元想細片/140613

●ウミシメジ(食品)

 海岸の岩場の辺りにはえている、きのこのようにしか見えない生物。貝かイソギンチャクの仲間のようだと考えられているが、詳細は不明。
 コリコリした歯ざわりが独特で、旨みが強い。そのまま炒め物にしたり、あるいはスープの具として海岸の町では重宝されている。幾つかのウミシメジの仲間が発見されているが、今のところ毒をもったものは確認されていないため、山で取れる本来のキノコよりも安心して収穫することができる。
 とはいえ海産物であり日持ちはしないため、痛んだウミシメジが原因で食あたりを起こす事はあるという。新鮮なものを食べたほうが良い。

※この「元想細片」は、架空の品物を扱った百科事典風の読み物です。
 詳しい説明はこちらのページをご覧ください。

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