gitについて

研究を進める上で大事なバージョン管理。これまではテスト結果をプログラム上にコメントアウトして残したり、マイナーチェンジしたコピーファイルを作成したりしていた。しかし、それらをしているとディレクトリは汚くなるわ、コードは可読性が下がるわ、で大変。

そもそも、プログラム開発の歴史はいちいち人が覚えておくのではなく、コンピュータに管理させておけば良い。そこで、バージョン管理ソフトの出番。

以下は、私が使っている git という完全分散型のvcsのコマンドメモ。

gitの使い方

gitを使い始める手順は簡単。gitリポジトリを置きたいディレクトリに移動し、git init とするだけで良い。その後は、add commit をし、自分の作業のログを残していけば良い。
あるいは、既にあるリポジトリを git bundle create ブランチ名 して別のディレクトリにコピーすれば良い。

gitの手順

  1. git add ファイル名

  2. git commit -m 'commitの内容(分かりやすく、簡潔に)'

git で使う主なコマンド

  1. git log --oneline:ログの確認

  2. git status -sbuno:追跡しているファイルの状態を見れる。

  3. git rebase -i HEAD~@ git のコミット順番を入れ替える。

  4. git ls-files:追跡しているファイルの一覧を表示。

  5. git checkout -b 'ブランチ名':新しいブランチを作り、そのブランチへ移動。

  6. git branch ブランチの一覧表示。コミットIDを入れてコミットに名前をつけられる。

  7. git checkout 'ブランチ名' 特定のブランチへ移動

  8. git commit --amend 直前のコミットに内容を追加できる。

  9. git 'linux のコマンド(mv,rm)' gitリポジトリの内容を変更する。コマンド頭にgit を入れないとリポジトリに内容が反映されず、おかしくなる。

  10. git reset:commit前にaddした内容をリセットできる。git status でコマンド前後の状態をついでに確認すること。

  11. git merge ブランチ名:ブランチのコミットログを別のブランチにマージする。

  12. git  checkout ブランチ名 -- ファイル名:別のブランチから特定のファイルだけ取ってこられる。

(2023/0608)

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