レイチェルの独り言~今後の米国株式市場の展開~

2021年夏、米国市場はジャクソンホール会議に向けて最高値圏にあるものの、少し調整フェーズに入っていました。軟調な日も多く週間ベースでは下落していました。

しかし、ジャクソンホール会議が近づくにつれて持ちなおし、ナスダックは8月23日に最高値を更新しています。

元々はFRBによるテーパリング(量的緩和の縮小)、利上げのタイミングが争点でしたが、現在はどちらかというと新型コロナのデルタ株が経済へ与える影響へと争点が移ってきています。

新型コロナのデルタ株の拡大で、リスク回避の動きでしばらく軟調でした。

しかし

9月からは各地の学校で対面授業が再開し、オフィスの復帰も進みます。

さらに、8月23日にはファイザー製ワクチンがFDA(食品医薬品局)に正式承認され、安全性への安心が高まっています。今後、公的機関や企業でワクチン接種の義務化が加速することが期待できます。

コロナに打ち勝ち、経済がさらに活性化されるのか?その中でデルタ株の感染はどうなるのか?

注視していきたいと思います。

なお、

現在の相場の動きを見る限り、特定のセクターへ偏った買いは入っておらず、大型優良株が資金流入の受け皿となっています。

GAFAMを中心に、買っていくのがいいでしょう。

また、注目となるのは中国銘柄です。

中国当局の規制が強く、このところ中国株の下落が続いています。

米中摩擦も激しさをまし、中国共産党は規制を強化していく一方です。

ニュースだけをみると明るい兆しはありません。

しかし

中国銘柄は大きく下落して、その後特に戻していませんので、見切りの売りはそろそろ一巡したのではないかという見方も見られます。

中国銘柄が下げ止まれば、相場全体のプラスとなってきそうです。

さらに、今の状況に鑑みると、中国関連で少しでも好材料のニュースが出てくれば大きく反発する場面もでてきてもおかしくありません。

このまま特に予想外の材料がでてこなければ、緩やかとなっても年内は上昇傾向で進むのではないかと思っています。

投資にちゃんとチャレンジしようかなと思っている方はぜひ、こちらをご覧ください。


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またお目にかかれるときを楽しみにしています。