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【絶対に国試に合格する核医学Part1】1日でマスターするシンチグラフィ



シンチグラフィとは


シンチグラフィとは,放射性医薬品を静脈注射やカプセルで飲むことにより,体内に取り込まれた部分から放出されるガンマ線を専用の装置で体外から計測することによって薬の分布を画像化する検査方法です.

使用される薬剤によって撮像の方法や撮像範囲,体内のどの臓器に集まり,どのような機能を反映するかが異なっており,様々な病気の診断に用いられています.

日本メジフィジックス株式会社 核医学検査とは

今回は語呂合わせシリーズで大好評であった核医学の国試対策完全版となっています.

核医学は覚えてしまえば絶対に解けるので,苦手意識は持たず,ゲーム感覚で解けるようになって欲しいと思い,語呂合わせを作成しました.

それぞれシンチグラフィの解説後,語呂合わせを掲載しています.

それでは,気合を入れていきましょう!


シンチグラフィ 語呂合わせ

腫瘍シンチグラフィ

腫瘍シンチグラフィを用いた腫瘍診断には特定 の放射性医薬品の集積を介して腫瘍の性状(良性, 悪性,組織型)や活動性の有無をある程度推定することができることに大きな特徴があります.

67-Ga-クエン酸はほとんどの悪性腫瘍に対し保険適応があり特に悪性リンパ腫,頭頸部腫瘍,肺癌,子宮癌,悪性黒色種などに有用です.

201-TlClは,脳腫瘍,甲状腺癌,肺癌,骨・軟部腫瘍に保険適応があり治療前後の腫 瘍の活動性の評価に用いられます.

診療に役立つ核医学の基本-専門医試験も見すえ-
腫瘍シンチグラフィ(PET を除く)」
戸川 貴史 TOGAWA Takashi

使用される核種はこちらです

・67-Ga-クエン酸,201-TlCl,111-In-ペンテトレオチド


語呂合わせはこちらです

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