ビリヤードのひとり練習
今日はビリヤードで僕がよくやるひとり練習メニューをご紹介。
基本的には、ナインボール(カウントナイン)、ボーラードでやります。練習中は、撞点コントロール、手玉のコントロール、キュースピードなどを考えながらやっていきます。
シュート率が不安定すぎる悩み
手玉コントロール、次の的球に対するポジション、フリの確認、いろいろ考えすぎると極端にシュート率が下がります。
かと言って、考えすぎなかったら、別のボールに当たってラインがズレたり、手玉が届かなかったりなんてことも起こります。
(1)ボーラードでシュートだけ練習
ナインボールを一人でやっていると、番号順に入れなくてはならないので途中で嫌になりますが、ボーラードはどの番号から狙っても良いのでテキトウに入れていきます。
最初は近い厚い球、徐々に遠い球、薄い球といった順番で入れていきます。
距離は気にせず一定のキュースピード、真ん中撞点でしっかりと撞いて入れ、手玉のポジションは気にしません。
連続してシュートできればモチベーションにつながるので僕は好きです。
(2)ボーラードで最後の3つは番号順
基本的にボーラードは番号関係ありませんが、入れが少し安定してきたら最後の3球は番号順に入れるようにしています。
残り3球に対する取り方の配置感や番号に対するプレッシャーをなくしたいと感じているからです。
残り3つで余裕が出てきたら、4球、5球くらいまで増やします。
それ以上は、普通にナインボールをやるかテンボールをやればいいです。
苦手意識をドリルでなくす
ナインボールは大体の配置が似たような感じになってきます。
セルフラックであればブレイクから配置を作っていくことが可能なので、7番から9番までの球は配置球になりがちです。
途中途中で苦手なフリや配置になった時の解消をするためにドリルします。
ドリルの内容は本を読むもヨシ、YouTubeでやっているものをやるのもアリだと思います。
僕自身苦手なフリや配置の場合は、以下の点を気をつけています。
・キュースピードはどこが一番安定するか(強弱の範囲)
・手玉の撞点はどこまで撞けるか(手玉をポジションで無理しない)
・苦手意識が選考していないか(ルーティーンの確認)
基本的にドリルをやる時は反復練習になるので、時間や球数をしっかりと決めてこなしていくことが大切だと思います。
レッスンの復習
誰かに何かを教えてもらった時にする内容です。
僕は教えてもらったことを自分の中に落とし込みたいタイプなので、ある程度できるようになるまで練習し続けます。
試合で使えるかどうかの再現性を求めると、そこからさらに練習が必要になりますが、できるようになるまで諦めないのは大切だと思っています。
ただ、落とし穴があって「球に対する選択肢が増えすぎると悩む」ことが最近多くなってきました。ちょっと前では怖いもの知らずで、シュートして薄いポジション、逆振りポジションになってもシュートできるくらいでしたが、知っている、出来てしまうが故にミスが増えていると感じています。
プロのレッスンであればできるまで練習するのは非常に有効だとは思いますが、アマチュア上級者からの教えは逆に混乱するかもしれません。
自分が師匠だと思う、目指すべき像が一人に絞れているなら問題はないかもしれませんが、いろいろな人に絡まれるタイプの人はやめたほうが良いかもしれません……。
ひとり練習をしっかりと数値化する
ボーラードもナインボール(カウントナインの場合)も、スコアを付けておくことで自分の成長が実感できるようになると思います。
また、定期的にやることで自分の調子の波をなんとなく把握できる部分もあります。
スマホのアプリや写真に残しておいておくのも大切です。
スコアが伸びない時はお店の人に一回見てもらうのも有りかもしれません。
まとめ
相撞きすることが多いビリヤードですが、一人練習も大切だと思います。
その中で、目標ややりたいことを明確にしながらボーラードやナインボール(カウントナイン)をして、数値化するといいよというお話でした。
頑張って練習して試合で負けないように頑張りましょー。
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