【絶対に合格する放射化学Part2】出題された核種の半減期と語呂合わせ20選
放射能とは?
①放射性物質は放射線を出しますが、その能力を「放射能」といいます.
②「この岩石は放射能を持っている」、「この岩石は放射線を出す」という表現を用います.
③この岩石の持っている放射線を出す能力の大きさを「ベクレル(Bq)」という単位で表します.
④その受けた放射線で、どれ位の影響を受けるかを知る際に必要な放射線被ばく線量の単位として、「シーベルト(Sv)」が使われます。
核種の質量と放射能の関係
最後の式はかなり重要なものなので絶対に覚えるようにして下さい.
放射能と原子数
放射性核種の原子数、放射能をそれぞれ上記のように表されます.
こちらもしっかり覚えるようにして下さい.
部分半減期とは?
放射性核種の中には、二つ以上の壊変が競合するものがあり、これを分岐壊変と言います.
それぞれの壊変が起こる比率を分岐比と呼びます.
i番目の壊変は以下のように表されます.
このように定義された半減期Tのことを部分半減期といいます.
壊変nの分岐比をaとすると、その壊変の部分半減期Tnは、その核種の半減期を分岐比で割ったものとなり、以下の式で表されます.
第一種主任者試験で実際に出題された核種 20種類 解説
21.42Ar
・半減期は33年
22.42K
・半減期は12時間
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