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【学ぶ姿勢】lerning 4.0(MOVE)/Voicy山田崇ラジオ#188

2022/12/09
Voicy山田崇ラジオ#188
【学ぶ姿勢】lerning 4.0(MOVE)
話し手:山田崇さん 島田龍男さん 殿脇菜央さん 
書き手:石井恵里

山田崇ラジオnote | 文責 殿脇菜央さん

山田崇さんProfile
https://linktr.ee/yamayama_nanoda


Check in

石井恵里:
今日の松本は 今気温が外の気温が-3°で今日一日の最高気温が10°です。とても寒くなってきました。ようやく日が出てきたかなっていうぐらいで薄暗いので冬だなあっていうのを実感しています。今日は、二週間に1度の山田さんが講師をしてくださっている授業である「地域ブランド実践ゼミ」があります。私はグループとして冬の松本の若者のための旅行プランっていうのを考えていますが、二週間前の前回の授業からチーム四人で毎日ミーティングをしてプランのブラッシュアップを図ってきて、今日はそれを発表する機会があるということでちょっとドキドキしています。今までだったらプレゼンの練習とかもしてなかったんですが、今日はプレゼンの練習をしてから授業に臨もうと思っているので5分間のプレゼンなんですがその中で自分たちのアイディアを皆さんにプレゼントできるように頑張りたいと思っています。

殿脇菜央さん:
始まる前に音がハウリングしてしまうというハプニングがありました。でも、意外といつもと違うことに楽しんでいる自分がいて、なんか自分変わったなぁ、焦らなくなったな っていう自分の変化に気づいてちょっと楽しんでました。

島田龍男さん:
いろんなことがバタバタしている気がしますが、でも世の中的にはもう年末ですね。今日もお願いします。

山田崇さん:
昨日、羽田イノベーションシティの天空橋駅にあるPiO PARK(ピオ・パーク)というところで 伊藤洋一さんをゲストに「イノベーター忘年会」がありました。伊藤洋一さんが開口一番今日は金曜日だと思えないなって。その理由が面白くてサッカーの日本代表の試合が週の初めにあって、朝3時ぐらいまで起きていたから一日多いような感じがしているって言ったんだけど。すごいその感覚わかるなって。今日もよろしくお願いいたします


学ぶ姿勢を進化させてアイデアを創る

山田さん:
「松本エリアの『ウィンターシーズンの観光』活性化」をテーマに、インバウンド、ノーマイカー、学び、若者の4つのチームに分かれてやっているんですよね。テーマオーナーがアルピコホールディングスという長野県内では知らない人はいない企業です。県内のホテル、タクシー、バス、スーパー、不動産、保険、観光事業など幅広い事業をやっています。冬の観光を信州大学の学生と考えて社長に対して最終報告会をします。
私は学びチームのメンターをしているんですが、学びチームが今悩んじゃっています。ツアーのためのカスタマージャーニーマップを作って、ペルソナも定めてやっているんですが。これは副学長の林靖人教授がブランディングを研究しているのでこのような形をやっています。私が3人に学びの定義について尋ねてみたところ、話し合いが止まってしまって。
私たちドコモgaccoでも学びをテーマにした事業をやっているんですが、学びってなぁに?ってことに悩んでしまっているんですよね。辞書で調べたりもしてくれていますが、辞書で調べた意味を持つツアーって楽しいのかな?って思って。
彼ら的には学問体験して知る、という2つのことがあるんじゃないか、ということで体験を重視してスノーシューや酒蔵、アウトドアサウナを提案してくれているんだけど。これってどういう人に学びがあるんだろう、という問いかけをしたら難しくなったんだよね。
これからはほんとにこういうペルソナがいるのかを知るためのヒアリングをしていくんだけど、その手前で前提条件が分からなくなってしまっているんだよね。

島田さん:
今コロナ開けの影響でツアーがどんどん出せるので、とりあえずツアーを出してみて需要があるのかを図ってみてもいいかもしれないですね。

山田さん:
ラーニング4.0という上田信行さんがおっしゃっている言葉が好きで。今龍男が言ってくれたのってlearning 2.0(MAKE)だよね。

「learning 1.0(GET)」(learning through instruction)
学校などで行う、一般的な知識の伝達による学び。先生役として誰か教える人が知識を発信し、その知識をゲットしていきます。受身的に何も考えないでということではなく、誰かの影響を受けたり、誰かのアイデアを得るということです。

「learning 2.0(MAKE)」(learning through making together)
協同でものをつくっていくプロセスの中での学び。誰かに教えてもらうのではなく、仲間と一緒になって自分自身で生み出していきます。

「learning 3.0(ENTERTAIN)」(learning through love)
誰かに喜んでもらおうとする取り組み(パフォーマンス、プレゼンテーション)を通した中で、生まれる学び。目の前にいる仲間だけで行うとそこで完結してしまうのですが、オーディアンスなど他人のためにやるとなると、また一段と学びの中身が深くなっていきます。

「learning 4.0(MOVE)」(learning through moving)
ラーナーが多様な人たちと相互交渉する学び。外に出て行って、人に会うこと。とにかく、フットワークを軽くすることが大切です。

楽しく働き、成長することができる
「プレイフル」な学び方・働き方とは?(前編)

島田さん:
learning 1.0(Get)の視点でいいのかもしれないですよ。インバウンドもインバウンドだけではないテーマがあるといいと思いますよ。実践をした方がいいと思います。

山田さん:
ジェームス・ウェブ・ヤングのアイデアの作り方も参考にしていて。

クリエイティビティ・テクニックの5つのステップ
1.素材(資料)を集める
2.書きとめる
3.手放す
4.どこからともなくアイデアは現れる
5.アイデアを送り出す

ジェームス・W・ヤングに学ぶ『アイデアのつくり方』のテクニック

この第一段階が先行研究調べなんだよね。でも、受講生が集めてきたのは殆ど1人1個で少ないなぁと思って。だから最初にワールドカフェをやろうと思って。先行研究同士の掛け合わせが出来るし、先行研究して出てきた可能性について考えて、新しいアイデアが想起されるようにした方がいいな。

私自身今回のテーマ苦手なんですよね。だからlerning MAKEして、専門領域以外にlernign MOVEしています。私としてはこの機会は探索、「反集中」だよね。

よし、今日はnanodaの山田崇でやってみようかな。知の探索と知の進化。学びっていうことにタグをつけてほしくて。学びってなぁに?っていうの日常生活の中で視点を持ってほしかったんだよね。



Check out

島田龍男さん:
今日の「地域ブランド実践ゼミ」のプレ授業として聞いていたのかな。私自身は大学時代ちゃんとしていないかったな。でも旅だったらすぐ実践できるからいいですね。

殿脇菜央さん:
今日のラジオはついて行くのが難しかったです。共通認識持てていたらもっと面白いだろうな。

山田崇さん:
前回の授業に小林一樹さんも取材に来て下さっていて。今コメント頂いたんだけど、私たちは授業デザインやっているんだろうな。
ペルソナ龍男にしてやってみるのもいいかもしれないですね。1月13日~テストツアーやってみようとしているので。
ちょっとやってみようという視点を持って臨みたいと思います!


きづき

自分の専門領域の外側であってもlerning MOVEによって、積極的に現場で課題を知っている人から直接学び、自分の専門分野に結び付けられるようにする思考方法を身に付けることで、そのスキルが汎用的に活用できると学びました。



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