講義8

月収5万のゲーム実況講座8時限目「著作権」

こんにちは、ラビットです。それでは引き続きゲーム実況で月収5万円を目指すノウハウを紹介していきましょう。本日の内容は「著作権」です。どうでしょうか?もう収益化できましたか?できた人はおめでとうございます、もうこの講義は必要ないかもしれませんね。ただこの講義を見ていて、あっという間に月収5万、更には20万を達成した人、ちょっと気をつけてください、

「配信している内容は本当に大丈夫ですか?」

✅「著作権を意識しよう」

今日は収益化できてから特に気をつけなければいけない著作権についてお話しします。月収5万を達成するには月間視聴数は20万回、視聴時間が2万時間ぐらいは必要です。月20回のライブ配信、10個の編集動画を作っていたとして、ザックリと平均6500回、650時間の視聴数が必要です。実際は過去の動画も見られて蓄積されるのでもっと少なくてもいいですが、これぐらいを目安にして下さい。月20万を達成したならその4倍、月80万回再生を超えているのでかなりバズっている状態です。

さて、ここで実際にあった例を紹介します。あなたの動画がバズって一気に登録者数も視聴時間も伸びました。収益化したらなんと50万円も入ってきました、「よし!これで僕・私もユーチューバーで食っていけるぞ!」と思って顔出しも始め、バズったゲーム内容でドンドン動画を出して毎日1000人の勢いで信頼度(登録者数)を増やしていきました。

ところが、ある朝パソコンを開いてユーチューブのダッシュボードへ行って見たらチャンネルが使えなくなっています。「あれ?」っと思って色々やってみますがやはり機能が使えません。焦って調べているうちにメールを開いてみたら、ユーチューブからあなたの動画が著作権侵害で訴えられたので規約に従ってアカウント停止処分となりました、っというメールが来ていました。

「はあ!!??なんで!!??俺・私のやっている内容なんて大手の人もみんなやっている内容じゃんか!!」

っとあなたは思いますが、どうすることもできません。収益も停止となってしまいました。

これは複数例ある実際の話です。あなたならどうしますか?

もしチャンネルを復旧させるなら、あなたはユーチューブに連絡をとって、原因となった動画を調べて、誰に著作権侵害の訴えをされたのか特定して、ここをみている人の場合はゲーム実況しているはずなのでゲーム会社に連絡して、なんとか訴えを取り下げてもらう交渉をしないといけません。そしてうまくいったとしてもその動画類を「全て削除」しないといけないはずです。

【収益化した動画を削除するとその分の収益がマイナスされます】

つまり、あなたのチャンネルが復旧できたとしても収益は−50万になるはずです。ユーチューブに払う事はないですが、50万円プラスになるまで収益は入ってきません。しかも、著作権侵害したというのと視聴時間が大幅にマイナスになった記録は解析に残るため、あなたのチャンネルの格付けが下がったり、次からも動画の内容が他より引っかかりやすくなったりします。正直チャンネルにとってマイナスでしかありません。

なぜこのような事態になったのでしょうか?

多くの人の場合、「大手の人がやっているから自分も大丈夫なはず」っと勝手に解釈して配信をしてしまいます。実はこれはかなり危険なのでやめましょう。

スピード違反で捕まった時を想像してください、警察に職務質問受けているあなたの横を同じようにスピード違反で突っ走っていく人がいますよね?でもあなたが罰則を受けなければいけないことは変わりません。

実際に大手だろうがなんだろうが著作権を侵害すればペナルティがきます。ゲーム実況で月収5万を目指すなら自分でちゃんと判断した方が今後も安定です。

【ゲーム会社の配信に関してのガイドラインを読もう】

殆どの人は気にしていませんが、最近は多くのゲーム会社、特に日本の会社が配信に関してのガイドラインを出しています。もしゲーム実況で月収5万を目指すなら必ずこれを確認するようにした方が良いでしょう。例えば

「MODを使用したゲーム内容の配信は禁止します」とか、
「PS4の画像をPCでキャプチャーして配信する事は禁止します」とか、
「○月○日まではエピソード4まで、○月○日まではエピソード9まで、○月○日以降は全てのエピソードを配信可能です。それ以外は著作権侵害で然るべき処置をとります」

などの条件があったりするので、PS4のシェア機能だから絶対大丈夫という事はありません。先ほどの実例も全てこのガイドラインをちゃんと読んでいなかったことが原因で訴えられました。

結局あなたの動画がバズった理由は「他ではみられないMODを使ったり、期日を無視して配信していたため」でした。視聴数が稼げるからと言ってなんでもやっていい訳ではないと言う事です。まして月収5万を目指しているのに将来−50万じゃあ10ヶ月分後ろに下がることになるのでここではお勧めできません。

【注意した方が良い動画内容】

・アニメのキャラクターがでる動画:ゲーム会社がよくても原作者に訴えられる可能性があるのでかなりリスクが高いです。

・映画やドラマ、アニメの切り抜きシーン:法律も変わり、今は良くても今後取り締まりが厳しくなる事は必至です。イラストも実はボツです。これからやる人は避けた方が良いでしょう。

・日本の大手のゲーム会社の作るムービーシーン:殆どの場合音楽や映像が著作権でカバーされていて、厳しく見張っています。配信するなら細心の注意が必要です。

【逆に今後も著作権が心配ないゲーム達】

・海外のインディーズゲーム類:小さいスタジオはマーケティングするお金がないため宣伝をゲーム配信に頼りがちです、比較的ゲーム会社と良い関係を築きやすいです。

・マイクラなどのサンドボックス系:ストーリーがなく、自分のアイディアが形になるようなゲームは著作権でカバーされにくいです。ゲーム会社もそこまで厳しく言いません。

・デドバ や13金のようなPvP系:これも毎回プレイヤー同士が話を作るので殆どの場合問題になりません。ただし、FPSの戦争系はユーチューブの方の規制で収益化に問題が出てくることがあります。

著作権のポイントは「ゲームではなく制作会社」です。著作権に対しての姿勢はゲーム会社毎に違いますが、同じ会社が出しているゲームなら殆どの場合ガイドラインが一緒です。この講義をみている人は配信内容を考える時に是非「大手配信者」や「ゲームタイトル」を基準にするのではなくて「ゲーム会社」を意識してみて下さい。

8時限目はここで終わります。今回は

「✅著作権を意識しよう」

についてお話ししました。まだまだ気をつけるべきところが沢山ありますが、ゲーム実況を始める時はこの辺を注意するだけで月収5万がかなり近づいたはずです。それではまた次回の講座でお会いしましょう。

ラビット紹介:ヨーロッパ在住の日本人、家族の事情で大学卒業後ヨーロッパへ移住、就職するが家族の健康が理由で退職、2019年10月より在宅YouTuber。ゲーム実況やゲーム業界の最新情報をメインに発信中。

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