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RTA in Japanにてだるま道場を走ります! #RTAinJapan

はじめに

こんにちは。「一般人」のはるくです。
今日の夕方、RTA in Japanにて「だるま道場」のRTAを走ることになりました!多くの視聴者が「だるま道場ってなんだ?」となっていると思いますので、簡単ですが書いていこうと思います。

だるま道場とは?

だるま道場とは、1994年に稼働を開始したアーケードのパズルゲームです。
その後、スーパーファミコンに移植が行われました。今回はこちらの機種を用います。

ルールは非常に簡単です。
まず操作方法はだるまおとしのように積み重なったコマをキャラクターが横からハンマーで叩く、これだけです。

叩くことで「左にその列のコマだけ」押し出されます。押し出されたコマは下にストックされます。

下のストックがいっぱいになった場合は、その列のままコマが上に押し上げられます。この時、下のストックがすべて同じ種類のコマだった場合、その駒を消去することができます。

この消去を繰り返して、すべてのコマを消せばクリアとなります。
誰でも簡単に理解できる非常にシンプルなゲームとなっております。

開発会社がすごい!

このだるま道場というゲームの開発会社は「株式会社メトロ」という会社です。あまり耳慣れない会社(パブリッシャーは別の会社であることが多い)と思いますが、その実績は目を引きます。一例をいかに示します。
・牌砦シリーズ
バストアムーブ
・ツッコミ養成ギプス ナイス★ツッコミ
・トラック狂走曲
アーケード版アイドルマスター
・仮面ライダーバトル ガンバライド/ガンバライジング

最近はポケモンシリーズのモデルやモーション協力、プロジェクトセカイのステージ協力等をしているようです。レトロゲームの開発会社は解散等していることも多いのですが、れっきとした現役の会社です。
ソフトがプレミア化しつつあるので、何とか移植してもらえないかな…と走者ともども思っていたりします。

基本テクニックと上級テク「まくり」

クリアの基本としては、「消したい色を一番左に隣接するように並べる」ことです。それらを全て一手で押し出せば、その色のコマを消去することができるため、「そのリーチ状態にいかに効率よく持っていけるか」がカギとなります。
逆に言えば、「同じ列に消したいコマが飛び石状に配置されている状態は基本的には消去できません。

基本的には、というのは例外がありまして、「まくり(めくり)」というテクニックが存在します。
一番左ではなく、一番右側のコマを左に先頭に送るテクニックなのですが、説明が難しいので画像でなんとなく理解してください。

RTAに関してはこの「まくり」を以下に成功させるかがカギとなります。
連続でコマを消すことができた場合を「連鎖」と呼んだりもしますが、
超上級者は5連鎖や6連鎖を難なく出す方法を編み出していたりします。
(一般人の自分はまだ習得が未熟です…)
そのあたりはぜひ本番の配信で確認していただければと思います。

だるま道場は「内藤九段化」する過程状態にあるゲーム

だるま道場のステージは自分のコマを叩く以外は介入要素はありません。
したがってパズルゲームにありがちな「運要素」は存在せず、ガチのパズルゲームとなっております。
一応ステージのパターンが3種類用意されており、どれを引くかによって難易度が変わったりしますが、ステージ単体では運要素の介入はないため、「上手い人が順当に上手い」ゲームになっております。
運要素がないということはすなわち、「何らかの最適な操作が存在する」ということになります。
現在のだるま道場は「この最適操作は何か?」ということで日夜研究が進んでいる状態です。
今のところ6面あたりまでは「最短手数」まではほぼ解明済みとなっており、7面以降の研究が進んでいる状態です。
操作上の最速に関してはまだ研究段階ですが、「すべて覚える」ことができれば更なるタイム向上が見込めます。
ただ、面の総数はステージ数の3倍あることもあり、簡単に覚えられるような記憶量ではないため難しいと考えています。

また、全ての最適パターンが解明されてしまうと、それは「だるま道場」というパズルゲームではなくなってしまいます。
答えを知っているパズルゲームはパズルではなく、アクションゲームなのです。

RTAに詳しい方はご存じかもしれませんが、「本将棋 内藤九段将棋秘伝」というゲームのRTAは、最速手順を最速で操作することに特化されており、将棋というゲームをしていない状態になっています。

幸いにも、だるま道場は「まだ」そうなっていない、いわば変化の過程にあるゲームなのです。
この絶好のタイミングでだるま道場というゲームのRTAを走れることに感謝いたします。

走者について

さて、今回のRTAの走者について説明いたしましょう。

一人目はレンコンさん。「石川のハイテンション天狗」です。
石川でだるま道場の知名度が高いのは大体この天狗の仕業です。
フィーリングで現在のだるま道場全一をたたき出してるすごい人です。
トークがめちゃくちゃ面白いので本番もご期待ください。

二人目は剛力羅羽さん。「関西の頭脳派ゴリラ」です。
最適解を導いてるのは大体この人…ゴリラです。
最適解を導いてるのもすごいですが、実戦で暗記してるというのが本当にヤバいです。
私もこのゴリラに勉強させてもらってますが、なかなか身についていません…

三人目は私、「横浜の一般人」です。
二人があまりにも早すぎるため、数分どころではないレベルで差をつけられてしまっています。人外には勝てないよ…
比較対象としていかにお二人が素晴らしい走者なのかが分かると思います。
残業必死ですが、できるだけ離されないように頑張りますのでよろしくお願いいたします。

この三人と「関東のパズルおじさん」テトなんとかさんの解説の四人体制にてだるま道場RTAをお送りいたします。
それでは、今日の19時頃にお会いしましょう!


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