【親愛なる】
ビートルズの歌詞を勝手にショートストーリー
高い
高い
塀に囲まれていると時々
天使に会ったりする
「外に遊びに出ておいでよ」
そんなもの無理に決まってるじゃないか
「新しい1日を迎えよう
太陽は昇り
空は青く
とってもいれいだよ
きっと君はキレイに違いない」
俺に言っているのではないのかもしれない
塀の向こう側に見えるのは
ノルウェートウヒの上の方
雪が積もり
まるでクリスマスツリーのようだ
さぁその下は
その下なんて
知りやしない
思い出すのは
よく似た森の中で
真夜中に穴を掘ってた事ぐらい
天使はまた俺に話しかける
「目を開けてごらん
まぶしい太陽と空を見上げるんだよ
風は穏やかで鳥がさえずっているでしょ
みんなあなたの仲間なのよ」
今は冬だ
まぶしい太陽なんて
ここ数ヶ月見たこともないぜ
時々鳥の鳴き声は聞こえるが
この上を羽ばたいているのは
見ないな
思い出すのは
よく似た森の中で
穴を埋めていた事ぐらい
「周りを見てごらん
キミの周りをね」
あいにく
俺には本当の目は無いんだ
すまないね
「笑ってみせてよ
子供みたいなキミの笑顔が見たいよ
雲はまるでデイジーの花輪のよう
笑顔を見せてよ」
忘れたなぁ
そんなのは
思い出すのは
森の中で
血のついた毛布と
スコップを運ぶ光景だけさ
「外に出ておいでよ」
ああ
俺がくたばっちまったらな
ジャック ゴーラン
ジャック ゴーラン
ジャック…
「笑顔でまたね」
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親愛なるプルーデンス
ザ ビートルズ
ディア プルーデンス
外に遊びに出ておいでよ
ディア プルーデンス
新しい1日を迎えよう
太陽は昇り 空は青空 とってもきれいだよ
きみだってきれいに違いない
ディア プルーデンス
外に遊びに出ておいでよ
ディア プルーデンス
目を開けてごらん
ディア プルーデンス
まぶしい太陽と空を見上げるんだよ
風も穏やか 鳥たちが囀る
きみだってその仲間なんだよ
ディア プルーデンス
目を開けてごらん
周りを見てごらん
きみの周りをね
ディア プルーデンス
笑ってみせてよ
ディア プルーデンス
子どもみたいなきみの笑顔が見たい
雲はまるでデイジーの花輪のよう
きみも笑顔がこぼれてくるよ
ディア プルーデンス
笑顔を見せてよ
ディア プルーデンス
外に出ておいでよ
DEAR PRUDENCE
The Beatles
Dear Prudence, won't you come out to play
Dear Prudence, greet the brand new day
The sun is up, the sky is blue
It's beautiful and so are you
Dear Prudence won't you come out to play?
Dear Prudence open up your eyes
Dear Prudence see the sunny skies
The wind is low the birds will sing
That you are part of everything
Dear Prudence won't you open up your eyes?
Look around round
Look around round round
Look around
Dear Prudence let me see you smile
Dear Prudence like a little child
The clouds will be a daisy chain
So let me see you smile again
Dear Prudence won't you let me see you smile?
ほな!