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ルーキージョッキー考察 2023

ルーキージョッキーがデビューして、およそ1ヵ月。

今日は、現時点での彼らの評価について、備忘録としての意味合い込みで簡単に投稿をしておこうと思います。


今年の新人ジョッキーの中で特にみどころがあるジョッキーは、次の3名。現時点での完成度順に、ひとまず列記しておきます。

・河原田 菜々
・佐藤 翔馬
・小林 勝太

次に、名前を挙げた各ジョッキーについて、現時点での印象を書き添えておくことにします。


河原田 菜々

 ビビッて乗っている感がまったくなく、とにかく物おじしない性格はジョッキーという職業にピッタリ。
 女性ジョッキーにありがちな非力さを感じさせることもなく、馬群の中にも平然と突っ込んで行ける心の強さは、この先、厳しい競争を勝ち抜くための大きな武器となるに違いない。
 また、作戦面が多彩で新人離れした引き出しの多さは、まさに研究熱心であることの証し。今は、場数を踏みつつ経験を積んでいく時期ではあるが、基本技術がしっかりとしていて、安定したメンタリティーが備わっている以上、今後の活躍を期待しないわけにはいかないだろう。


佐藤 翔馬

 ルーキージョッキーにして、彼は競馬をよく知っている。
 今のところ、頭で考えていることの半分も実践できていない現状ではあるものの、この所属厩舎なら騎乗数はしっかりと確保できそうなので、場数を踏むことにより、順調に成長していく姿が今から目に浮かぶ。
 初年度の勝ち鞍はさほど伸びないかもしれないが、将来性なら彼が一番。短期的な数字だけで評価することは避けるべきで、長い目で見守りたい大器と言っていいだろう。

 

小林 勝太

 今のところは、「前に行ってナンボ」というレースが続いているが、感心するのは、鉄砲玉的な逃げばかりでなく、しっかりと溜め逃げができているところ。
 このことは、彼の中に「脚を溜める」という意識がしっかりと宿っていることの証しでもあるので、今後は作戦の幅がどんどんと広がってくるかもしれない。
 派手さはないが、安定して好配当馬券を連れてきてくれるジョッキーになりそうな予感もするので、その点からも注目しておいて損はないだろう。 


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最後に、昨年のこの時期に書いた記事にもリンクを貼っておきます。

ほぼ予言どおりになったことと、そうでないことがありますが、まずは検証用としてご活用くださいませ。

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