きたくない、邪魔!徹底的に邪魔!なんて駄々をこねたくなるのも大人だって仕方ない。
そんな湯沸かし界最大のドローバックに訪れたアルカディア「JBゲージ」だ。
いつだってソリューションは身近にある、このJBゲージだって言ってみればサイクリストご用達のボトルゲージを大きくしただけだ(身も蓋もない)
しかし有りそうで無かったJBゲージを両足の中に携えたので、走り出すしかない。
そう、湯を沸かしに出かけるのだ。
お湯によって訪れる幸せは、私たちが求めていたソフィア。
携えて日々の生活に彩を。
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