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「社会課題解決×Tech」11/21 イベント@Yahoo!ロッジ

「社会課題×Tech」をテーマに様々な視点から社会課題について考えるイベントを開催しました。今回は当日の様子を簡単にレポートいたします^^

”社会課題をテクノロジーで解決するって…”

初めにCEOのナリは今回のテーマでもある社会課題をテクノロジーで解決することに対する考えとして「テクノロジーを使って課題解決することで多くの人の役に立つことができる」「持続する形でつくっていく」「大手企業では出来ない、スタートアップならではの強みを生かした誰もがしていない事業をしたい」と話しました。

”痴漢レーダー開発経緯”

先日リリースされた痴漢レーダーの誕生秘話では「とりあえず作ってみる、そこからユーザーファーストの視点を大切により良いサービスを提供していく一緒に作って行くこと大切にしている」「これまで泣き寝入りしていた痴漢被害を痴漢レーダーを通して誰でも簡単に声を上げれるようにする。」と続けました。

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バトンは痴漢レーダーメンバーへ。

"痴漢レーダーには…"

モデレーターのCPO片山はデザインを担当する深澤とアナリストの今井を紹介。深澤は話の中で「いかに馴染みやすいデザインにすることで痴漢が暗いイメージではなく誰もが使いやすいアプリにするのかを大切にした」「ユーザーが見るタイミングを想像し効果的な配置とデザインを考える」と話し、今井は「痴漢レーダーのデータ 可視化してみた」と題し痴漢レーダーがリリースされてから3ヶ月間で集まった被害件数や傾向を可視化し時間、都道県、地域別に見えるデータを共有し「見えてきたデータから何が言えるかを一緒に考えたい」と痴漢レーダーの普段見えない裏側のデータ分析視点に参加者の皆さんも大きくうなづかれたり、写真を撮られている様子が印象的でした。

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"ゲストスピーカーを迎え様々な視点から痴漢について考察"

続いて痴漢の分野で活動されるゲストに移りお迎えした3名の方からのお話をお伺いしました。

初めに動画出演頂いた斎藤さんから痴漢にまつわる様々な視点からの考察を深めるためにと取り組みに焦点をあて加害者の視点から痴漢に関する意見をお伺いしました。

斎藤 氏


続いて主に性被害に関する分野で活動される弁護士の上谷さくらさんからこれまでの被害者の状況や日本と海外での対応の違いについての意見をお伺いしました。

上谷 さくら氏


最後に会場にお越し頂いたライターの小川たまかさんからは当事者目線から実体験のお話も交えて声を上げにくいような社会課題に対して痴漢レーダーのように声を上げやすくるサービスは期待できるとお話いただきました。

〜ブレイクタイム〜後半へ

”痴漢レーダーのこういうサービスが欲しい!”

休憩を挟んだ後は参加者の方を交えたディスカッションに移りテーブルごとにこれまでのお話を踏まえて痴漢ってどんなものかな?という疑問を投げかけに対して「加害者には知られずに痴漢されていることを第三者に知らせる機能が欲しい」「加害者向けへのサービスとして痴漢依存症向けの専用カウンセリングの必要性」「痴漢が多発するルートを避けれるルートを提案する機能が欲しい」などなど、様々な視点からの貴重なご意見を頂き灼熱したディスカッションが行われ最後に出たアイデアを参加者のみなさんでシェアをしあっと言う間にお開きの時間となってしまいました。

イベント終了後皆さんに頂いたメモやアンケートを拝見しキュカメンバー一同イベントをやって本当にやってよかったと話しております。当日は平日の夜遅くまでご参加いただいた皆様本当にありがとうございました。キュカではこれからも皆様のお声を大切により良いサービスの提供を目指して取り組んで参ります。いつでも皆様の声をお待ちしております!

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