子宮筋腫のこと(手術の翌日〜退院まで)
前回の子宮筋腫の話から、大分時間が空いてしまいました。
手術からもう数日で2年経つので、慌てて子宮筋腫のことを完結させるべく書いています。
あと、せっかくなので、子宮筋腫の話をマガジンにまとめてみました。
これまでのお話を読みたい方は、まとめてあるマガジンをご覧いただくと、もしかしたら何かの参考になるかもしれません。
前回は、手術当日の夜痛みで過呼吸チックなことを起こしたけど、結局痛み止めで眠れた、というところまで書きました。
ので、今回は手術の翌日からです。
何やら音楽が流れて(確か)電気がついて、ぼんやりと起き出しました。
手術後そんなに時間が経っていない方なのと、夜中に泣き喚いたこともあってか、看護師さんが検温と様子見に来てくれました。
体温は、微熱。たしか、37.5℃くらい。
お腹が痛いのはもちろんのこと、熱のせいか頭も痛くて、決して気分のいい目覚めではありませんでした。
とりあえず横になっている以外にできることがなかったので、横になって、少し寝て…を繰り返していたら、手術を担当してくれた先生が来ました。
本当はだるいし横になっていたいけど、手術の結果の話とのことで、ベッドを起こして話を伺いました。
手術は成功、取れる範囲で筋腫は大小含め全部取りました、とのこと。
腹腔鏡なので、お腹に入れたカメラで撮影した写真を見ながら説明してくれました。
お腹の中にある筋腫は、子供のとき食べていたおっぱいアイスみたいな形をしていました(そのとき思った率直な感想です)。
筋腫は合計15個、750gあったそうです(何故か後日の病理検査結果の時には700gになっていたけど)。
腹腔鏡なので、お腹の中で筋腫を細かくして、別の管から外に出すらしいのですが、写真の最後で、金属バットに乗せられた筋腫だったものの山を見て、私は退院後しばらくスーパーのお肉コーナーに近づけなくなりました。
とにかく聞いている間中だるかったのですが、一通り話を聞き終わり、抜糸もいらないし、退院までしっかり休みましょうということでお話しは終わりました。
自分でトイレにも行ってみましょうということで、この日の午前中には看護師さんにサポートしてもらいながら、歩いてトイレに行った気がします。
痛かった。とにかく痛かった。
母は手術の翌日に帰る予定だったこともおり、私の同級生と、中学生当時仲良くしてもらっていたそのお母さんが、私と母に会いに面会に来てくれたので、面会だけは頑張ったのですが、熱もあるしまぁしんどかった。
手術の翌日に人に会うもんじゃないなって思いました。
(もともと私が、母がいるからせっかくなら手術の翌日で、と言っていたからなのだけれども)
その友達は、帝王切開で出産していた子だったので、友達もお母さんもすごく心配してくれました。
友達も帰って、母も仕事があるので予定していたとおりに実家に帰って、一人になりました。
ただ、熱はなかなか下がらず、手術の傷の痛み、頭痛、気持ち悪さなどがとてもつらかったです。
でもトイレにはもう一人で行かないといけないので、痛みを堪えて一生懸命歩きました。
手術の翌日から、お風呂に入っていいと言うことだったので、たしか予約をしにナースステーションに行ったのだけれども、いざ予約した時間になっても体が辛かったので、入るのをやめた記憶があります。
寝たり起きたり痛がったりして、時間が過ぎていきました。
翌々日になっても、微熱は下がらず、食事も出てくるけど一向に食べる気にならない。
果物とか、食べたいと思ったものだけ食べて、横になっていました。
とはいえ、トイレ以外にも歩く練習をしてくださいねと言われていたので、がんばって歩こうとしていたら、途中で本当に辛くなってしまって、廊下で一人うずくまってしまい、心配した他の患者さんが看護師さんを呼んでくれて、なんとか泣きながら部屋に戻れた、なんてこともありました。
手術後の、歩かなきゃいけないプレッシャーは、相当なものだったように思いますが、その方が体に血が回り回復が早いのだそうです。
私はたぶん一人でがんばろうとしすぎたのだと思うけれども、もう少しうまいこと自分の体の様子を見て、やれたんじゃないかなぁ、とは思います。
たしかこの日、手術後2日目の夕方になって目が覚めたら、今までのだるさや気持ち悪さはどこに行ったのかと思うくらいすっきりしており、やっとシャワーを浴びることができました。
お腹の3箇所の傷口には、透明のテープが貼ってあり、中に固まった血が溜まっているのが見えるのですが、シャワーは問題ないとのことで、とりあえずシャワーを浴びたことでさらにすっきりしました。
この日の夕飯は、それまでよりも少し食が進みました。
3日目にもなると、朝から元気で、しっかりご飯も食べられるようになっていたし、歩くのも痛いけれど今までよりも苦しくなく、うろうろできるようになりました。
こうなると暇なもので、あらかじめ持ち込んでいた手仕事(11月に開催予定だった、いけばなの展示会のための作品作り)を談話室的なところでしたりして、暇をつぶしました。
4日目もものすごく暇でしたが、同じように過ごして、5日目、ついに退院の日を迎えます。
…この辺まで書いてから、病院からもらった書類を捨てようと思っていたのに、この前家の片付けをした時にだいぶ処分してしまったので、手術の翌々日以降のことは曖昧にしか覚えていませんが、まぁそれくらい何事もなく過ごせた、ということです。
退院の日のことは、また改めて記事を書こうと思います。
美味しいコーヒーがあれば、より何かお役に立てる記事が、美味しいお菓子があれば、よりほっこりして頂ける記事が書けますので、もしよろしければサポートして頂けますと幸いです☕️🍰