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夏以降の私と会社の退職と

薬が変わって調子が安定した夏場。

東京オリンピックに盛り上がりつつも
通院は変わらず行ってました。
こんばんは、みさとんぬです。

あと、私事ですが
自宅のリフォーム工事が入っていたので
そのリワークの期間だけリモートにさせていただいて
工事の立会人やってました。

立会人する前にコロナの予防接種2回目も受けたので
副反応で微熱あったり倦怠感あったり
マイペースに立会人してましたけれど
無事終わったことにはほっとしております…。

夏の通院において、なんと私
薬が変わりました。
今までの薬ではむしろ悪化の一途を
辿っていたと言うこともあり、
思い切って今までの薬よりは強い薬を処方されました。

それでも量は少なめですが。
飲む薬の名前ですが、
最初名前だけ聞いたら電池かよ…笑
みたいな薬名でした。

副作用で吐き気がくるとは言われていたので
案の定吐き気は襲ってきましたが
数日で体も慣れてくれて、
それまで不調だったのが嘘のように調子が安定しました。
恐るべし電池みたいな名前の薬。笑

減薬ができて9月、人事面談。

電池みたいな名前の薬に慣れてきた頃、
リワークの事業所から通院時に今後の薬の方針を
聞いてきてほしいと言われました。
復職にあたって盤石な体制をとるための材料として
情報を収集したいとのこと。

早速、その日が通院日だったので
病院の先生にそのことを話したところ、
この方針でいきましょうと提示されたのが
・いつも飲んでいた睡眠薬
・電池みたいな名前の薬2錠(容量が異なるため2錠なのです)
でした。

それまでは精神安定剤を併せて飲んでいたのですが
それについては残薬で調整していいよ、とのことで
一気に減って自分も驚いたのは言うまでもなく。

会社の本部には薬が変わるたびに報告をしてはいたのですが、
一気に減薬なったことに対して喜んでくださり、
これからも調子がよくなるといいねと言うような
ご連絡をいただいたのと同時に、一度様子伺いで9月くらいに
人事面談を行おうかと言う打診をいただきました。

すぐにリワークの事業所に連絡を入れて
日程調整を行い、9月に人事面談を行われました。
そこで言われたのは、現在飲んでいる薬は
労務規定に全てひっかかるため、復職が難しい。
(睡眠薬及び睡眠誘発の副作用がある薬を飲んでいたので
 車を扱う企業として運転させられないため、
 運転禁止の条件がついていたのです)

また、主治医の関係もあるので、エリアが限られてしまう。
例えば、これが全部薬がなくなるならば復職が見込めると思うとは
労務管理の、私が一番お世話になった方に言われましたけれども
主治医としてはその中でも電池みたいな名前の薬は外せないという
意見で、なかなか厳しいかもしれないな…とは思っていました。

苦しかったストレス温度計と再発防止策の作成

同時期に私を苦しめたのが、
産業医面談の際に提出する
ストレス負荷による調子の変化を表す温度計と
双極性障害による体調不良を再度起こさないための
再発防止策を作ることでした。

ストレス温度計についてはわりかし早く作成できたのですが
再発防止策を作るのがほんっと大変でした。
何回出しただろう…5回?6回は作成して提出したと思います。
私の場合は長文で提出する傾向があったので、
簡潔に見やすくするために元の文章を箇条書きにするのが大変でした。

そして最後のほうは指摘部分を見たところ、
全部差し替えしないといけないと思って
超落胆しているところに担当支援員さんが
「リワーク担当からもOK出ていたんだよ!」って言ってくれて
正直ほっとしたの半分のとなんでそんな大事なことなんで
早く言ってくれんやったんやろかとさらに不信感に駆られるのでした。
(やばい、支援員さんに対する不信感ありまくりや…)

2度の産業医面談と退職通知

とまぁ、会社の産業医に提出する書類作成で
なんやかんやありましたけれども
産業医面談に提出する書類が作成完了できまして
様子伺いで10月に1回、復職判断のため11月に1回産業医面談がありました。
11月の面談は自分の誕生日でおめでたいけど
ちょっと複雑な誕生日だったのは秘密。笑

どちらも、その日時点の
ストレス温度計と再発防止策を持参し、
産業医の先生にお見せしたところ、
「ここまでまとめてこられたのは素晴らしい」
とのお言葉までいただいて嬉しかったのを覚えています。

10月は久しぶりだったということもあり
リワークの担当支援員さんも交えて
事業所での様子を含む現状把握のための面談でした。

11月はいよいよ復職期限が迫っている中で
私が復職ができるのか否かの判断が下されるための
情報収集といった面談でした。

10月・11月共に、面談で伝えたいことは伝えきったし
ベストは尽くしたんじゃないかなとは思います。

面談結果についてはまた本社オフィスに呼ばれると言うことで
後日リワークの時間を変更して
本当にオフィスに呼ばれて行ってきました。
そこにいたのは労務管理のトップと、
パソコン画面越しにいつもお世話になっていた方。

私が期待していたのは「復職場所の告知」
でもそこで告知されたのは
「復職場所がなく、休職期限を持って自然退職」
この退職勧告には呆然としました。

労務管理のトップが言うには
私がここまでメンタル不調の状態からリワークも通って
働ける状況まで持ってきたことは認める。

でも、店舗で勤務するには今の薬が足枷になる。
本部もこのコロナ禍で縮小傾向にある中かつ、
すでに人がいる中で私を突然入れて、
既存社員を店舗に異動をさせられない
、と。

復職か退職かのタイミングが悪かったとも言われました。
入社時からお世話になっている方からは、
本部のほうも掛け合ってくださったそうですが
空いている枠がないとの返答だったそうです。

不本意な退職

一通り退職に関する説明や、
私の想いを労務管理の御二方にお伝えして
私はオフィスを後にし、
時間が間に合いそうだったので
足早にリワーク事業所に向かいました。
そうじゃないと私の折れた心が余計に壊れそうだったので。

会社のオフィスでしこたま泣いて
涙目の状態でリワーク事業所に行ったので
支援員さんはなんとなく察していたと思います。

支援員さんに結果を伝える時も泣いたし、
各方々に退職を伝えた反応として後日電話がかかってきて
しかもその相手が私にとって1番目の店長で…
プログラム中でありながら号泣からの過呼吸起こしてしまって
支援員さんにご心配かけてしまったり…。

退職勧告を受けてから数日は
ひたすら泣いていたと思います。
だって私からしたら不本意な退職だったんですもの。

薬はどうしても飲まなくちゃいけない。
だけど労務管理の顔を知っている方々は
少なくとも私の活動できる場所を探してくれる。

そう勝手に期待していた。
期待していたからこそ、
わざわざ埼玉の僻地から東京の事業所まで
通わなくて良かったところを通っていたと言うのに!

なんだろう、
理由をつけて復職させないように
しているのかなとも感じてしまった。
(事実リワーク行くための休職延長は仕方ないとして
 延長期間が切れる時に無慈悲にも手続きするよう電話来たし)

転職とか家業を継ぐなど、
自己都合で辞める人も多くいる中、
戻りたいと思って指示に従っていろいろ
努力をしていた人の頑張りの無念は
どこに押しやったらいいんだろうとおもったこと数知れず。

自己都合退職する人がおるんねやったら
その人たち(と同等のレベルで仕事はすぐできんけど)並みに
仕事できるように努力するからそこの穴埋め枠として
私を使ってよ!!!!!
なんて、叶わぬ願いをしてしまった。

ここで私はリワークに対してもポキっと心が折れ
11月の後半から東京に通所しなくなります。
そして12月には退所することにしました。
その辺はまた次の記事にでも。


今私ができることといえば
今でも大好きである前職となってしまった会社に
私のように何かと理由をつけて休職延長の末
復職したくてもできなかった、退職せざるを得なくなった
と言う子たちや先輩方が1人でも少なくなってほしいと
願うことのみ。
その方々が少しでも良い方向で復職ができますように。

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