好きな曲②

今日は好きな曲紹介②

ケツメイシ 「涙」


今日はケツメイシの名曲 「涙」
ケツメイシといえば、「さくら」のイメージが強いかもしれない。
けど、僕がしっかりケツメイシの曲を聴くようになったのは「仲間」からだ。

たしかハガネの女というドラマの主題歌だった気がする。
キッカケは本当にたまたドラマをみていて、ハガネの女という小学校における様々な問題を、1人の女教師が立ち向かい、解決していくドラマ。
僕は食い入るようにそのドラマにすぐに夢中になった。
当時、学校でのイジメ、モンスターペアレントなどが社会的な問題として注目されてそれをまさに体現してるようなドラマだったせいか、
具体的な内容まではハッキリと覚えてないけれど、
とても心に刺さるようなドラマの内容だったことは覚えている。

そのエンディングで流れていたのが「仲間」
ドラマの内容に対して、「仲間」というタイトル。
クラスの中での雰囲気が変わっていくのを見透かしたような。
とにかく、歌詞の内容に惹かれてすぐにケツメイシの虜だ。
単純かもしれない。

当時はサブスクリプションなんてシステムは存在しなかったから、BOOKOFFで中古のCDでケツメイシをとにかく集めて、WALKMANにいれてきいていた。
そのうちの1曲が「涙」というわけだ。

ここからは、あくまでの僕の見解だ。
この曲は歌詞を通してストーリーを描いている。
それもわかりやすく、ストレートな内容だ。
僕は、この曲から


「泣くこと決して悪じゃない。
 人間にだって感情はある。
 答えはでなくてもいい。
 感情のありのままに。
 溢れたまま露にすればいい。」


そんなメッセージを受け取った気がする。
どれだけこの曲に救われたことか。
泣くことは悪いことだと思っていた。
弱い証だと。ましてや僕は男だ。情けないと。
けどこの曲をきいて気付いたのだ
誰にだってしんどいことやつらいことは誰にだってある。
受け入れがたい現実や、逃げ出したくなる環境。
なにもかもが楽しいことや嬉しいことばかりではない。
涙を流したい時は必ずある。
感情は言葉だけじゃなくて、目からも溢れてくるんだと。
溢れた感情が単純に疲れた君をそっと包んでくれると。

僕は考えすぎていたのかもしれない。
もっと楽観的に考えればよかったのかと思わせてくれた。
それに涙を流すのは決して悲しいことだけではない。
嬉しいときにだって涙を流すことはある。
この涙は、湧き溢れてきた感情をそのまま表しているものだ。

歌詞で一番好きな箇所はサビなのだが、それ以外の場所でとてもお気に入りの歌詞がある。

これから生きていけば涙するもの
それこそが君が今生きること
そう今はなにも言わなくていい
涙を流す
それだけでいい。


今を生きるということは
涙を流している瞬間も、きっとそれは生きているという紛れもない証拠なのかもしれない。

これから困難にたくさん直面するかもしれないが
この曲に支えられて
もし誰かが困っていたら、この曲を薦めて
そんな誰かを支えられるような曲だと
僕は信じている。

よかったらぜひきいてほしい。



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