元想細片/150209

●雄叫び鳥(鳥)

 ややずんぐりとした胴体をした鳥で、やや淡い茶褐色の羽で全身が覆われている。山間部や森などでよく見かけるのだが、ときおり町なかでもその姿を見かけることがある。
 その名の通りに鳴き声が大きく、特に威嚇する際には翼を激しく動かしながら、ガーガーと非常に大きな鳴き声を上げる。記録ではとある町の入口で見つかった雄叫び鳥があげた鳴き声が、その町の反対側でもはっきりと聞こえたという。

※この「 #元想細片 」は、架空の品物を扱った百科事典風の読み物です。
 詳しい説明はこちらのページをご覧ください。

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