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帝○戦って何?

わからぬ。
日本プロ麻雀連盟中部本部が開催する帝鯱戦に参加しているのだが、アマ出場者は他地域の帝○戦にも参戦されている方もチラホラ。すごい行動力。
で、統一的に各地域で開催されているようだが細々と差異があって。

ざっくりは、
・日本プロ麻雀連盟主催のプロアマ混合タイトル戦
・帝王戦は、連盟のタイトル戦。グレード不明。
・各地方の連盟本部や支部で、帝を冠するプロアマリーグが行われている。帝王戦などの連盟タイトル戦への出場枠が与えられることも。
・連盟公式ルールが基本。ただし年2回開催の場合は一方がWRCルールのことも。
・1節は4回戦(4半荘)、1半荘は50分または55分+1局打ち切りが多い。

どれだけの地方があって、それぞれどう開催しているかよくわからないので、調べてみたい。

第1回帝王戦は開催済み

"第1期は各地方予選会、ロン2、麻雀格闘倶楽部、プロアマオープン競技会成績上位者、そして東京本部からは、故・小島武夫に縁の深いプロ達が選出された。"

https://www.ma-jan.or.jp/kenkou/honbu/convention/45180.html

"これは、全国で行われているプロアマリーグなどを予選とし、プロ連盟の地方本部支部8地区(北海道、東北、中部、関西、九州、北関東、北陸、静岡)から各地区プロ代表2名、アマチュア代表2名の計32名が、東京本部の代表プロ16名と、アマチュアの巣鴨道場代表、ロン2代表、麻雀格闘倶楽部代表合わせて16名、合計64名で争う今年度から新しく設立されたタイトル戦である。"

https://www.ma-jan.or.jp/kenkou/honbu/convention/45226.html

藤原隆弘プロが優勝。
第1回が2019年。そしてコロナ禍。
第2回が今年度なのだろう。
出場枠の割り振りはよくわからない。

次に興味の中心である地方を見てみる。

帝氷戦

日本プロ麻雀連盟北海道本部の主催。
第9期北海道プロアマリーグ。
予選は全6節。
決定戦は準決勝と決勝。
予選の上位8名で準決勝、ポイントリセットで1回戦勝負。
各卓上位2名勝ち抜け。
決勝は1回戦勝負。9/11。
名称のテニプリ感がすごい。

帝杜戦

日本プロ麻雀連盟東北本部の主催。
全5節+プレーオフ。
プレーオフ参加権利は4節以上の参加。
プレーオフ進出順位や対戦形式は不明。11/3。

帝緑戦/帝群戦

日本プロ麻雀連盟北関東支部の主催。
余談だが本部と支部の使い分けはよくわからない。
北関東はプロアマリーグが2つある。
①帝緑戦
公式ルール(前・両毛カップ太田プロアマリーグ)
②帝群戦
WRCルール(前・北関東プロアマリーグ)
帝王戦に繋がるのは、ルールから行くと帝緑戦か?
帝緑戦は、予選7節と準決勝、決勝。
4節以上参加、上位8名が準決勝権利。
決勝日は7/24と当初案内にあったが、帝群戦と被っているので変更されているのだろう。

https://twitter.com/jpl_kitakabtou/status/1512952586831527937?s=21&t=2dqLvbzk_ohee_FR87V5QQ

帝陸戦

日本プロ麻雀連盟北陸支部の主催。
予選は4節。
上位8名でのプレーオフ。
ポイント持ち越しで半荘3回、上位4名が決勝戦進出。
決勝戦はポイント持ち越しなしで4回戦。8/7。
なお北陸支部は支部のホームページがあり、レポートも充実している。

帝静戦

日本プロ麻雀連盟静岡支部の主催。
予選は5節。基本的にすべて出場の必要があり、不可の場合は予備日での消化が必要。
上位5名で決勝戦(6回戦)。8/28。
第4節時点の成績表で75名参戦の大所帯。

帝鯱戦

日本プロ麻雀連盟中部本部の主催。
10節(!)開催中5節の出場で決勝権利。
決勝戦の内容は不明、2023/1/14。
優勝者には帝王戦の本戦出場権利が与えられる。
LINEでの参加受付や各種連絡、ポスターの凝り様など、配慮と労力が見える。
筆者参戦中。

https://twitter.com/chuubu2/status/1510043323473424385?s=21&t=C7OhbM71MDFOoNu20acBXg

帝阪戦

関西本部。
第47期雀サクッ杯 関西プロアマリーグ 帝阪戦
が正式名称か。
雀サクッ杯、という冠もあり。スポンサーか。
5節開催。
3節以上の参加が必要。
おそらく第4節終了時点の上位4名が、第5節の決勝卓になるかと。8/14。
優勝者は王位戦の本戦権利のよう。帝王戦ではない。
過去開催を見るに年2回開催で、第47期は王位戦シードという理解。


帝四戦

四国支部の主催。
少し仕組みが異なり、予選は各県から参加でき、各5節の結果からファイナル進出者が決まる。
第1回は各県上位3名、それらを除いた全体上位8名、それらを除いた第5節上位3名がファイナル進出していた。第2回はわからない。
なお各県予選はそれぞれ帝高戦、帝愛戦、帝徳戦、帝香戦と県名を含んだ名称が付けられている。
少人数でも名称があると、帝○戦優勝しました!って言えるので、参加者は嬉しいのでは。

なお、帝四戦は
奇数回はWRCルール
偶数回は公式ルール
で実施の模様。

帝峡戦/帝豊戦

九州本部。
こちらも複数あって難しい。
九州リーグ、というのもプロアマ要素があるようなのだが、Aリーグはプロだけ、下位リーグはプロもアマも含んだ昇降級のあるリーグ戦なのかな。

で、帝峡戦。
山口プロアマリーグ(海峡リーグ)を前身とする。
予選5節で上位5名が決勝戦。
予選のポイントリセットの上、抜け番ありの5戦して、上位4名で最終戦で優勝者決定の流れ。


次に帝豊戦。
予選4節(開催は7節あり出場日を選べる、すごい)で上位8名でプレーオフ。
ポイント持ち越しで4回戦、トータルの上位4名が決勝進出。
決勝はポイントリセット4回戦。

すべてが帝王戦に繋がるわけではない

というわけで、明確に帝王戦に繋がっていると認識できたのは帝鯱戦だけ。
一旦帝の名前を冠したが、各地方それぞれこれまでの蓄積や文化もあるので、整備はまだまだこれから!ということかと。

各地方参戦されている方など、補足や訂正など頂けるとありがたいです。

おしまい。

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