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250日チャレンジ! トラットリアレコード全部聞くぞ #4 - Louis Philippe, Dean Brodrick ‎– Jean Renoir

こんにちは。れいちぇるです。本日で4作品目、チャレンジ3日坊主は避けられました。

私が高校生(厳密に言うと高専生)だった90年台の半ば、渋谷系、特にトラットリアレコードに持っていたイメージは希少性でした。そのため、トラットリアレコードが売り出す限定盤と聞くとお金が許す限りつい飛びついていました。転売する気はないものの、将来レアになって羨ましがられるかもしれないとさえ思っていました。

ところが、2000年に入りネットオークションが浸透していくと、意外や意外、レアだと思っていたものがそれほどレアではなくなり、これはレアではないだろうというものがレアになったり不思議なことが起こりました。
こと”限定盤”についてはレアだからと皆が入手した結果、意外と中古市場に流通されていることが発覚しました。

相変わらず前置きが長いですが、トラットリアメニュー#4の今回の作品はそういったレア物論争などを飛び越えてひっそり存在し続けているCDな予感です。というのも、オンライン上で取引されている物を探してみたところ、UKで中古販売されていてUSAには送ってくれないものしか見つからない、日本に至ってはオンラインでの取引は一切見かけないからです、、、。まあ、意外とBookOffとかにひっそりとあるかもしれない。とまあ、レビューやコメントもほぼ見かけることなく、レアなのか、知る人ぞ知る名盤になったのか、わからない状態でした。

CDの場合、実際に取引がない場合でもYouTubeで検索すると引っかかる可能性があるので、1曲毎にサーチするも、ほとんどの曲が検索にヒットしませんでした。そこで、ダメもとでサーチエンジンをアメリカに切り替えて検索すると、iTunesのアメリカ版ににもう一枚他のアルバムと抱き合わせでありました。普通に手軽に聞ける、、、。

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発表年がトラットリアより1年早いのでこちらがオリジナルなのかしら???

やっとありつくことができて、聞いた感想はシンプルに一言。トラットリアレーベルといえばのお洒落感が満載。お洒落なカフェでかかっていそうです。サウンドは色んなジャンルの音楽の影響が曲毎にミックスされた感じで、アルバム全体に漂うアンニュイさと、浮遊感は終始統一されていますが、1曲毎にテイストが異なります。実際にLouis Philippeについて調べてみるとシャンソンからジャズまで多種多様な音楽から影響を受けたことが伺えます。

ところで、このアルバムを聞き通していると声が山下達郎氏に似ていて、山下さんが外国語盤の何かを出したの?と思うくらいです。どうだろう、みなさんどう思いますか???

それでは、今日はこの辺で!


Louis Philippe, Dean Brodrick ‎– Jean Renoir

1. Une Lle
2. Lazy English Sun
3. True Men
4. Hunters
5. Jean Renoir
6. Tout Bas
7. Nowhere Square
8. So Long, Saior
9. Vicky Page
10. An American Friend
11. Une Lle (Greenwich Tunnel Secret Choir)

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