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250日チャレンジ! トラットリアレコード全部聞くぞ#42 A Trattoria Selection/ V.A.

テキサスよりこんにちは。れいちぇるです。現役時代に技術系の学校に進学するもどうしても音楽を作りたいと、渡米後大学に進学して音楽を勉強しています。

私が昨年からはじめた小山田圭吾氏主催のトラットリアレコードを全部聞くチャレンジ、本当は毎日連続で書いて250日で終わらせるつもりだったのですが、大学の授業が想像以上に忙しく時間がある時に続けるというスタイルに変更しています。今後ともよろしくお付き合いいただければ幸いです。

若かりし頃の自分にとってトラットリアレコードは憧れの象徴でした。特に地方出身者の私には単なるレコードレーベルとしての役割以上に「渋谷」を中心とした当時の若者文化の象徴として目に写ったこと、90年代の情報格差は現代の地方と東京の感覚より大きく、その格差が地方在住者にとっての渋谷系の半ば神格化をもたらしたことなど後付けすれば起因する理由がたくさん出てきますが、単純にコーネリアスと彼らの周囲の世界観が好きという単純な理由でした。

ところで私自身、渋谷系ブームの中心世代より10年ほど遅れて生まれており、門限や懐事情などがあり簡単に現地に赴くことはできず上京できたとしても観光レベルになってしまい渋谷系コネクションを作るには至りませんでした。現代は海外にいてもオンライン販売でコーネリアスTシャツなどを入手でき、ストリーミングや動画サイトで多くの楽曲を聴くことができるので、もっと早く生まれるかもっと遅く生まれたかったと生まれた場所と年代を間違えた!と半ば恨み節が出てしまいます。

さて、本日のメニュー#43はトラットリアレーベルとしてのコンピレーションアルバム。ヴィーナスペーター、ワックワックリズムバンド、ブリッジ、よしえちゃん、コーネリアス、ムッシュかまやつとまさにトラットリア。とりあえずこれを聞いておけばこの時点までのエルレ以外のトラットリア主要メンバーが聞けてしまうというお得アルバム。なのですが、アルバムとしてオンラインで聞くことができない上に、単体でもネットで見つからない聞けない曲が多数あります。特に冒頭のIntroは見つけようがない、、、。どういう感じだろう?この時点ではまだカヒミちゃんのソロアルバムが発売がされていなかったので69/96みたいなイントロではないのかな?

このチャレンジをはじめてから気づいたんですけど、コンピレーションアルバムの多くがストリーミング化されていないんですよね。現代は自分でプレイリスト作るからいらないのかな?私が貧乏学生時代はどのアーティスト聞こうか迷うからコンピレーションを中心に購入して1枚で割安に多くのアーティストが聞いていたんですけどね。色々なアーティストがたくさん聞けるメリット以外にも、その楽曲が集められた理由が1枚のアルバムに裏テーマのように詰まっているのになあ。シティポップとコンピレーションって相性がいいんじゃないかと思う今日この頃。このアルバムは日本で買うこと確実です。

それでは!


Intro
Roller Coaster / VENUS PETER
The Spinning Gear / WACK WACK RHYTHM BAND
Watermelon Bikini / BRIDGE
Another Sacramento / YOSHIÈ & DEAN SPEEDWELL
Pelè (Live Version) / CORNELIUS
The Tripmaster Monkey / VENUS PETER
Vou me encontrar com você / YOSHIÈ
You’re Starting Too Fast / WACK WACK RHYTHM BAND
Gauloise (Live Version) / MONSIEUR KAMAYATSU with CORNELIUS ROCK’N’ROLL ORCHESTRA CIRCUS
Time Swings / BRIDGE


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