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発言に重みはついたと思うんだけど、濃度は薄くなったなと感じる今日この頃。

マママママジョリティ、マジョリティ、マイノリティ♪とチャットモンチーの『majority blues』に浸っている。

私は今年(2021年夏)35歳なすっかり大人。世間一般では、いい大人といわれる年齢になりました。(中身は知らない)

この年になってなのか、自身の発言や、思いついた考えに対して自信がでてきたと同時に、つまらなく感じる、そんなブルーな日々に浸っているのが今日この頃。

そんな時に↓の記事に出会い、このブルーの根底が少しわかった気がしたので、ここに残そうと思います。

ここではジェンダーマイノリティの話なのですが、LGBTなどセクシャルマイノリティを抱えている人の割合は、日本ではどれくらいかご存知でしょうか?

約8% これがマイノリティの数字です。

8%はどういう意味を持つのでしょうか。

ここで日本の人口ピラミッドを見たいと思います。

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下のサイトには年齢別人口の割合も載っているのですが、

https://jp.gdfreak.com/public/detail/jp010050000001000000/16

大体、高校生と大学生の割合が8%から10%ですね。

20代だけを見ると10%ほどですので、全国の20代の人々全員集合させて2割減させたくらいの割合ですね。

ここで言いたいことは、学生は人口から見ればマイノリティになるし、20代の若者もまた、人口から見るとマイノリティになるわけです。

つまりは、20代に向ける私の発言はマジョリティからマイノリティに向けての発言なわけです。

わかりやすくいううと、「大人の総意だよ」って思って、発信してしまっているんですよね、心のどこかで。

つまりは「多数派の意見だよ、これが普通だよ」ってことです。そこには、「経験を君よりも積んでいるんだよ」も乗っかっているんだとは思うのですが、大した経験をしていない私が若者に向けて言ってしまっているので、大人代表として一般的な意見をぶつけている心情が、知らず知らずのうちに潜みあらわれているのかもしれない。なんてことを感じているのです。

自分のそんなところが、すこぶる嫌なのです。それが私のブルーに繋がっているのだと思います。

大人になった自身の発言は知らず知らずのうちに、マイノリティである若者に、これが「普通の正しい意見なのだよ!」と押し付けてしまっている気がするのです。それはそれは中身を伴っていない気がして、仕方がないのです。

普通の意見といいましたが、普通とは割合が高いものを言うでしょう。イチゴは90%以上は赤色ですが、中には白色もあります。ただ普通は赤色です。赤色が普通で、白色は普通じゃないのです。いい意味でも悪い意味でも。
各々の意見や考えは当たり前ですが、数の多さで正しいかどうかは決まりません。多くの人が言っていても間違いなんていくらでもありますし、逆もしかりです。
だから私は多数決が嫌いです。問答無用で少数派の意見が殺されてしまうからです。多数決は暴力だと思うのです。私は、自ら多数決を行う事はしません。何かを決める際には、話し合って全員が納得いく形をとります。家族で夜ご飯を決めるのも、多数決はとらないと決めています。ただし、誰かが多数決を取り出したら、それを止めることはしないくらいの空気は読めますが。

少し考えすぎくらいなのかもしれませんが、私はこの年になり、大人になった気がします。しかし、私の発言は多数によって薄くなってしまっているのです。

だから、私は”個”を大事にする考え方を常に念頭に置くように心がけています。

私も”個”であり、相手も”個”である

みんな違って、みんないい

これに尽きるのです。

その為にも、色々な人の思考を時代を跨いで知ることが大事だと思います。

やっぱり哲学書ですね、あとは歴史を学ぶこととかね。


そいじゃあ、また来ます。

読んでくれてありがとうございます。今の所好きなことしか書いてません。テーマをコメントに書いてくれたら、それについて書きます。その他のコメントも頂けたら嬉しいです。SNSで紹介してくれるとさらに嬉しいです!結局書いたら誰かに読まれたいってもんですからね私。