チャイナライブ

炎上は結局数で決まります。
好きなバンドが炎上しました。
初の海外公演で撮影OKだったからです。
他のバンドが続々と撮影OKの中頑なに撮影NG、しかもライブ映像もあまり映像化されないバンドです。

私も撮影には反対派でした。
そのバンドはいつも一対一で自分1人に向けてライブしているように感じていたからです。
撮影がOKになれば、自分はやらなくとも周りの人はするかも知れません。
そうなると集中出来ません。
馬鹿みたいな顔で泣いている顔も普段の生活では見せないとんでもない馬鹿面の幸せそうな顔も、誰かのスマホに映るかも知れないからです。

ライブ会場が撮影OKになるのは、私にとってトイレ内でシャッター音が聞こえてくるくらいの不快さです。

自分が大切にしていたそのバンドのライブが壊されるのではないかと怖くなりました。

ですが一重に炎上といっても『撮影OK』に対して怒っている人の中に私と同じ意見で怒っている人はどのくらいいるのか。

ただ自分も撮影したかったから、と怒っている人が多かったような気がします。

その場合同じ炎上に加担している(私はそのことについてツイートしてはいません)としても意見として正反対、敵同士です。

中を見てみれば真逆の意見の人間がさも同じことについて怒っているように見え、その数が多ければ同じことについて怒っている人達、という括りで炎上します。

そして声の大きい人が勝ちます。
なんといっていいか伝わりづらい考えの人の意見は通らないことが多いです。
負けてばかりです。
我慢していいことはないですが、うるさくなりたくはありません。

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