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私の仕事術:❻部下の育成

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【無料公開中!サッと読めて、1分で理解】 上司としてどのように部下を育てていくか、考え方や部下のモチベーションをあげる方法、育成する上で注意すること等、部下育成のコツを紹介します。
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#部下

#69 褒める時は全力で

「褒めて伸ばす」とか「褒められると伸びる」というように、人は誰でも褒められると嬉しいですし、自信にもつながり、それが成長につながります。 でも、人を褒めるといっても、場所やタイミングによっては、とってつけたみたいになりそうだとか、そもそも喜んでもらえるのか不安など、ちょっと難しいと考える方もいると思います。 また、私の元上司にもいましたが、「助かったよ、ありがとね」と褒めてくれるのですが、どうも心に響かないというか、「そう言っておけば喜ぶとでも思っているのかな?」と、部下

#68 コンプレックス抱えないで!

「自分の強みはなんだろう?」 皆さんも一度は考えた事があると思います。私に至っては、今も、「自分の一番の強みは何だろうか?」というのを日々考えます。 特に独立して、自分自身で稼いでいかないといけない状況ですから、「自分が強みと思っている事は市場から評価されているのか?もしかしたら市場から評価されるのは違う事なのかもしれない。」そんなことを今も考えています。 ですから、人それぞれ悩みの大小はあれど、自分の強みは何かを考えてしまうものでしょう。 これまで色々な部下を見てき

#62 1年後の理想像を伝える

いつの時代も、上司との面談は嫌なものです。 その中でも「評価面談」と「目標設定面談」は、重たい空気になりがちですよね? 今日は「目標設定面談」を活用した指導法のお話です。 「目標設定面談」とは、だいたい上期と下期の始まりに行うもので、目標をどうするかについての話し合いや、達成に向けたアクションプランをすり合わせる面談です。言わば、何をもって評価するのかがここで決まり、最終的に夏と冬のボーナスの査定の基準になるものです。 上司との面談はただでさえ構えてしまうのに、さらに

#61 2週間で見抜く

一般的に春や秋は人事異動の季節で、一緒に仕事をするメンバーが変わる時期です。 新しいメンバーが部下としてチームに加わる事もあれば、自分自身が新しいチームの上司として着任する事もあり、新しい体制でこれから仕事を頑張ろう!という空気ができます。 私は、このタイミングが一年で一番忙しく、集中しないといけない時期といつも考えていました。なぜなら「短期間で自分の部下やチームがどんな人の集まりかを見極めないといけないから」です。見極めないと自分たちのミッション達成も、その後の組織運営

#60 上司の仕事

私たち世代が若い頃は、優しい上司もいましたが、めちゃくちゃな上司もいました。 理不尽な要求を出され、長時間残業なんて当たり前。時に物を投げられたり、ビンタされたり、世の中の不条理さを身をもって学ぶという、今となっては懐かしい思い出です。 さすがに今の時代だと「愛のムチ」とか「鉄拳制裁」みたいな指導法は、即パワハラで訴えられますけどね。 部下の育成方法も人それぞれの個性が出て、それぞれのやり方があります。いろんな上司の下で働き、見てきた上で、これだけは上司の仕事として大切