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大切な人には手紙を贈りたい、と思う。

わたしは、手紙がとても好きだ。

その人しか書けない文字、何度も書き直した跡がついた文章、少し折れた紙の先、筆圧の濃さまでが、そこにあった確かな感情を映しているみたいで、ただの手紙が、一生の宝物に思えたりする。

どうしてこんなことを書くかというと、今日、久しぶりに人に手紙をもらった。別になんてことない手紙だったけど(笑)
誰かから手紙をもらうのは、幾つになってもこんなに嬉しいのか、と思った。

むかしから、色紙や手紙にあまり縁がない。
いや、貰ったことはあるのだけど、それこそオリジナルムービーや、自分だけにあてられた何か特別なものというものに、あまり縁がないのだ。
それは多分、人にどれだけ尽くしても、自分が誰かに尽くされるような、そんな素敵な人間になりきれてないからだと、小さい頃から自分を納得させていた。仕方ない、人間関係が下手くそなんだから。仕方ない、自分で蒔いた種なんだから。

自分はそんな風に、誰かに祝ってもらったり、寂しがってもらうことに値しない人なんだと。

そう、ずっと思っていたから

誰かが自分のためにとってくれた時間とか
筆をとってくれたその瞬間とか
何を書こうかなって悩んでくれたり
考えてくれたりした時間が

本当は、ものすごく嬉しくて。

***

文化がどんどん発達して、もう国内外関係なく、携帯一つあれば繋がれる時代になった。

チャットもある。ビデオもある。
でも手紙という文化は、どうか #令和 のこの時代も、廃れないでいてほしい、と思う。

それがどれだけ貴重で、
どれだけ特別なものなのか、
むしろどれだけ希少価値が高いものになっても

大切な誰かでも
そうじゃない誰かでも

誰かに手紙を贈ることが
ずっと大切に引き継がれますように。

ありがとう、もらった手紙。
ずっと大切にするからね😌


あなたがくれたこのサポートで、今日もわたしはこのなんの意味もないかもしれないような文章を、のんびり、きままに書けるのだと思います。ありがとう。